夏休みの自由研究で押し花を作りたいと思っているお子さんもいますよね。ですが、お仕事をしているお母さんは、押し花を一緒に作る時間がなくて、困ってしまうこともあります。
そんなときは、簡単な押し花の作り方を知って、手間をかけずに押し花を作りましょう。
ここでは、簡単な押し花の作り方についてお伝えします。お子さんでも簡単に作ることはできますので、作り方を覚えて一緒に押し花を作りましょう。一緒に作業をすることで、親子で楽しい時間を過ごしてくださいね。
また、押し花を綺麗な状態で保つ方法についてもお伝えしますので、こちらも是非参考にしてみてください。
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押し花の簡単な作り方!電子レンジで押し花のしおりを作ろう
押し花でしおりを作るためには、
- 生花を摘み取る
- 生花の水分を抜いて乾燥させる
- しおりの土台に乾いた押し花を貼って完成させる
という、とても一日では完了させられない3つの工程が必要になります。
仕事の休みがないわけではないですが、この3つの工程を別日に取るのは、忙しいお母さんにとっては、なかなか難しいですよね。
「今度の休みに!」と言っても、待てないのが子ども…。できれば子どものやる気がある時に、付き合ってあげたいものですよね。
電子レンジで乾燥させた花をそのまま貼ることができるので、何日もかかる作業がたったの1日で完了します。
「押し花でしおりを作りたい!」という子どもと、「忙しくて何日もかけていられない!」というお母さんの思いが一致するのが、「電子レンジ」を使って作る押し花なのです。
簡単!押し花の作り方
それでは、用意するものと、作り方の手順を紹介します。
【用意するもの】
- 押し花にする生花(摘みたてのもの)
- ハサミ
- しおりの台紙(厚紙が可)
- キッチンペーパー2枚
- ダンボール2枚
- 輪ゴム
- ピンセット
- のり
- 電子レンジ
【事前準備】
生花は、乾燥したあとで形を変えることが出来ないので、事前にハサミでカットして花を開いたり、花びらの向きを調整するなどして、形を整えておきましょう。
【手順】
- 電子レンジの回転皿に収まるように、ダンボールをカットします。同じ大きさのものを2枚用意してください。
- ダンボール、キッチンペーパー、花、キッチンペーパ、ダンボールの順で重ねて、花を挟み、輪ゴムで固定します。
- 2を電子レンジに入れて、1分間加熱します。
- 上になっているダンボール、キッチンペーパーのみを取り外して、そのまま粗熱を取り、自然に冷めるまで待ちましょう。
- しおりの土台に、4で乾燥させた花を貼って、完成です。
電子レンジで押し花のしおりを作るときの作り方・簡単に作るためのポイント
せっかくの自由研究の作品ですから、仕上がりをきれいにしたいですね。
ここでは、ワンランクアップしたしおりの仕上げ方を紹介します。
時間のある方は、ぜひ参考にしてください。
加熱時間に注意
花の大きさや種類によっては、1分の加熱だと多すぎるものもあります。
花びらが薄かったり、小さかったりする花は、30~40秒程度の加熱で十分な場合があるので、焦げなどの失敗を避けるためにも、加熱時間は加減してください。
また、一度に沢山の花を加熱すると、乾燥が十分にできません。押し花にする花が多い場合には、数回に分けて加熱するようにしましょう。
乾燥時間を長くする
電子レンジを使うことによって、押し花を素早く乾燥させることができますが、花の中の水分が完全に抜けたかどうかは、花の種類によって異なります。
水分が残っていると、変色などの原因になることがあるので、時間がある方は室内で乾燥させる時間を少し多めにとってから貼り付けることをおすすめします。
ラミネートをする
のりで十分に接着可能ですが、擦れて花びらが欠けてしまったり、剥がれ落ちてしまったりすることがよくあります。
きれいな状態を保つためには、ラミネートをしたり、透明のテープなどで加工したりすると良いでしょう。
子供でも作れる簡単な押し花の作り方
「押し花の作り方を覚えて欲しい」と思うのであれば、正しい従来からの押し花の作り方を教えてあげるのも大切なことですよね。
- 「本当はこうやって作るんだよ」
- 「今回は時間がないから、電子レンジで作るからね」
と、事前に説明をしても良いですが、時間があるときにはぜひ一度、基本の作り方で押し花を作ってみて欲しいと思います。
乾燥までの時間はやはりかかりますが、花の水分が抜けていく様子を毎日観察することもできるので、子どもにとっては良い経験になるはずです。
基本の押し花の作り方
【用意するもの】
- 花
- 新聞紙
- キッチンペーパー
- 図鑑などの厚くて重い本を数冊
- ピンセット
【事前準備】
生花は、事前にハサミでカットして花を開いたり、花びらの向きを調整するなどして、形を整えておきましょう。
【手順】
- 新聞紙とキッチンペーパーを組み合わせた物を2セット用意し、間に花を挟みます。
- 1の上に図鑑を数冊積んで置き、重石代わりにします。
- 毎日一回、上下の新聞紙を取り替えましょう。(キッチンペーパーはそのままです。)
- キッチンペーパーが湿らなくなったら、花が乾燥したということです。ゆっくりキッチンペーパーを剥がして、花を取り出しましょう。
押し花の綺麗を保つ方法は?簡単な工夫で綺麗な押し花を
押し花の作り方がわかった子どもは、飽きるまで押し花作りを繰り返すでしょう。
見た目がきれいな押し花は、いくつ作っても楽しめますし、どんな作品にも相性が良いです。
思い付いた時に、作っておいた押し花をサッと取り出せるように、押し花を保存しておく方法を紹介します。
押し花にする花は、新鮮なものを使う
花の色あせを防ぐためにも、きれいに咲いている花を選んで摘みましょう。
枯れかかっている花は変色の原因にもなるので、押し花には向きません。
乾燥剤を入れて保存しよう
ジッパー付きの保存袋に、乾燥剤を入れて押し花を保存すると、きれいな状態をキープしたまま保存することが可能です。
乾燥剤は、100均でも購入できますし、新しいものであればお菓子に入っているものを再利用することも可能です。
アイロンを使って押し花を作ろう!アイロンで簡単押し花作り
小さな子どもには扱いが難しかもしれませんが、「アイロン」を使った高速押し花作りもおすすめです。
アイロンで作る簡単押し花の作り方
【用意するもの】
- 花
- キッチンペーパー
- 新聞紙
- アイロン
- アイロン台
【事前準備】
生花は、事前にハサミでカットして花を開いたり、花びらの向きを調整するなどして、形を整えておきましょう。
【手順】
- アイロン台の上に新聞紙、キッチンペーパー、花、キッチンペーパー、新聞紙の順で重ねます。
- 温度を低温に設定したアイロンを、新聞紙の上から掛けます。
- 同じ場所に熱が当たり続けないように、掛けて離す、掛けて離す…と数回繰り返したら、上下の新聞紙を外して、そのまま自然に熱が冷めるのを待ちましょう。
- キッチンペーパーをゆっくり剥がして花を取り出したら完成です。