ナスを使った離乳食・後期食に作ってあげたいおすすめレシピ

ナスは熱を加えるとトロトロの状態になるので調理もしやすく、離乳食・後期食にもおすすめな食材です。

ですがアクもありますので、食べさせるときにはアク抜きをする、皮をむくなど下ごしらえをしてから食べさせてあげましょう。

早速ナスを使った、離乳食の後期食におすすめなレシピを紹介します。
一品でご飯になるメニューや、おかずとしてもおいしいメニューの作り方とコツをお届けします。

お子様も喜んで食べてくれるナスのレシピをご覧ください。

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離乳食の後期食に食べたいナスを使ったご飯のレシピ

離乳食も後期を迎える生後9~11ヶ月の頃には、多くの食材、調味料を使用した食事が作れるようになるので、作る側のママも、食べる側のお子さんも、食事がとても楽しい時間になりますね。

手づかみも始まり、食べさせることが大変になってくる離乳食の後期食を用意する時に良い調理法の一つが、ご飯を丼ものにすること。
おかずは赤ちゃんに手づかみで食べてもらって、ご飯はママが「あーん」してあげると、お子さんも満足に食べられますし、食べさせる側の後片付けも楽になりますね。

ナスカレー

皮を剥いてアク抜きをしたナス、玉ねぎ、皮と種を取り除いたトマトを細かく切ってフライパンで炒め、小麦粉を全体に振って馴染ませたら、水を入れてとろみをつけ、醤油、ソースで味をつけましょう。
カレー粉やスパイスは一切使っていないので、まだ食べられないはずのカレーも、この時期に提供することができます。

コーンやかぼちゃなど野菜の量を増やせば、食べごたえも栄養もアップしますよ。

ナスとそぼろのあんかけ丼

皮を剥いてアクを抜いたナスと玉ねぎはみじん切りにし、下茹でした豚ひき肉と一緒に水、醤油で柔らかくなるまで煮込んで、水溶き片栗粉でとろみをつければ、あんの完成です。

ご飯に掛けて食べれば、ポロポロとしたひき肉の食感が苦手なお子さんも、とろみで自然と食べやすくなるので、赤ちゃんもペロリと完食してくれるはずです。

離乳食・後期食におすすめナスと豆腐のレシピ

ナスを使った料理で私が好きなのはナスのお味噌汁なのですが、味噌汁は子どもも大好きなメニューですよね。

定番のナスの味噌汁を食べさせるには、後期食の時期にはまだ少し早いので、汁を醤油で薄味にして、美味しいナスのお汁を作りましょう。

ナスと豆腐のお汁

皮を剥いてアクを取ったナスは小さく切って、だし汁で柔らかくなるまで煮込み、豆腐、醤油数滴で味をととのえるだけで完成です。

野菜たっぷり!ナスと豆腐の味噌煮炒め

皮を剥いてアクを取ったナス、人参、玉ねぎを柔らかくなるまで煮てザルに上げておきます。

フライパンに茹でた野菜、豆腐を入れて軽く炒めたら、少量の醤油、みりん、味噌で炒め、水溶き片栗粉でとろみを付けたら完成です。

離乳食の後期食に食べさせたいナスのおかず

ナスの定番おかずといえば、「ナスの煮浸し」ですが、赤ちゃんにもこのトロトロとしたナス食感をぜひ楽しんでもらいたいもの。
上手にカミカミできるお子さんには、少し大きめにカットしたナスがジュワッととろける感覚を楽しんでもらえるおかずを用意してみましょう。

ナスのおかか和え

皮を剥いてアクを取ったナスを一口サイズにカットし、耐熱皿に乗せてレンジで1分加熱します。

フライパンに少量の油を引き、柔らかくなったナスをサラッと炒めたら、鰹節を少量まぶして完成です。

ナスとキュウリの胡麻和え

ナスと球威の皮を剥いて一口サイズにカットしたら、耐熱皿に乗せてだし汁を掛け、レンジで2分加熱します。まだ温かいナスとキュウリに、醤油少々とすりゴマを合わせて、冷蔵庫で冷やして完成です。

ナスのおかか和えも胡麻和えも、大人用と一緒に作って味付けのみを変えて作れば、大人と子どもが一緒に食べられるおかずが完成します!
同じメニューで食卓を囲めると、家族みんなで「美味しい!」を共有できて嬉しいですね。

離乳食におすすめ、ナスと合う食材と食べさせる時の注意点

最初に紹介したナスとトマトを使ったカレーやそぼろ丼のように、ナスには、「トマト」「豚肉」などの食べ合わせの良い食材が存在します。

食べ合わせの良い食材と組み合わせることで、たくさんの調味料を使わずとも薄味でも美味しい味付けで調理が出来ますし、ナスが苦手なお子さんでも食べ合わせの良さから、美味しく食べられるなどの効果もありますので、初めての食材、苦手な食材を食べさせる際には、相性の良い食材を意識してみると良いでしょう。

アレルギーを起こす心配が少ないと言われているナスではありますが、ごくまれにアレルギー反応が起こる場合があるようなので、初めてナスを与えるときには、大量に食べさせるのではなく、スプーン1杯程度からはじめて、様子を見ながら食べる量を増やしていきましょう。

大人には柔らかく感じるナスの皮は離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにとってはまだ固い

苦味やエグミの原因になるアクもあるため、調理前には、ナスの皮むきと、水にさらしてのアク抜きを忘れないようにしましょう。
後期食を食べることには皮がついていても気にせず食べられる赤ちゃんも多くなってきますが、これも様子を見ながら、赤ちゃんが食感を気にする様子があれば、取り除いてあげた方が良いでしょう。

離乳食でナスを食べる時のかたさや大きさなどを確認

ナスを使った離乳食を紹介する中で、「アクを抜く」「皮を剥く」「小さくカットする」「柔らかく煮る」などのポイントはいくつか紹介してきました。

赤ちゃんの離乳食は初期から完了期まであり、その段階毎に食べられる食材、大きさ、固さなどが異なることは、離乳食後期を迎えたお子さんのママであればすでにご存じのことと思いますが、「後期食だから7mm角食べられるはず!」「1cm角にそろそろステップアップしないと!」などと、お子さんの月齢や離乳食時期に無理に惑わされる必要はなく、大切なのは、お子さん一人ひとりの状態を確認しながら固さや大きさを変えていくということです。

離乳食後期のナスの大きさの目安は5mm~7mm角

固さは指で簡単に潰れる程度になりますが、離乳食を始めた時期や進み具合によっては、5mm角が大きすぎる子もいれば1cm角でも食べられる子もいますし、皮があると飲み込めない子もいれば、皮付きでも大丈夫な子もいますので、焦らずゆっくり、お子さんの状態を観察しながら離乳食を進めていきましょう。