大根を使った離乳食中期の料理、下ごしらえや冷凍方法もご紹介

離乳食が始まると、その時期によって調理方法や食材を変えていく必要があります。離乳食の初期から食べさせることができる大根も、中期では柔らかさや、切り方にも違いがでてきます。

ここでは離乳食中期にぴったりな大根の調理方法、下ごしらえや便利な冷凍方法についてもご紹介をいたします。

食感が変わった大根を食べない場合は、柔らさなど見直して、焦らずに成長にあわせて離乳食を進めてください。

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離乳食中期にぴったりな大根の硬さや切り方について

大根はアレルギー物質が含まれておらず、味に癖がないこと、また大根の食感など、離乳食にとっても役立つ食材です。

大根を使った離乳食を作って赤ちゃんを喜ばせてあげましょう。

大根の硬さ

離乳食中期ですと、赤ちゃんは下の歯が生えていたり、歯茎で噛む力がある程度あります。
柔らかさに気をつければ固形でも食べられる子が増えてきます。

離乳食中期に大根を使う場合は、歯茎で噛み砕ける柔らかさ、指で簡単に潰せる柔らかさにしてあげましょう。
赤ちゃんはその食感が気に入って食べてくれますよ。

大根の切り方

この頃の赤ちゃんが食材を自分で掴んで食べることを覚えます。

細かく切るよりもイチョウ切りや細長く切るなど手で持てるような大きさに切ってあげると、赤ちゃんの発育にも効果的でしょう。

まだ自分で手で掴んで食べない赤ちゃんは細かく刻んで、さらにとろみをつけてあげると食べさせやすくなります。

大根が辛い場合やアクが強い場合には下茹でして調理してあげると食べやすいですよ。

離乳食中期の定番は煮物!大根の煮物のポイント

離乳食中期の定番は煮物!

大人でも大好きな大根の煮物は子供の離乳食にもよく使えます。
だからといって、大人が食べるもののように、しっかり味付けをしてしまっては赤ちゃんが濃い味に慣れてしまい、薄い味の離乳食を嫌がってしまう可能性があるのです。

赤ちゃんの味覚能力は意外にもとても優れているんですよ。

大人用にしっかり味付けする前に離乳食用の大根を取り分けます。
取り分けたら薄味に味付けをして、さらに片栗粉でとろみをつけてあげます。

そうすることで薄味でも、味がついたとろみが大根に絡んで、赤ちゃんを満足させることができます。

この時期はとにかく、赤ちゃんが食べやすいように、そして食べさせやすいように、なにかととろみをつけると食事の時間も楽になりますよ。

私はよく、お味噌汁の大根を使い、汁は上澄みを。
それにとろみをつけて食べさせていました。

離乳食中期でも大根を食べない場合はすりおろしメニューで対応

赤ちゃんでも好き嫌いがあります。
固形の大根の食感や味が嫌がって食べない場合には、調理法を変えましょう。

大根はすりおろす

すりおろした大根をお味噌汁と混ぜたり、白身魚と煮るなど様々な調理法があります。
すりおろすことで、味付けがしっかりするので、赤ちゃんも食べやすうなるでしょう。

赤ちゃんは食べムラがあります。

今まで食べていたのに、突然食べなくなった…そしてまた食べる。

離乳食を毎日3食作るお母さんにとっては大変なことですが、同じ食材でも変わった切り方、味付け、食材の組み合わせなど工夫をしてこの時期を乗り切りましょう。

赤ちゃんの性格や好き嫌いによって、離乳食中期の離乳食作りが、スムーズに行く人、工夫すれば改善される人、どうやっても苦労する人、様々です。

主婦はみんな乗り越えて今があります。
大変な時期ですが、赤ちゃんの味覚や発達にとても大切な時期です。ネットや本、ママ友からの情報などを頼りながら、頑張ってくださいね。

主食に大根やいろいろな具材を混ぜ込む方法も手軽でおすすめ

離乳食に新しく使う食材は最初は単体で食べさせることが基本です。
なぜなら、好き嫌いやアレルギー反応などがないか確かめるためです。

離乳食中期なら、もうすでに大根はOK食材でしょう。
大根単体よりも、多くの食材を混ぜて赤ちゃんの健康を心がけてあげると良いですね。

大根を使ったレシピ

  • 雑炊
  • うどん
  • 煮物
  • 味噌汁

離乳食に可能な食材は小さいうちから慣らしておくと、離乳食後期やその後に食べ物の好き嫌いで困ることも少ないかもしれません。

と言いつつも、そうとは言い切れない部分があります。

私も子供が小さいうちは好き嫌いしないように、健康でいられるように離乳食作りや健康に良い食材の使用に気を使ってきました。
ですが、小学生になった今、上の子はお肉をいっさい食べません。
下の子は生野菜嫌い。あの時の苦労はいったい…ですが、それがあってこそ、ここまで健康に育ってくれたんだと自負しています。

このような現実もありますが、これもまた成長過程の一時と思い、また工夫の日々を過ごしております。

今後どうであれ、食があってこそ子供は発達します。
大根に色々混ぜ込んで作ることは健康面にも良いし、離乳食作りの手間削減にもなり一石二鳥なのでおすすめです。

離乳食に大活躍!大根の冷凍保存

大根を冷凍保存することに驚く方もいるでしょう。
大根は冷凍保存が可能な食材です。

調理した大根でも、切って生のままでも、すりおろしも冷凍できます。
  • 調理した大根を冷凍すると味が染みてより柔らかく美味しくなる
  • 切った生のままの大根は茹で時間を大幅に削減できる
  • するおろしたり、細かく刻んだ大根は製氷皿に入れると無駄なく解凍できる
赤ちゃんが食べる1食分の離乳食作りは大変です。
多めに作り冷凍したり、すぐ調理できるように切って冷凍したり、工夫しながら大根を有効活用していきましょう。