赤ちゃんの離乳食は10倍粥からスタートします。一食分の10倍粥を毎回作るのはママの負担になることもあります。そんなときは、炊飯器を使って離乳食の10倍粥を作ることで、調理を簡単にしてみましょう。
ここでは、炊飯器を使って米から作る10倍粥の作り方についてお伝えします。炊飯器を上手に活用して、赤ちゃんの離乳食をスムーズに進めましょう。
また、冷凍方法や解凍方法・アレンジレシピについてもご紹介します。こちらも是非参考にしてみてください。
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10倍粥を米から作ろう!炊飯器のおかゆモードで作る作り方
離乳食は10倍粥からスタートしますが、その量も始めは小さじ1杯からと少量ずつ。
小さじ1杯の10倍粥を作る程度であれば、毎食の調理もそれほど大変ではないのですが、徐々に10倍粥の1回量も増えてきますし、それだではなく野菜などのおかずも追加していかなければならないので、食事量が増えるにしたがって毎食お粥を炊くのが面倒になってきてしまいます。
炊飯器でまとめて炊いて冷凍保存が便利
しかも、炊いたご飯から作るお粥よりも、米から作るお粥の方がウンと美味しいので、これまでご飯からお粥を作っていたママにも、ぜひ米から作る10倍粥の味を試してみて欲しいです。
- 炊飯器に研いだ米50gと水500mlを入れたら、30分ほど放置して吸水させます。
- お粥コースのスイッチをセットして炊き上げ、出来たら熱いうちにブレンダーで潰して完成です。
ブレンダーがあれば、すり鉢での作業が必要ないので、大量の10倍粥もあっという間に調理できて楽ちんですがブレンダーがない場合はすり鉢やこし器を使ってこすことができるのでご安心を!
10倍粥を米から作る作り方・家族のご飯と一緒に炊飯器で作ろう
米50gで10倍粥を作ると、大量の10倍粥が出来上がってしまうので、離乳食を始めたばかりの初期の赤ちゃん用には量が多すぎて、使用期限の1週間を軽く越えてしまうほどの量が出来上がってしまいます。
10倍粥を始めたばかりの赤ちゃんのお粥の作り方
作り方
- 大人用にセットした米の中央に、湯のみ茶碗などの耐熱容器を入れます。
- 米小さじ2杯と水100mlを耐熱容器に入れます。
- 通常通りの炊飯を行います。
大人が食べるお米と一緒に炊飯するだけで、炊きあがったらブレンダーで混ぜれば簡単に小さじ9杯分程度の10倍粥が炊けるので、白米と10倍粥が一緒に炊ける一石二鳥の調理法です。
食べる量が増えてきたら、10倍粥のみを炊飯器で作って冷凍するのも良いですし、毎日お米を炊く家庭であれば、毎回10倍粥作りも一緒にすれば炊きたてのお粥を赤ちゃんに用意してあげられますので、10倍粥を作るときの気分次第でお好きな調理方法をお試し下さい!
炊飯器で米からまとめて作った10倍粥の冷凍と解凍方法
炊飯器でまとめて作った10倍粥は、そのまま冷蔵庫に入れて保存するのではなく、冷凍保存することで1週間ほどの長期保存が可能になり、離乳食準備の時間も大幅に省けるので、離乳食時期に合わせた量を1食分ずつ計量して蓋付きの製氷皿や離乳食専用の小分けパック、冷凍保存用タッパーなどに入れて冷凍しておきましょう。
解凍する時には、耐熱容器に入れてラップを掛けて電子レンジで加熱しますが、凍った10倍粥をそのまま解凍すると、仕上がりがモタモタとしてしまうので、加熱前に小さじ1杯程度の水を回しかけておくか、加熱後に湯冷ましを混ぜるかして、作りたての10倍粥のトロトロとした状態で赤ちゃんに食べさせてあげましょう。
離乳食を冷凍保存するときのポイントと注意点
10倍粥を冷凍保存することで、楽に離乳食準備ができるようになりますが、冷凍することによって食材の中に菌が入り込んでしまったり、保存方法によっては衛生状態が悪くなってしまったりすることがありますので、赤ちゃんの健康を害してしまわないように、冷凍した10倍粥の扱いには注意しましょう。
10倍粥は清潔なスプーンで小分けにする
10倍粥の味見をしたスプーン、赤ちゃんが使ったスプーンなど、唾液や雑菌がついたスプーンを使用して10倍粥を取り分けるのはやめましょう。
必ず洗って清潔に保管されているスプーンを使用するようにし、赤ちゃんが食べかけのお粥なども冷凍しないように注意して下さいね。
急速冷凍する
炊きあがったばかりの熱々の10倍粥は、できれば熱々の状態のまま冷凍庫に入れて急速冷凍するのがおすすめですが、冷凍庫によっては粗熱をとってから入れないといけないものもあるでしょうから、そのような場合には氷水や保冷剤などを当てながらお粥の温度を急速に冷まして、菌の繁殖が始まる40度程度の温度を長く与えないようにし、できるだけ早く冷凍処理を行って下さい。
1食分ずつを冷凍する
先程も紹介したとおり、作った10倍粥は1食分ずつを冷凍するようにし、解凍後は食べきること、10倍粥の再冷凍、再加熱を繰り返すのは絶対にやめて下さい。
冷凍した10倍粥は熱々に加熱する
10倍粥を赤ちゃんに食べさせる時には、人肌程度の温度に冷ましてから与えますが、だからと言って電子レンジでぬるく解凍してはいけません。
10倍粥のアレンジレシピ!赤ちゃんに美味しい離乳食を作ろう
10倍粥を楽しめるようになった、離乳食開始15日目頃からは、いろいろな食材をお粥にプラスしていくことができます。
水の代わりに、野菜を茹でた時に出た野菜汁で10倍粥を炊けば、野菜の旨みがギュッとつまった10倍粥になるので栄養満点ですし、離乳食初期から食べられる「人参」「カボチャ」「ほうれん草」「サツマイモ」「とうもろこし」などの野菜をすり潰してお粥と混ぜてあげると喜んで食べたり、逆に嫌がる素振りが見られたりして、我が子の好き嫌いの把握に役立ちます。
お湯で溶いた「きなこ」を混ぜるきなこ粥や、「粉ミルク」を混ぜたミルク粥は、サツマイモ粥、とうもろこし粥同様甘い風味を好む赤ちゃんが多いですし、塩抜きしてすり潰した「しらす」を混ぜるしらす粥は、初めて口にする魚類なので、母としても食べる我が子の様子をじっくり観察したくなるものです。