「栄養たっぷりの野菜を赤ちゃんに食べてもらいたい」と考えているママもいるのではないでしょうか。ほうれん草は離乳食初期から赤ちゃんが食べることのできる野菜で、冷凍保存も可能です。
ここでは、ほうれん草使った赤ちゃんの離乳食についてお伝えします。保存方法や調理方法・ほうれん草の選び方についてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
大切な赤ちゃんのために、愛情たっぷりの離乳食を作ってあげてください。
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ほうれん草は離乳食初期から赤ちゃんが食べられる野菜!冷凍保存もできる
離乳食が始まっておかゆが上手にごっくんできるようになり、他の野菜を試してみるような頃になると、柔らかく煮てすりつぶしたほうれん草の葉を食べることができるようになります。
ほうれん草の茎には繊維質が多いため離乳食がすすんでから柔らかく煮て与えること
また、ほうれん草のえぐみの原因のシュウ酸が葉の表面に白い粉のように付いているので、葉も流水でよく洗い流します。
初期の離乳食では葉の先の柔らかい部分だけを使います。
茹でたほうれん草の葉先だけを切り取って分け、残りは大人が美味しくいただきましょう。
離乳食に便利!冷凍ほうれん草の作り方
お湯を沸かして柔らかくなるまで数分煮たら取り出し、水にさらしてアクを抜き、取り出して手で水を絞ります。
茎を切り落とし、柔らかい葉の部分だけ残したら小分けにしてラップで包み、さらに乾燥しないように冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。
ミキサーがあれば、茹でたほうれん草の葉をミキサーにかけて細かくペースト状にして、乾燥しにくい蓋つきの製氷皿に入れてキューブ状に凍らせてから取り出し、冷凍用の保存袋に入れて保存します。
1個ずつ取り出せばすりおろす手間が省けるので、他の食材と合わせながらうまく活用してみて下さい。
離乳食初期からOK!冷凍ほうれん草を使った離乳食レシピ
アレルギーがないことを確認したら、えぐみが気にならないように他の食材と合わせて美味しく料理して食べさせてあげましょう。
ほうれん草と相性のいいおかゆや豆腐、カボチャやにんじんなどの野菜と合わせることが多いですが、赤ちゃんが飽きずに食べられて順調に離乳食が進められるようなレシピをご紹介します。
バナナ+ほうれん草の簡単離乳食
- バナナが食べられるようになったら、バナナを一口大切り取ってすりおろしたほうれん草と小さじ1杯程度の水を加えてラップをかけ、電子レンジで30秒ほど加熱します。
- バナナをしっかりと潰したら、飲み込みやすいように湯冷ましで伸ばしてください。
バナナとほうれん草の栄養たっぷりの離乳食ができあがります。
ほうれん草に合う食材
離乳食初期の頃はおかゆと混ぜてほうれん草がゆにすることが多いですが、離乳食がすすんでくるとしらすやタラなどの魚と混ぜて食べさせるのも、相性が良くておすすめです。
粉ミルクとすりおろしたほうれん草を合わせて温め、ミルクスープにするのもおすすめです。
他の野菜を加えるともっと栄養価の高いスープになりますし、ほうれん草に残っているえぐみでほうれん草を嫌がる赤ちゃんでもミルクと合わせることで食べてくれやすくなります。
トウモロコシが食べられるようになったら、すりおろしたトウモロコシと合わせると、トウモロコシの甘みでほうれん草のえぐみを感じにくいので、ほうれん草が苦手な赤ちゃんも食べてくれるでしょう。
冷凍ほうれん草で作る離乳食・赤ちゃんにスープを作ろう
冷凍ホウレンソウを使った離乳食にはスープもおすすめなので、赤ちゃんが食べやすいじゃがいものスープをご紹介します。
- たわしなどを使って水でよく洗ったじゃがいもの皮を厚めにむいて芽を取り、火が通りやすいように小さく切ってから水で洗います。
- 洗った水分を残したまま1~2片を耐熱容器に入れてラップをかけ、簡単につぶせるくらい柔らかくなるまで電子レンジで加熱します。
- よく潰して湯冷ましを少し加えて裏ごしし、冷凍ホウレンソウをすりおろしながら加えて混ぜ、もう一度ラップをかけて電子レンジで30秒ほど加熱します。
- 湯冷ましで伸ばし、冷ましてから赤ちゃんに食べさせてあげましょう。
とろとろスープを食べる離乳食初期の赤ちゃんの離乳食には味付けは必要ありません。
物足りないかなと思っても、野菜本来の味を覚えてもらえる大切な時期なので、そのまま与えましょう。
離乳食に使用するほうれん草の選び方・使い方
ほうれん草を離乳食で与える時には必ず、一番最初は茹でたほうれん草の葉をすりおろしたものを、単体で与えてください。
アレルギーが無いかを確認してから、他の食材と合わせて与えるといいでしょう。
おかゆや豆腐との相性がいいので、まずはおかゆや豆腐と混ぜることをおすすめします。
赤ちゃんの離乳食に使うほうれん草は大人が食べるほうれん草よりも茹で時間を長くして、より柔らかくなるように茹でます。
茹でる前にはほうれん草の隙間の土と葉に付いたシュウ酸の粉をしっかり洗い流すことが大切です。