子供を機嫌よく起こす方法をご紹介、騙されたと思ってお試しを

朝子供がなかなか起きないし、起こそうとすると機嫌が悪くて疲れる…という保護者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子供を機嫌よく起こす方法についてご紹介したいと思います。
どれも難しくありませんし、すぐにできる方法ばかりです。明日からでも一度試してみては?
方法を試す前に一度見直して欲しいのが睡眠時間です。睡眠が十分足りているかもチェクしましょう。

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朝なかなか起きない子供を機嫌よく起こす方法

朝は、ほとんどの人が一日の中で慌ただしく過ごす時間帯です。

学校や会社の準備、それに家事をしたりなど、短い時間の間にすることがびっしりあって時間と格闘している人も多いでしょう。

起きる時間を早くすれば良いという簡単な話ですが、日々の疲れも溜まって、家を出る時間を逆算してギリギリまで寝ていたいという人もいるのでは?

さらに、子どもがいると子どもを起こして着替えさせ、ご飯を食べさせるなど、やることがますます増えて、否応なしに時間が削られてしまいます。

子どももすんなり起きてくれれば良いですが、すぐには起きてくれないお子さんも多いですよね。

うちの5歳の息子も、少し前までは寝起きが良くなく、起こしてから完全に目が覚めるまでには5~10分はかかるので、目覚ましを早めにセットしていました。

急に寒くなった日などは起こしても布団から少し顔を出す程度で、何かしら言い訳をして起きてくれませでした。

起きても機嫌がよろしくなく、着替えもしないでダラダラしているので、なんとかスッキリ起こす方法はないかと調べてみました。

子供には「早寝早起き」がもっとも効率的

寝起きを良くするためには、寝起きが悪い原因を知ることが必要です。

ほとんどの場合、寝起きが悪いのは”寝る時間”が関係しています。

人間の体には、体内時計があり、目覚ましなどを使わなくても決まった時間に起きることが出来ます。

ただし、これは生活のリズムが確立していることが前提です。

いつも遅くまで起きていたり、寝る時間がバラバラだったりすると、体内時計も狂ってしまうからです。

睡眠の質も関係している

いくら早く寝ても、眠りが浅いと睡眠時間が充分に取れません。

眠りが浅くなる原因は色々ありますが、寝る少し前まで食事を摂っていたり、スマホやテレビを見ていると、消化が不十分だったり、目が冴えてしまってしっかりとした睡眠を取ることが難しくなります。

早寝早起きを心がけると、自然に朝スッキリ目覚めることが出来るようになります。

朝日を入れて好きな曲をかけて子供を起こす方法もおすすめ

好きな曲をかけて気持ちよく起こす

目覚し時計の機械音は、一瞬で目覚めるような特徴的な音ですよね。

でも、慣れてくると、一旦止めて数分後に鳴る”スムース機能”を使って、結局「ちょっと寝」を繰り返してしまうことも。

そこで、これはいいかも!と思ったのが、子どもが好きな音楽を目覚まし時計代わりにするという方法です。

ちょうど子どもがハマっている歌があり、家で何度も歌っているので、スマホにダウンロードして目覚まし音に設定してみました。

すると、音量が控えめだったせいか、一回目ではまったく気が付いてくれず、2回目には、別のスピーカーからやや大きめな音で流してみたところ、「え?何?どこから聞こえる?」と飛び起きてくれました!起きたばかりにも関わらず、サングラスまでかけてパジャマ姿でノリノリで歌っていました。

数回この方法を繰り返すうちに、やはり音に慣れてしまったのか、最初のように飛び起きるということはあまりありませんが、それでも、目覚し時計を使うよりは機嫌よく起きてくれるので、おすすめの方法です。

さらに、起きる時間か少し前にカーテンを開けて、室内に太陽の光を入れることで、体が”朝”ということを認識し、目覚めると言われています。

曲をかける方法に合わせて、日の光を入れてみることもおすすめです。

目覚まし時計を使って子供を起こす方法とポイント

目覚まし時計は音量を調整出来るものがおすすめ

我が家の場合、夫の出勤時間が早朝なので、私はお弁当作りのため、一旦4時に起きてお弁当を作るのが平日の日課です。

お弁当を作り終わるとそのまま起きていれば良いのですが、やはり朝早すぎるので、大体は6時半くらいまで2度寝してしまいます。

2度寝した時の寝覚めは、熟睡からの寝覚めよりも眠りが浅いので、しっかり起きるために目覚ましの音量をやや大きめに設定していますが、一度最大音量で目覚ましを設定した時、子供が飛び起きてしまったことがあります。

音量が大きすぎるのは、脳に響くので子供を起こす時には、音の大きさを変えられる目覚まし時計を選ぶこともポイントです。

さらに、起こしたい時間にセットするのではなく、起こしたい時間の10分ほど前に小さめの音量でセットして、徐々に目覚めさせる方法が寝起きも良く起きられる方法です。

子供を起こす時にやりがちな間違った方法

無理やり起こしても寝起きは良くならない

余裕のない朝に、なかなか起きない子どもに対し、大きな声を出したり、体をゆすったりして起こしたことのある親御さんは少なくないのではないでしょうか。

子どもが起きてくれないことには、やることが全部後ろ倒しになってしまい、自分の準備も遅れてしまいます。

そのため、ついついアラワザを使って起こした方が早いと行動してしまう人は多いようです。

でも、この方法は子どもにとっては良い方法とは言えません。

なぜなら、これでは体や脳が寝ている状態のところを無理やり起こした状態に過ぎないからです。

理想的なのは、脳と体を緩やかに目覚めさせることです。子どもにとって適切な方法で起こすことは、その日一日を気持ちよく過ごせるかどうかに関わる大切なことなのです。

なんといっても十分な睡眠が大切、睡眠が足りていれば子供は自然に起きられる

1回や2回の早寝早起きは出来ない

早く寝れば、早く起きられる。

スッキリ目覚めるためには、そんな短絡的な話ではありません。

もちろん、早く寝ることも、早く起きるためには必要ですが、ピンポイント的に早く寝たとしても、次の日に早く目覚められるとは限りません。

大切なことは、習慣です。

一日だけや、数回早寝したら早起きになるという訳ではありません。

早く寝る習慣をつけ、充分で質の良い睡眠を取ることで、生活のリズムが整い、早起きが無理なく出来るようになるのです。