「親がウザい」ことから始まる親と子のケンカ。
親になったあなたも思春期の頃を思い返せば、きっと今と同じことがあったのではないでしょうか。
思春期によくあることだと頭では理解していても、いざ子供から「ウザい」と言われてしまうと、思わず声を荒げてしまうと思います。
そこで、親がウザいとケンカになる原因と思春期の子供との向き合い方について考えてみました。
ケンカになるからと逃げたくもなりますが、子供としっかり向き合うことが大切です。
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思春期の子供とケンカになる原因は、親がついしてしまうウザいセリフかも
思春期の子供を持つ親は、子供との向き合い方に頭を抱えてしまうこともしばしばあるでしょう。
物事の区別や判断ができながらも心のコントロールが難しく様々な葛藤があるのです。
親が子供のために言うセリフも全て「ウザい」のなにものでもないのです。
こんなことを親に面と向かって言えてしまうのも、親に対する甘えでもあります。
そんな子供は今成長過程にいます。
どんな子供も親も通る道ですので、子供を信じて見守ってあげてください。
とは言え、親も子供が思春期という時期を理解しているはずなのに子供の心ない発言や、親の気持ちを分かってもらえない歯がゆさからついついカッとしてしまうものですよね。
思春期の子供と親のケンカはある一定の時期は耐えません。
「なんでうちだけ…」と悩んでいる親がいましたら、あなただけではありません。
どの家庭の思春期の子供とその親はケンカばかりでお互いにモヤモヤとした日々を送っているのです。
子供の行動にあまり多くは口出しをせずに見守ってあげることしかできない親もまた葛藤ですよね。
ウザいと言われても言わずにいられない、親と子のケンカに多い3つの原因
親も子供の頃、必ず思春期があったはずで親と幾度となくケンカをしてきたという人も少なくないでしょう。
親と子がケンカとなる原因
- 心無い言動
思春期の子供は親に心ない言動をします。
それは本当に心の底から言っているのかというと、そうではありません。
子供は親に口答えや反抗するだけ、まだ甘えているのです。
しかし、親はそんな子供を理解しつつも真っ向勝負かのように突っかかってしまうのです。 - 勉強について
親は子供の将来を心配します。
進級や進学のために勉強は必要不可欠なことです。
親はそんな思春期の子供に多くを望みません。
ただ進級進学できるように学校の最低限の勉強をすることを望んでいますが、それが上手く子供には伝わりません。
「勉強しなさい」という言葉さえウザいのです。 - スマホ
スマホ機能の発達やアプリの普及により子供が勉強もせず、親の話に耳も傾けず、何もせずにスマホを見ていると、怒りがこみ上げてくる親も多いでしょう。
小さいうちは親が制限かけられるスマホですが思春期にもなると親の言う通りにはいきませんね。
精神的自立が親には必要、そうしなければ子供からウザいと言われケンカになるのは必須
思春期の子供と親がケンカしてしまうのは、こんなことも原因として挙げられます。
親が子供に依存してしまっている場合、親は子供から精神的自立ができていないため知らず知らずに自分の思い通りになるよう子供をコントロールしようとする傾向があります。
子供と親がこのような関係でこれまで上手くやってこれたのは子供が小さかったから、それに過ぎません。
子供は成長と共に様々な感情が芽生えます。
子供が思春期という時期に親が子供からの精神的自立ができているかできていないかは浮き彫りとなってしまうケースが多いのです。
親が精神的自立をすることで子供を客観視することができ、子供の意見に耳を傾けやすくなります。
そうでなければ、いつまでたってもケンカは絶えず、親の方が精神的に病んでしまいます。
自分が子供から精神的自立ができていないと感じたら、まずは子供のためにも精神的自立を試みましょう。
そうすることで子供の「ウザい」発言にも柔軟に対応しやすくなりますよ。
子供とケンカをして傷つけてしまった時に親としてできること
してしまった親の心もまた葛藤でしょう。
こんな時子供にどんな対応して良いかわからない親も多いです。
子供とのケンカで傷つけてしまった時
- ごまかすことなく謝る
子供だからと言ってごまかしたり、ないことにしてしまったりする方も多いです。
しかし、これはあまり良くありません。
思春期の子供は物事の判断がつきます。
悪いことをしてしまったら相手に謝ることを親から学び成長してきます。
しかし、その親がそうでなければ大人に不信感や矛盾を感じ始めます。
親もお手本になるよう面と向かって謝らなければいけません。
そうすることで子供は謝ることの大切さや、親の気持ちを再確認することができます。 - 距離をおく
親が謝っても子供が納得しない場合は少し距離を置きましょう。
子供は親の気持ちもわかっています。
問題なのは自分自身との葛藤です。
距離をおくことで子供も自分の思いを整理することができます。
そっと見守ってあげましょう。
子供と衝突をする分だけ親子の絆もまた深くなることでしょう。
思春期の子供が親をウザいと思うのは当たり前。ただしケンカになっても逃げずに向き合うことが大切
思春期の子供が親をウザいと思うのは当たり前のことです。
この時期特有の感情です。
親が子供を思うゆえの発言でも子供は親の意見に耳を傾けようとしません。
なぜなら、親はわかりきっていることを言うからです。
子供は子供なりに今すべき事をわかっています。
しかし、思春期という多感な時期なので心のコントロールがとても難しいのです。
そんな時に親からわかりきった事を言われると、「わかってるから」「ウザい」としか思わないのです。
子供の思春期がひどすぎて中には逃げ出したくなる親もいます。
子供と向き合わないことで親の葛藤も開放されるからです。
そうではなく、思春期の時期だからこそ、上から目線ではなく同じ立場になって物事を考え、子供の出来ることを褒めてあげましょう。
これは子供の自尊心を養うためでもあります。
思春期の期間は人それぞれですが子供の心を豊かにしてあげることで早く抜け出しやすくなりますよ。
逃げ出したくなる気持ちはわかりますが、子供の心が不安定な今こそ向き合ってあげましょう。