よく泣く子供へは泣きのピークが収まった時の親の接し方が重要

何かあるたびによく泣く子供。
お友達からちょっと強い口調で言われたり、まだ遊びたい!と泣いたり、ゲームで負けるたびに泣いたり…。

どうしてそんな簡単に泣くの?と親として心配になりますし、泣く姿にイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、よく泣く子供への親の接し方について述べたいと思います。

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繊細で何かあるたびによく泣く子供へ親としてどう接するべきか

当然ですが人は一人一人違った性格をしていて、それは大人も子供も同じことです。
すぐに泣く子供、気が強い子供、甘えん坊な子供、性格が違うことは普通のことであり、その子の個性でもあります。

ですが、その個性が親にとっては頭を悩ませることになっていたりもします。

すぐに泣く子供を持つ親は、些細なことでも泣く我が子に、どう接するべきなのか悩むことが多いようです。

出来るだけ泣く子供に寄り添うように心がけてはみますが、理由を聞いても共感しても慰めても泣き続ける子供に対しては本当に困ってしまいます。

幾度となく繰り返されると、親であってもだんだん寄り添う気持ちも軽減してしまうような感覚になってしまいます。

しかし、子供は決して泣こうとして泣いているわけではありません。
勝手に涙が出てしまう、という感覚が近いでしょう。

子供がその場の苦しい状況から、自分を守るために見られる反応の一つ

子供のときはすぐに泣いていたとしても、大人になっても同じように泣くというケースは少ないのはこのような理由からです。

まだ小さな子供にとっては問題を解決する力がないので、泣くことで必死に自分の心を守っているのです。
親としてはその心に寄り添い、一緒に問題を解決し、そして乗り越えようと提案してあげて下さい。

親は味方でいてくれる、という実感は子供にとって非常に心強いことです。

自己主張が強く、欲求が通らないとよく泣く子供への接し方

子供が泣く理由はいつも同じではありません。
その子供によって、よく泣く場面にもそれぞれの傾向があります。

自己主張が強いため、自分の欲求が通らないと悔しくて泣く子供もいる

一見わがままな理由に見えるので、つい叱って心を制御しようと思ってしまうこともあるかもしれませんが、このような接し方は正しいのでしょうか。

自分の欲求が通らないことですぐ泣く子供なら、わがままは周りのお友達にも迷惑をかけるいけないことという事実をしっかり教えることは大切なことです。

最初は叱られたことも重なって、さらに泣く様子も見られるかもしれませんが、そのときは少し距離を保ち見守ってOKです。
必ずしも近くにいる必要はありません。

そしてだんだん欲求を通すために泣く場面が少なくなったら、成長を見逃さずに認めて褒めてあげて下さい。
子供が自分で自分の成長に気付くことは難しいので、親が認めて気付かせてあげましょう。

きっと子供の自信にもつながります。

負けた時によく泣く子供への対処法

何かに負けると悔しくてよく泣く子供もいますよね。
比較的男の子に多く見られる傾向です。

赤ちゃんの頃は家庭の中で過ごす時間がほとんどなので、悔しさを感じる場面はそれほど多くはないでしょう。

幼稚園や保育園などに通うようになり、初めての集団生活をしていく中で負ける経験や、負けることは悔しい気持ちになることを学んでいきます。

負けん気の強い子供や、競争心のある子供は負けて泣くというのが小さいうちから見られます。

人生の中で負ける経験や、悔しい思いを一切したことがない人なんていないはず

多かれ少なかれみんながしている経験だと思います。

反対に一度もこのような挫折を経験しない方が、人の痛みを理解してあげられず、逆境に打ち勝つ力も育たないでしょう。

負けることがダメなことでもありません。
親としては負けて悔しい気持ちになったなら、次はどうすれば負けないかということを考えられるように導いてあげましょう。

悔しい気持ちを受け止め、共感してあげることも必要です。

泣けば解決すると思って泣く子供へは、泣き落としによるメリットがないことを教えてあげることが大切

どんな場面でも、とにかく泣く子供もいます。
泣くと大抵の問題が解決すると思っていることが多いです。

一言で言うと泣き落としですね。

状況や理由を問わずに泣くので、周囲からはよく泣く弱虫な子、と思われることも少なくありません。

子供は成長するにつれて自然と泣く頻度は少なくなるので、だんだんよく泣く子供が目立つようになってしまうためです。

泣き落としをする子供は、泣くことで自分にとって何かメリットが得られるからいつまでも泣き続けるのです。

  • 泣き続ければママが抱っこしてくれる
  • 泣けば何時でもお菓子が食べられる
  • 泣けば好きなおもちゃを買ってもらえる

など理由はさまざまですが、どれも自分にとってはメリットになることばかりです。

最初は親も泣き続けることを叱ったりすると思いますが、結局いつまでも泣き止まない子供に根負けしてこのサイクルが完成してしまうのです。

子供の泣き落としを改善させるためには、泣いてもメリットがないと理解させることです。

泣いても自分の思い通りに何一つならないどころか、ママが口も聞いてくれないとわかれば、泣いても解決は出来ないということを学び必要以上に泣くことも減ってきます。

そして泣き止んだことを褒めてあげれば、自分で泣くことをやめたらママが褒めてくれたという喜びと自信が芽生えてきます。

ママが冷静になることが大切、泣く子供を叱ってばかりいてはダメ

子供が泣くとママも冷静さを失い、感情的に叱ってしまいがちです。
これは子育て経験のあるママなら、誰しも心当たりがあるのではないでしょうか。

それくらい感情的に叱ってしまうことは珍しいことでも、母親として力不足なわけでもありません。

すぐ泣く子供に対して、叱ってばかりいることは効果的ではない

ママが冷静な対応をすることは非常に大切です。

子供は必ずしもママを怒らせるためや、困らせるために泣くわけではないのです。

泣くことでママに抱きしめてもらいたい。ママに見てもらいたいという甘えの気持ちが込められていることもあるので、そこを頭ごなしに叱ってばかりでは今後の親子関係にも亀裂が生じてしまいます。

  • すぐ泣く子供に対しては、泣いているときは冷静に少し距離を保つように心がけます。
  • 適度に距離を保てば、ママも過度にイライラして叱りすぎてしまうことを防げます。

そして、子供が泣き止んだときに優しく褒めて、抱きしめて包み込んであげて下さい。

理由を答えずにただ泣く子供に対しては、どうしても悪い子、手のかかる子というイメージを持ってしまいますが、必ず泣くことには何か理由があります。

泣くことを否定するのではなく、泣いた後のフォローをしっかりしながら泣かずに解決する方法を導いてあげましょう。