高校生の息子の反抗期には、どんな対応をしたらいいのかと悩むお母さんも多いのではないでしょうか。怒っても話を聞かなかったり、逆効果になるようでは困ります。
そこで、高校生の反抗期への対応策について親ができることについてお伝えしていきましょう。
子供の反抗期に振り回されずに、親も自分のやるべきことをしていくことが大切です。
ぜひ参考にお子さんへの対応を考えてみてください。
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高校生の反抗期に親が対応するときのポイント
高校生の子どもの反抗的な態度にいちいち反応しない
それは、子どもに訪れる「反抗期」が原因です。
思春期と言われる子どもから大人になる間に多くの子どもが反抗期を経験すると言われており、その割合は7割近くにもなります。
反抗期は、子どもから大人になる成長過程において成長ホルモンバランスが崩れることで起こると言われいます。
この年齢で反抗期が起こるというようなことはありませんし、子どもによって反抗期がないまま成長するということもあります。
頭では、このような反抗期の過程は分かっていても、自分の子どもが反抗期を迎えてしまうと、親としてどのような対応をするのが正解なのか分からないといった悩みも出てきますよね。
高校生の子どもなら、もう数年で大人の仲間入りの年齢です。
ひとつ言えるとすれば、親としては子どもの反抗期にどっしり構えるということ。
子どもが反抗的な態度を取った、口答えをしたなど一つ一つの行動に反応して、さらに叱ったりオロオロしたりすると、反抗期の子どもはますます心を遠ざけてしまいます。
反抗期の高校生には怒るラインを決めて対応しましょう
上司が部下に接するような態度で
そんな中、親から「いい加減、部屋を片付けなさいよ!」「こんな遅くまでどこに行ってたの!」などと怒られると、素直に「ごめんなさい」と反省するよりも先に、”自分にだって事情があったんだ、親は何も分かっていない”とイライラして余計に反抗的な態度を取ることもあります。
反抗的な態度の裏側には「親や周りに一人前の自分を認めてほしい」という心理が隠れているのです。
そのため、理由も聞かずに頭ごなしに叱りつけると、反抗期の子どもの自尊心が傷つけられ、良い方向には解決しません。
自分の子どもですから、時には怒ることも必要な場面は出てきます。
会社でもそうですが、遅刻したからと言って出社して怒鳴りつける上司は少ないですよね。
遅刻するには何かしらの事情があります。
電車の遅延だったり忘れ物をしたりなど本人から事情を聞いた上で、「そういう事情なら仕方ない」とか「次からは気をつけるように」という対応になりますよね。
子どもではありますが、部下に接するような態度で一人前に対応すると、子どもも素直になってくれることがあります。
高校生の反抗期に親ができる対応策とは受け流すこと
反抗的な言葉は受け止めずに「受け流す」
高校生の友達との関係は、ただ楽しいから仲が良かった小さい頃と比べると、色々な事に気を遣うことも必然的に多くなります。
「友達の前でこんなことを言ったら駄目だ」など場の空気を読んだり、相手の身になって考えるなど、高校生で身に付けたコミュニケーションの力はそのまま社会に出ても役立つほど、高校生の友人関係は濃厚な物があります。
このようなことで頭がいっぱいな状態の子どもに対し、小言や否定する言動をすることで、ますます反抗的な態度になってしまいます。
子どものためにと思って言ったことが反抗的な言葉で返されたら、思わずムッとしてしまうかもしれませんが、そこは反抗期なんだから、成長の過程なんだからと心を落ち着け、受け流すことが子どもにとっても最良の選択です。
父親と衝突したときは二人の架け橋になってあげましょう
母親が間に入って架け橋になる
男の子と父親の関係は、母親の関係とは違い、特別な物がありますよね。
同性同士、子どもは父親の背中を見ながら知らずしらず真似をして同じように成長します。
母親は家庭を温かく見守る存在であることに対し、一家の大黒柱である父親には威厳があり、子どもにとっても大きな存在です。
子どもと父親がそれまでは仲も良く出かけたりもしていたのに、反抗期をきっかけにそんな父親の存在が疎ましくなったり、同じ男として納得出来なくなり、急に距離が出来てしまうこともあります。
親は子供の反抗期に振り回されないことが大切
反抗期は子どもの成長の証です
子どもの成長のスピードには驚かされますよね。
ついこの前まで親の後を付いて歩いていたと思っていたのに、いつからか口を効いてくれなくなったり、部屋に閉じこもるようになってしまったり。
いくつになっても子どもを心配するのは親の自然な心理です。
ただ、反抗期は成長期に訪れる自然な現象です。
汚い言葉で暴言を吐いたりすることもあるでしょう。
でも、子どもも子どもで自分の中のごちゃごちゃする気持ちと向き合っているということです。
暴言を吐いた裏側では、そんな行為をした自分に対し後悔していることもあります。