小学生の男の子なのに思春期?と思ってしまいますが、小学校5年生くらいから思春期は始まりつつあります。
今までは学校であったことを話してくれていたりプリントをきちんと出していたのに、なぜかそっけなくなってしまった、何を言っても聞いていないような態度など急に変わってしまった子供に驚いてしまいますよね。
しかし、それは成長の証でもあるのです。思春期の男の子の接し方を紹介します。
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小学生の男の子の思春期が始まる時期
一般的に男の子よりも女の子の方が思春期が早く訪れる傾向にあり、体の成長も早い傾向にあります。
ただし、子供の成長にはそれぞれ個人差があり、自分の子供が平均に当てはまらなくてもさほど心配する必要はありません。
男の子の思春期が到来するのは11歳~14歳頃
早い場合は、小学生のうちから思春期が始まる事もあるのです。
思春期になると、自分の見た目を気にするようになります。服装や髪型に気を使うようになり、周りの目を気にするようになったら思春期のサインかもしれません。
思春期は、体が急激に大人へと近づいていきます。
行き場の無い気持ちを親にぶつけてくる「反抗期」もはじまるのです。
思春期の小学生の男の子を子供扱いするのはNG
思春期の男の子に言ってはいけない言葉が「○○のくせに」
たとえば身なりを気にしている子供に対して「男の子のくせに」と言うと、深く傷つけてしまう可能性があります。
また「まだ子供のくせに生意気言わないの」など、子供扱いするのもあまりよくありません。
小学生であろうと思春期になったら、ある程度大人扱いしてあげる事が必要です。
いつまでも子供扱いして、ベタベタと干渉していると子供から「ウザイ」と言われてしまいます。
思春期になったら、子供の意見を尊重してあげ、一歩引いた距離で見守ってあげる事が大切
もちろんまだまだ子供なので、親の手が必要な事はたくさんあります。
子供が助けを求めてきた時は、いつでもサポートしてあげ、親は味方であるという事をしっかりと教えてあげましょう。
思春期の小学生の男の子はどう思っている?目標があるとやる気に繋がります
小学校高学年くらいの男の子は、男性ホルモンの分泌が始まり、戦いや攻撃を好むようになります。
体に有り余ったエネルギーは、何かに使わせなければいけません。
力強いエネルギーを持った小学生の男の子は、目標があるとより強い力を発揮します。
男の子にとって勝負に勝つという事は何よりも大切な事
スポーツを頑張っている場合は、身近に目標となる選手を見つけたり、どんな結果を出したいか具体的に考えてみると良いでしょう。
勉強を頑張っている場合は、塾でライバルを見つけたり、将来の夢が見つかるとますますやる気が出るでしょう。
他にも、学校のクラスで何か行事を頑張ったり、自分の中で1つでも自信を持てるものをみつける事が大切です。
目標を持てず、ただ力を持て余してしまうと、いじめなどの問題行動にエネルギーを使ってしまう可能性もあります。
正しい方向に向かわせるためにも、まずは小さな目標から見つけてみましょう。
小学生だって疲れるできない事を叱るのはNG
小学生でも高学年になれば、学校生活が忙しくなってきます。
勉強が難しくなるのはもちろん、委員会活動やクラブ活動、学校行事では率先して動く必要もあります。
家に帰ってからも学校の宿題、習い事などやる事は尽きません。
小学生の子供が「疲れた」と言っても、親はどうしても「大人の方が疲れている」と思いがちです。
友達関係や異性の事など、親に言いにくい悩みを抱えている場合もあります。
小学生のストレスを軽く見てはいけません。
お手伝いを頼んだ時に「疲れてるから無理」と言われても叱るのはNGです。
面倒くさいだけの可能性もありますが、まずは子供の意見を尊重して、無理強いをしない事です。
思春期の男の子はかまいすぎない事も大切
思春期の男の子は、親が何か質問しても「別に」という返事を返してきます。
親が子供を質問攻めにすると、子供はどんどん嫌気がさして逃げていきます。
「別に」はそれ以上聞かないでというサイン
思春期の男の子は、親が聞きたい事を聞くのではなく、子供が話したい事を親は黙って聞くという事を心がけましょう。
子供が話し出したらしっかりと聞く姿勢をとり、真剣に聞いている事をアピールしましょう。
自分の話をしっかり聞いてくれていると感じる事ができたら、親の話にも聞く耳を持ってくれるようになります。
子供の考えを否定するような事は言わず、まずは認めてあげる事が大切
もし子供が間違えた事を言っていたら「あなたの考えはわかった。でもお母さんはこう思うよ。」というように、子供の意見を受け止めた上で自分の考えを伝えるようにしましょう。
頭ごなしに叱っても、思春期の男の子には届きません。
親が何か間違えてしまった時は、子供に対して素直に謝るという事も大切
親が素直に間違いを認める事ができれば、親子の信頼関係を築く事ができます。