思春期の女の子がいるお父さんの中には、女の子の育て方について頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。
父親としてどんな風に接すれば良いのか、父親が娘にどんな影響を与えるのかなど、性別が違う分わからないことも多いです。
ここでは、思春期の女の子に父親が与える影響と娘への接し方についてお伝えします。父親としてどのようなことを心がければ良いのかを知って、上手にコミュニケーションを取れるようにしましょう。
大切な娘さんに嫌われてしまわないように、是非参考にしてみてください。
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女の子の育て方・子育てで父親が娘に与える影響
女の子は、母親を一番身近なモデルとして生き方を学んでいきます。
母親が幸せだと女の子は幸せに育つと言われている
では、父親は全く関係ないのかというとそういうわけではありません。
あまり意識される事はありませんが、娘にとって父親は将来の結婚相手を選ぶ際に最も大きな影響を与える存在なのです。
娘が将来、一生大切に思ってくれる人と結婚して欲しいと思うのであれば、父親は母親を一生大切に愛してあげる事が大切です。
女の子を育てる事は大変ですが、女の子の可愛さは顔や体ではなく心の中にあります。
外見よりも美しい心を持った女性に育てるためには、父親として家族みんなに愛を注いであげる必要があります。
思春期の女の子育て方は?父親と娘の距離感について
思春期に入った女の子は、父親と一定の距離感が必要です。
父親は幼い頃のように、スキンシップで愛情を注ぐ必要はない
愛情を注ぐ方法は、年齢によって違います。
思春期の女の子は、たくさんの悩みを抱えています。
友達関係や体の悩み、勉強や部活、恋など…思春期の女の子の悩みは尽きません。
その悩みの多くは、父親に話す事はありません。
娘の方からSOSを発してきたらいつでも受け止めてあげ、父親はいつでも味方である、自分は愛されているという安心感を与えてあげましょう。
思春期は子供から大人への葛藤の時期です。
子供の成長のペースを見守り、困っている時はいつでも手を差し伸べてあげるという心構えでいましょう。
思春期の女の子の気持ちを父親が汲み取る方法
思春期の女の子は、自分の気持ちをそのまま言葉にしない事があります。
一見家族に対して心を閉ざしているように見えますが、実は違います。
女の子にとって「家」は「精神的なよりどころ」であり、最も重要な場所
自分の娘の気持ちを理解するためには、娘をよく観察するしかありません。
よく観察すると言っても、娘の負担になるくらいジーッと見つめるわけではありません。
女の子は自分の気持ちを口には出しませんが、サインはしっかりと出している
女の子の行動には連続性があり、しっかりと見ていれば「話がしたい」「そっとしておいてほしい」というサインが読み取れるようになります。
女の子に対しては、ただそばにいてあげたり、悲しみや辛さを共有してあげる姿勢も大切です。
家には相談できる人が必ずいるという安心感を家族みんなで作り上げていきましょう。
思春期の女の子が嫌う父親像について
思春期の女の子に嫌われやすい父親には、共通の特徴があります。
3つの特徴を紹介するので、当てはまるところがないかチェックしてみましょう。
頑固な父親
威圧的で頑固な父親は、娘から嫌われる傾向にあります。
父親としてある程度の威厳を保つ事は大切ですが、あまりにも威圧的だと女の子は父親を避けるようになります。
頑固でかたくなな父親よりも、素直に「ありがとう」や「ごめんね」が言える父親の方が子供からの信頼を獲得しやすいです。
母親と仲が悪い父親
思春期の女の子は夫婦の関係を実はよく見ています。
父親が母親にどのような態度を取っているかは、女の子にとって非常に重要な事です。
父親が母親を大切にしていると、娘は将来父親のような人と結婚したいと思うようになります。
過保護な父親
いつまでも娘を子供扱いし、細かい事を詮索してくるような父親は思春期の娘に嫌われてしまいます。
「誰と」「どこで」「何をしていたのか」としつこく聞いていると、子供から「ウザい」と言われてしまうでしょう。
何でも過干渉な父親は子供思いのように思えますが、実は自己中心的な性格です。
子供を自分の所有物のように思い込み、いつまでも子供扱いするのです。
いつまで子供を離さないのではなく、少し離れたところでそっと見守り、子供のサポート役に徹するのが親の役割です。
父親が気をつけたいことは?思春期の女の子の育て方・デリケートな心を理解しよう
思春期の女の子を持つ父親が最も気をつけるべきなのが「清潔感を保つ事」です。
思春期の女の子は、女性ホルモンが増加し男性ホルモンを強く感じるものを本能的に嫌がる
思春期の女の子が急に父親を毛嫌いするようになるのは、ホルモンの問題でもあり、仕方のない事とも言えます。
少しでも娘に嫌悪感を与えないためには、男性ホルモンを感じさせるヒゲやニオイを対策するなど、清潔感が大切です。
思春期の多感な女の子は、父親として少し扱いに困ってしまう事もあるでしょう。
「ウザイ」「嫌い」と言われ、傷つく事もあるかもしれません。
ただ、反抗されるのは、子供の成長の証です。
反抗される事にイラ立ち、感情的に怒っては子供がますます離れていってしまいます。