反抗期の息子の特徴と接し方について。反抗期に疲れた親の対処法

子供が反抗期を迎えると、今までの素直な息子とは別人になってしまい、戸惑ってしまう方も多いと思います。
そこで、反抗期の男の子の特徴や、接し方のアドバイスについてご紹介します。息子からの言葉に心を痛めている方もいると思います。反抗期は永遠に続くものではありません。親も、つい余計な一言を言ってしまいたくなりますが、息子を信じて見守ることが大切です。

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反抗期の息子の特徴は?以前と変化が起こること

反抗期とは、子供の成長過程において欠かすことができない重要な時期だと言われています。

よく、「うちの息子は反抗期がなかった」と、なぜか自慢げに話すお母さんもいますが、反抗期もなく素直に真っ直ぐに育ったことが、必ずしも今後の性格形成に良い影響を与えるとは限らないのです。

反抗期の息子は育てにくい?

男女の違いはあれど、反抗期は主に親に対して反抗的な態度を取ったり、怒りをコントロールできずに物に当たったり、暴力的になるといった変化が見られることが多いようです。とくに息子に関しては、それまでは甘えっ子でお母さんにベッタリだった子が、急に遠ざけるようになったり、触られるのを嫌がったりするようになることも。

親からしたら、それまで素直で優しかった息子が、まるで人が変わったように態度が悪くなってしまうと、接し方にも悩んでしまうところですが、あくまでもそれらは反抗期というこの時期特有のものだと、割り切って考える必要があるのです。

反抗期の息子への接し方、必要以上に口出ししない

息子が反抗期を迎えた親御さんにひとつだけアドバイスをするとしたら、それは「子供のやることに口出しをしない」ということです。

反抗期の息子には今までの接し方ではダメだと悟る

とくにそれまで割と息子のやることに口を出して、アレコレと世話を焼いてきたお母さんにとっては、反抗期の息子の態度や言動に対して、つい正論を持ち出して思い通りにさせようとしてしまうものです。しかし、反抗期に突入してしまった息子の立場に立てば、うるさく何でも口出ししてくる母親の存在は、煩わしくて邪魔な対象でしかないのでしょう。

あまりにも目に余る時には叱ることも必要ですが、頭ごなしに何でも咎めたり、口を出しているようでは、ますます反抗的な態度を取られても仕方のないことです。まずは今までと同じ接し方ではいけないと言うことを自分に言い聞かせ、ある程度は息子自身の自主性に任せるように心がけることで、適切な距離を取るように努めましょう。

反抗期の息子への接し方で気をつけること

反抗期を迎えた息子を持つ親としては、初めてのことに戸惑うことばかりで、どのように息子に対応して良いのかわからず、つい厳しく接してしまう方も多いようです。ですが、この時期の男の子にとって、親から何かを強制されたり、強く叱られたりすることで、ますます反抗心が強くなって接し方が難しくなることも。

息子の反抗期に避けるべきこと

  • 暴力的な言動を繰り返す息子に対して、それらをやめさせる手段として、大人である親が力で押さえつけたり、叩いたりするのはかえって逆効果ですので、手が出そうになってもまずはグッとこらえる努力が必要です。
  • ロクに親の話も聞かず、息子に反抗的な態度を取られると、お説教をしてなんとか態度を改めさせようという気にもなるかと思いますが、この時期に親の話に耳を傾けさせようと言うのがそもそも無理な話ですので、できるだけ語気を強めず、優しく諭す程度に留めましょう。
  • また、常にスマートフォンやゲームに夢中で、勉強にも全く身が入らないような状況が続いたとしても、仮にそれらを使えないように没収したところで、親への反抗心が余計に強くなるだけで、なんの解決にも至りませんのでご注意を。

反抗期はいつまで続くのか

子供には反抗期が2度訪れると言われています。いわゆるイヤイヤ期と称される2歳から3歳くらいの幼児期の反抗期は、まだ自分がやりたいことが上手くできなかったりといった、もどかしさから来る親への反抗といった程度で済みますが、はじめての子育てでこの幼児期の反抗期に直面した親にとっては、とても長く大変な時期のように感じるものです。

そして次に本格的に反抗期が訪れるのは、小学校高学年から中学に入学したくらいの時期であることが多いようですが、反抗期が始まる時期にはその子によって差が見られ、中には子供の反抗期に気付かなかったという、ある意味幸せな親もいたりします。

反抗期の長さも人それぞれ

成長するにつれて体も大きくなり、この頃になると息子が母親の身長を超えることも珍しくはありません。力もついてたくましくなってきた頃に息子が反抗期に突入してしまうと、母親にとっては自分の息子の存在が怖いと感じてしまい、腫れ物に対する接し方のようになることで、ますます距離感がつかみにくくなる可能性もあります。

反抗期に入る時期や長さには個人差があるため、どれくらいの期間で終わるとは明確には言えませんが、間違っても一瞬では終わりません。親も息子の反抗期に付き合うのは、気力も体力も必要ですが、全ての言動をまるごと深刻に受け止める必要はありませんので、反抗期なんだから仕方ないと、時に受け流すスキルを身に着けつけたほうが、気持ちがラクになります。

息子への接し方は見守るスタイルで

息子が反抗期を迎える年頃になったとは言え、中身はまだまだ子供のままです。親としてはついアレコレと世話を焼きたくなるものですが、それを続けることでますます関係性が悪化してしまう可能性がありますので、構いたくなる気持ちを我慢して、今はそっと見守ることに徹しましょう。

とは言うものの、いくら息子が嫌がるからと、なるべく顔を合わさないように生活時間をずらしたり、挨拶すら交わさない状態が続くようでは、親としても辛いものがありますよね。反抗期の息子に対する接し方をあれこれと悩むのは、親として当然ではありますが、必要以上に距離をおいたり、よそよそしく接するのは考えものです。

あくまでも干渉しすぎない程度に留めつつも、決して関心がないわけではないこと、必要な時にはいつでも助け舟を出してくれる存在だと息子に悟らせるためにも、家族で協力しながら見守ってあげられる体制を整えてあげたいものですね。