幼稚園の子供に、数を教えたり、ひらがなを教えたりしているママも多いと思います。何度教えても、なかなか覚えてくれずに、どうすれば子供は覚えてくれるようになるのかと思う方も少なくないのではないでしょうか?
そこで、幼児へ勉強を教える時のわかりやすい教え方についてご紹介します。
最近は、幼児の頃から学習塾に通う子もいますが、ママやパパでも十分に教えてあげることができます。子供をやる気にさせる教え方のコツをご紹介していきます。
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幼児への勉強の教え方、数を覚えさせる時には目で見て理解
数は、言葉に発して言えるようになっても、発した数が頭で理解しているできている状態でなければ実物を見た時に何個と言う事ができないのです。
数が言えるようになったら、目と実物を触って認識しながらもう一度理解させること
一番良いのは、数字を書いた紙と、小さな物(おはじきや小さなブロックなどでも構いません)を用意して、数字の場所にその分だけ物を移動させて理解を深めさせるのが良いです。
幼稚園児なのですから、覚えるのも時間が掛かるし、飽きっぽいので長い時間続けるのは難しいですから、無理やり教えようとせずに興味をもったらやらせてみるのが良いですよ。
周りを気にしてやらなくてはと思っている程度でしたら、無理に教える必要はないでしょう。
ひらがなを教える時のポイント
子どもは褒められるのが大好きです。
無理に教えなくても良いと上記でお話したのは、ひらがなも数字もそうですが、大人は書ける状態からスタートして教えていますが、教えられる子どもは全く書き方が分からずにスタートします。何もわからない状態です。わかっている大人(特に親)が教えようとすると必要以上に熱が入ってしまいます。
しまいには、熱が入りすぎて怒ってしまったり、良くない言葉を言ってしまったりして子どもが泣き出してしまう。なんて事も起こります。
- 書けないのに一生懸命書いてる
- 書けないのが当たり前
ときちんと心に留めて書かせるのが良いです。
沢山書いた中から、綺麗に書けている字や、形になっている字を見つけ出し、その字だけでも良いので花丸を付けてあげて下さい。
花丸を付けてあげた後で必ずこの字がどうして他の字よりも花丸が貰えたのか褒めてあげて下さい。
そうする事によって次はどのように書けば花丸が貰えるか少しですが理解できるはずですし、花丸の為に頑張って練習してくれるでしょう。
幼児へ勉強を教える時には否定的な言葉を使わない教え方で
教えていると、どうしても発してしまう否定的な言葉。これは子どものやる気を一気に下げてしまう言葉です。
- さっき教えたのにわからないの
- また間違えてる
などは否定的な言葉で、頑張って勉強している子どもが勉強の度に言われると、どんどん勉強たくなくなってしまうのです。
出来るだけ勉強を始めたら少し距離を置いて取り組んでいるのを見守る様にしましょう。子どもに近くにいて、と言われた時は口を出さずに取り組みが終わるまでは間違いを直したくても黙っているようにしましょう。
子どもにとっては集中力も非常に大事です。最初から集中して取り組める事は少なく、始めてから少しずつ集中力が高まっていきます。ようやく集中力が高まってきたときに、親から口出しされると集中力は急降下。もう集中できなくなってしまいます。
勉強を教える時のコツ
- 子どもに集中させる
- 口を出さない
- 否定しない
という事を心に留めて教えるようにしてください。
幼児で覚えておきたい時計の読み方、わかりやすい上手な教え方
時計は小学校1年生でようやく何時、と何時半を勉強します。それでもまだ分刻みの時間を理解できている子は少なく、細かく習うのは2年生からです。
時計の理解は幼児ではなかなか難しく、教えるなら何時までか何時半までにすると良いです。
また、時計は普段から意識させる事で少しずつ身についていきます。
時計の針が4までに用意しようか。
4になったら出発するよ。
など時計を見る習慣を付けさせるのです。
時計の認識が出来てきてからようやく時計のオモチャなどで勉強させていくとよいでしょう。
上の小学校4年生の子は2年生の終わりごろにようやく分の時刻を理解できたようです。
最初に教えておけば仕組みはわかっているはずなのです。脳がようやく追いついてくる感じで、あるひピタッと意味がハマる時が来るようです。
どうしても教えなければ覚えられないと焦って教えるよりは、自然に身を任せて、時計が読めない大人はいないと考え、理解できるようになるまでゆっくり待つことも大事です。
勉強がわからない子供についイライラしてしまうママには
何度も教えているはずなのに、どうしていつまで経っても覚えられないのかしら。そう思って焦る事が勉強を教えていると発生してくるでしょう。
そのまま教え続けると、どんどんイライラが募っていってしまいます。
- 子どもはわかっているはずなのにどうして同じことを繰り返してしまうのだろう
- 出来なくて悔しい
- 悲しい
という気持ちで泣き出してしまいます。
その悔しさをバネに勉強を続けるなんて子どもはほとんどいません。追い詰めた後で残るのは罪悪感とイライラだけ。
お互いに良くありませんね。こうならない為には、自分が怒らない環境を作り出せばよいのです。
この状態を一度切り離して、他人に教えるように自分の子に接すれば良いのです。
教えるには相当体力が入りますし、精神的にも負担が掛かります。