一歳児のしつけとは?子供への上手な伝え方を紹介します

一歳児のしつけはどのようにして行えばいいのでしょうか?できるだけ怒らずに伝えたくとも、何度も同じことを繰り返されると本当にわかるときがくるのか不安になってしまいます。

一歳児の行動に振り回されて、疲れてしまいますよね。まだまだ赤ちゃんに近い一歳児は何度も同じことを繰り返して理解していきます。

できるだけ、子供が聞き入れやすくすることがポイントになります。一歳児のしつけのコツを紹介します。

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一歳児にしつけは必要?まずは大人がお手本

一歳児になると、出来ることも増えさらにいろいろなことに興味がでてくるので自然と危険なことや怒ることも多くなってきます。「まだ小さいから、ちゃんとしたしつけはもう少し後で」と考えるのではなく、一歳児であってもしっかりとしつけをするようにするのがいいでしょう。

一歳児のしつけは教えるというよりも、大人の姿をやって見せて覚えるようにするのがいいでしょう。

特に基本的なあいさつは親のことをみて学んでいくことが多いです。

例えば朝のあいさつである「おはよう」です。
大人がしっかりと「おはよう」と言っていないのに子どもに対してだけ「おはようは?」と催促するのはあまりいいとは言えません。
子どもが起きてきたら積極的に「○○ちゃんおはよう」と親からあいさつします。
同様に、他の基本的なあいさつ(いただきます、ごちそうさま、ありがとうなど)も大人がお手本となるように一緒に行います。
初めはなかなか言わなかったり身につかないこともありますが、親がしっかりとあいさつしている姿を見せることで、自然と身についていきます。
身についた時には親から声掛けをしなくても、自分からあいさつをしてくれるようになるでしょう。

また、よく悩みのタネになりやすいお片付けです。
一歳児であれば、カゴにおもちゃを入れることはできます。

遊んだ後はしっかりと片付けるという姿をお手本になって見せましょう。

大人が片付けてしまうのではなく、子どもと一緒に片付けるのがコツです。

他にも、朝起きたらパジャマから洋服に着替える、ごはんの後は歯磨きをする、など基本的な生活習慣も大人が見本となって子どもに教えていきましょう。

一歳児のしつけは「わかりやすく」がコツ

一歳時にしつけをする時には、「わかりやすく」を心がけましょう。

大人でも、知らない言葉を並べられてわかりにくく、全く内容が伝わらないなんてこともありますよね。

一歳児にわかりやすく伝えるためには表情に気をつけましょう。
例えば、危険な事をした時に、ニコニコしていうのと、怖い顔でいうのでは伝わり方が全く違います。
同じ「ダメ」という言葉でも怖い顔であれば本当にやってはいけないことなんだと子どもにもしっかりと伝わります。
「ダメ」という言葉でもいいですし「ブーだよ」と音で表現してもいいですね。
指でバツマークを作ると、視覚でもダメだということがわかるので伝わりやすいかもしれません。

また、1度注意した事を後日再度やったときにも同様に注意してください。
同じ事をして注意される日とされない日があっては、子どももどっちが正解なのかわからなくなってしまいます。
最初から最後まで筋の通ったしつけをすることが子どもにとってもわかりやすいです。

さらに、しつけの際はダラダラいつまでも同じことを言い続けるのではなく、簡潔にしましょう。
注意されている時間が長くなると、子どもの集中力がなくなりますし、どうして怒られているのかわからなくなる可能性があります。

一歳児のしつけは叱るのと褒めるを使いましょう

しつけとは、怒ったり注意するだけではありません。

上手にできたことを褒めたりしてあげることもしつけといえます。

叱るのは簡単ですが、褒めることも大切です。
ちょっとしたことでも子どもは褒められるとやっぱり嬉しいですし自信にも繋がります。叱られたときは、やってはいけないことだったんだと理解し、褒められたことはいいことをしたんだと感じます。
片付けを自分でできたときは、「上手にお片付けできたね」や「えらいね」など毎回おなじ褒め言葉ではなく、言い方をかえたりするのも効果的かもしれません。
叱ったり褒めたりを1度だけいうのではなく、何度も繰り返して伝えていくことで、子どももわかってきます。
そうしていくうちに、親に言われなくても片付けをしたり、挨拶をしたりと自分から進んでやるようになるので結果としてしつけになっているのです。

もちろん、してはいけない事をやった時に褒める必要はありません。
叱ると褒めるをメリハリをつけてしっかりと正しいことを伝えていきましょう。

一歳児がなぜそれをするのかを考えてみる事も大切

一歳時の子どもがどうして叱られるようなことをしたのかを、一度怒る前に考えることも大切です。

一歳時は周りのことなどいろいろなことに興味が出てきています。
大人では考えつかなかったことを思って行動していることもあるでしょう。

怒る前にまずは子どもの話を聞きましょう。

一歳児ですので、自分の気持ちをしっかりと伝えることは難しいです。
そこで親が「~だったの?」など問いかけて、子どもがどんな理由を持っていたのかを上手に聞き出しましょう。
聞いてから注意しても遅くないので、怒る前には子どもの話を聞いたり、自分なりに理由を考えてみましょう。

さらに、怒って終わりではなくどうしたら良くなるのか一言伝えてあげることも子どものためになります。

「今度から~してね」というのではなく「次は~するようにしたらもっと良くなると思うな」などと提案するように伝えてみましょう。また、一歳児であれば怒る前に共感してあげると、素直に耳を傾けやすくなるので共感を忘れないようにしましょう。

一歳児のしつけはさせないようにする予防するのもお忘れなく

一歳児の子どもにしつけには、危険なことやいたずら対しての注意が多い

いたずらをすべて防ぐことは難しいですし、いたずらによって新たな事を学習するなど成長に必要な場合もあります。

しかし、いたずらによって危険なことが起きるものはいたずらできないように工夫しておきましょう。

子どもの手の届くところにある引き出しや、扉は100均などでも売られているドアロックをかけましょう。
特にキッチンの扉の内側に包丁が収納してある場合には、その扉は必ずロックします。
もしくは、キッチンに入れないようにキッチンゲートをつけておくのも1つの方法です。
一歳児の子どもは手の届く範囲も増えるので、ハサミやカッターなど危険なものは高い位置にしまう、クリップなど誤飲の可能性のある小さいものもきちんとしまっておきましょう。

危険のないいたずらをしたときにもしっかりと注意をしてしつけをします。
その際は、いたずらされてどんな気持ちになったのかなどきちんと子どもに伝えましょう。