4歳は我慢ができない!我慢できる子供に育てるコツや訓練とは

子供は4歳くらいになると自我が強くなり、我慢ができないなどわがままを言うようになっていきます。しかし、時には我慢が必要であるということを覚えさせたいですよね。

そこで、我慢ができない4歳児に我慢を教えるコツや育て方についてお伝えしていきましょう。

我慢ができない4歳児でも訓練をしていくことで少しずつ理解し、我慢ができるようになっていきます。
ぜひ参考に上手にお子さんと向き合っていきましょう。

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4歳児が我慢できないときはまずは待つことから教える

4歳の子どもは自分の気持ちも上手に伝えることができるようになりますし、わがままが増えていき困っているママもいると思います。

そのわがままばかりを受け入れていては、我慢ができない子になってしまうかもしれません。

我慢できるように待つということを教える

ただ「後でね」「ちょっと待ってて」というのはNGです。

子どものわがままを一度「わかったよ」「いいよ」と受け入れてあげます。

一度受け入れた上で、「ママの洗い物が終わったらね」「お買い物が終わったらね」「きちんとお片付けしてからね」などと受け入れる時に条件をつけます。

はじめに自分の気持ちを受け入れてもらっているので、条件もきちんと聞くことができますし、それが終わったら自分の希望が通るんだとはっきりと分かります。
そこで、自然と我慢する心ができていくのです。

我慢しなさいと言わるだけで我慢できなくても、上記のように自然に我慢できるようになるといいですね。

きちんと我慢して待つと自分の希望が叶うと、頑張って我慢してよかったなとプラスの感情になります。
それを、何度も繰り返していくと身についていくでしょう。

我慢ができないからと4歳の子供を強く叱るのは逆効果

我慢できなくて騒ぐ、ワガママばかり言って言うことを聞かないと言った場面は4歳くらいの子供でもよくあります。
その状態が続くと、どうしてもイライラしてしまいますし、叱りたくなります。

しかし、そこはグッと我慢しましょう。
「わがままばかり言わないの」「やめなさいといっているでしょ」と言ったとしてもそれは子供の耳には届きませんし、余計にひどくなるなど逆効果です。

大人でも、怒っている時に相手から怒られながら正論を言われても素直に聞き入れることができない時もありますよね。
子供も、引っ込みがつかなくなっていたり、頑固になっているのでできるだけ叱らないように声をかけてあげましょう。

  • 「もうすぐご飯だからおもちゃを片付けなさい」→「ご飯の時間だからおもちゃを片付けておこうね
  • 「もう家に帰るよ」→「お外が暗いとママ怖いから、明るいうちに一緒に帰ってくれる?

などと、子どもの耳に入りやすい声掛けを意識してみましょう。

もしきちんと我慢することができた時には、褒めることを忘れないようにしてください。

褒められるのは誰でも嬉しいですし、子どもは褒めてもらうと次も我慢するの頑張ってみようかなと思うでしょう。

我慢ができない4歳児でも少しずつ理解できるようになる

我慢ができないからと諦めてはいけません。
たとえ4歳時でも、きちんと教えていけば少しずつでもきちんと理解していくことができます。

このくらいの年齢になると、相手の気持ちを考えることができるようになります。
例えば、お友達が使っているおもちゃを自分が使いたくて取ってしまうこともあるでしょう。

その際に注意することも大切ですが、おもちゃを取られたお友達がどう思ったのか聞きます。
そうすると、「悲しい気持ち」「嫌な気持ち」などと答えると思います。

ですので、もしスーパーなどで走り回っていた場合には「ここはたくさんの人がお買い物に来るところだよ。もし〇〇ちゃんが走っていたら、お買い物に来ている人とぶつかってケガをさせてしまうよ。ケガをしたら痛いし嫌だよね。だから、走らないで歩こうね。」と相手がどんな気持ちになるのか理解できるように説明して、走りたいという気持ちを我慢させます。

初めはきちんとなんとなくしかわかっていなかったことも、何度も我慢を教えていくことで理解していくことができます。

我慢をすることは子供にとって大切な社会勉強

我慢をするということは子供にとっては重要な社会勉強にもなります。

我慢は大切

これからどんどん大きくなっていって社会にでて生活していく上で、我慢は必要なことです。
もし、我慢をさせずになんでも受け入れていけばその時の子供には嬉しい、満足といった気持ちで満たされますが、そのまま成長してしまっては子供にとってプラスとは言えないと思います。

どうして我慢する必要があるのかをしっかりと子供がわかるように言葉にして伝えてあげます。
社会にはたくさんの決まりやルールがあります。

騒いでいい場所と悪い場所があること、やっていいことと悪いことがあることなどその都度言葉に表して教えましょう。

小さい子供のうちはそれほど社会のルールの重要性はわからないかもしれません。
ですが、親が言葉にして伝えていくことでだんだんと我慢もできるようになりますし、理由もわかるようになります。

我慢は毎日の生活の中で身につけていきましょう

我慢する場面は普段の生活の中にたくさんあふれています。

ほしいおもちゃがある、まだ遊びたい、ご飯の前におやつを食べたい、まだ公園で遊びたいなどです。

こういった欲求を全ていいよと叶えてあげるのではなく、我慢するようにすることで自分でしたいという気持ちをコントロールすることができるようになります。

我慢の身につけ方

チョコレートや飴など甘いものばかり食べたがる時には1つもあげずに我慢させるのではなく、「今日は1つだけね。そればっかり食べていると虫歯になっちゃうかもしれないよ」などと言って飴とおせんべいをあげます。
もしくは、おもちゃを買ってほしいと言った時には「すごく楽しそうなおもちゃだね。でも今日は特別な日じゃないから、今度のお誕生日に買いに行こうね」といったような声掛けをしてみるのもいいでしょう。

日常生活で我慢しなくてはいけない場面は多くあるので、その中で少しずつ我慢できることやその回数が増えていくと思います。

もちろん、1日や2日で身につくことはありません。
最初はどんな声掛けをしても「イヤ」という返事しか返ってこなくてもだんだんと「わかった」と言えるときが増えていくでしょう。

こうしてあげようと思うことは簡単ですが、いざその場面になるとまたわがままばかり…と落ち込むこともあると思います。
しかし、長い目で見ることと、心に余裕を持つことを忘れずに対応していけるといいですね。