子供が暴れるなら子供の自尊心を高めるしつけをして改善しよう

近年暴れる子供急増しているそうです。
我が子がまさに暴れる子供で頭を悩ませている親もいるでしょう。
暴れる子供の心も辛いのです。
それを改善してあげられるのは親しかいません。

子供が暴れる原因と正しいしつけの仕方で、親子の絆を深めていきましょう。

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子供が暴れるの原因はしつけが原因という可能性もある

子供が暴れてしまうのは、嫌な気持ちや辛い気持ちを上手く処理する事ができず、癇癪を起こしてしまう事が原因です。

自分の不快な気持ちを上手に処理できない原因は、自分に自信を持てない事にあります。

子供の自己肯定感を育てるためには、親との安定した心の繋がりが必要

親が厳しすぎたり、子供に対して無関心の場合は、子供の心のに不安が生じてしまいます。

子供が暴れる原因となってしまう親のしつけの注意点を2つ紹介します。

過剰な怒鳴りつけ

子供が言う事を聞かないと、必要以上に子供を怒鳴りつける親がいます。
親から怒鳴られ続けて育った子供は、今度は自分が周りに暴言を吐くようになるのです。

自分の怒りの感情を上手にコントロールする事ができず、自分自身を抑える事ができなくなってしまいます。

過剰な怒鳴りつけは、虐待に限りなく近い行動です。
子供を叱るときは、感情的になってはいけません。
何がダメなのかをしっかりと説明し、冷静に対処する事が大切です。

スマホネグレクト

携帯電話やスマホが普及し、ほとんどの大人がスマホを持っています。
親がスマホゲームやSNSに夢中で、子供を放置してしまうと、子供は親からの愛情を十分に感じる事ができません。
たとえ何も話せない赤ちゃんであっても、スマホに夢中のママを見るのは悲しいものです。

スマホに夢中で育児をおろそかにする事をスマホネグレクトと言い、プチ虐待の一つです。
スマホは時間を決めて使うなど、自分の中でルールを決め、子供が起きている間はスマホではなく子供をしっかり見つめてあげましょう。

家で良い子だが学校で暴れる子供が急増している

先ほど紹介した「過剰な怒鳴りつけ」「スマネグレクト」は、学校で暴れる子供を増やす原因にもなっています。

厳しく育てられた子供は学校で暴れやすい

子供をしっかりと育てなければと思うあまり、厳しく叱りつけたり怒鳴りつけたりしていると、子供は家の中で常に緊張を強いられてしまいます。

家では「良い子」を演じていても、学校で親の目が届かなくなるとストレスを発散するかのように問題行動を起こすのです。

家でのやり場のないつらい気持ちが原因となっているので、学校側もどうする事もできません。

無関心に育てられた子供は学校で暴れやすい

親がスマホ依存で、子供を無視してしまっている場合は、子供の心の成長を妨げてしまいます。

親に無視され続けた子供は、感情のコントロールが上手く出来なくなってしまいます。

嫌な事や不快な事があると暴れ、手をつけられなくなってしまいます。

人に不信感を持っているので、人間関係、信頼関係を上手く築く事ができないまま大人になってしまう事もあるのです。

暴れる子供自信も辛いことを理解してあげる

子供が暴れてしまうのは、心が常に不安定な状態にあるから

心から安心して休める場所があり、安心して甘えられる親がいれば、子供はむやみに暴れたりはしません。

子供が暴れてしまうのは、心のどこかに必ず悩みを抱えているから

子供自信が一番苦しんでいる事を理解し、親としてどう子供と向き合っていくか考える必要があります。

子供はたとえ小さくても、パパやママへの愛情をしっかり持っています。親に迷惑をかけたくなくてわがままを我慢したり、親にカッコイイところを見せたくてお友達との競争を頑張ったりします。

わがままは我慢しすぎると爆発してしまったり、競争に負けてしまうと悔しさからお友達を攻撃してしまったりするのです。

このように子供が暴れる事には必ず理由があります。

暴れる理由を見つけてあげ、そうじゃなくても良いんだという事をしっかり伝えてあげましょう。

まだ小さいうちは、競争に勝つ事よりも、安心感を育てる事の方が大切です。

「頑張れ頑張れ」と励ますよりも「今すぐできなくても大丈夫だよ」という安心感を与えてあげる必要があります。

暴れる子供の正しいしつけ方

すぐに暴れてしまう子供は、幼い頃から蓄積された心の抑圧で、自分自身で感情をコントロールするのが難しくなっている場合もあります。

改善には時間がかかる事を理解し、焦らず対応する必要があります。

暴れる子供のしつけポイント

スキンシップを取る

すぐに暴れてしまう子供は「自分の気持ちを親に受け止めてもらえなかった」という記憶を持っている場合があります。
どんなに小さな子供でも、親に拒否された嫌な記憶は残ってしまいます。

親の愛情を無意識に信じられなくなってしまっている場合もあるので、たくさんスキンシップを取りながら子供の話をしっかりと聞いてあげる意識を持ちましょう。
子供が暴れてていても、怒るのではなく、一旦感情を受け入れてあげます。
ゆっくりと話を聞いてあげれば、だんだんと落ち着いてくるでしょう。

暴れた理由を聞く

子供が落ち着いたら

「どうして暴れちゃったの?」

と理由を尋ねてみましょう。
子供の返答がどんなものでも否定せず「そうなんだ」「辛かったね」と子供に共感してあげます。

そして最後に「今だったら、その時の自分になんて言う?」と聞いてみます。
そうすると「そんなに暴れなくて大丈夫」「落ち着いて説明すればよかった」など、冷静な対処方法を子供自身で導き出すことができるかもしれません。

何度も繰り返していくうちに、暴れる自分を客観的に見る力がついてきて、暴れる回数が減ってくるでしょう。

規則正しい生活習慣

子供が暴れる原因として、睡眠不足や食事に偏りも考えられます。

神経の興奮を抑えるためにはカルシウムが必要ですし、カルシウムの吸収を助けるためにはビタミンDも必要です。
しっかりと栄養バランスの摂れた食事と、心と体を休めるための睡眠を心がける事で心身共に健康に成長する事ができます。

子供の自尊心を高めるしつけをして子供の心を豊かにしてあげましょう

親が子供にどのように接するかによって、子供の自尊心の高さが決まります。

自尊心は、他人ではなく自分自身をどう思うか、どう感じるかという事

自尊心を高めてあげると、様々な事にチャレンジできるポジティブな人間に育っていきます。

子供の自尊心を育むためにおすすめなしつけ方法を3つ紹介します。

勝ち負けよりも努力を評価する

例えば何かスポーツで優勝したとしても、その結果を褒めるのではなく、そこにたどり着くまでの努力を褒めてあげましょう。
負けた時でも同じです。
負けた事を責めたり、残念がるのではなく、それまでに行ってきた努力を褒めてやり、次に繋げるのです。

そうする事で、挑戦を恐れない自身が育ってきます。

1人で課題を解決させる

難しい宿題に取り掛かっている時、子供は親に助けを求めてくるかもしれません。
ですが、簡単に手を貸してはいけません。

「先生に教えてもらった事を思い出して」「教科書は見たの?」とサポートの言葉をかけてやり、あくまでも1人で考えさせます。
時間がかかっても、出来た時は必ず褒めてあげましょう。

難しい課題に取り組んだ時間そのものが子供の自信に繋がります。

失敗を学びとして捉える

親は子供に失敗をさせたくないものですが、失敗する事からしか学べない事もあります。
失敗を経験させないという事は、学びの機会を奪う事になってしまいます。

失敗を繰り返し、次はどうしようかと自分で考える力をつける事が自尊心を育ませるのです。