子供の癇癪の原因!小学生の子供の気持ちと親に出来る対処法

小学生の子供が度々癇癪を起こすことに、頭を悩ませているお母さんもいるのではないでしょうか。どうして癇癪を起こすのか、原因や対処法を知りたい人もいることでしょう。
ここでは、小学生の子供が癇癪を起こす原因と対処法についてお伝えします。子供の心を理解して、親として正しい対処をしてあげましょう。

子育てには悩みがつきものです。ですが、愛情を持って子供を育てることで、コミュニケーションを取りながら親子で一緒に前に進みましょう。

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小学生の子供の癇癪・原因を考えよう

小学校低学年の子供は学校生活や生活リズムにもやっと慣れてきた頃なのでまだまだ疲れがたまりやすく、徒歩での通学も大人が思っている以上に体力も消耗してしまいます。

平日の子供の癇癪の原因

週末には癇癪を起こすことが少なくて平日に多い場合には、学校生活での疲れがたまってきているのが原因かもしれません。

通学に勉強、帰ってからも宿題がありますし、やることが多くなってしまって遊ぶ時間が少なくなってしまいストレスが溜まっていることも考えられます。

また、小学生とはいえ低学年のうちは思っていることをうまく言葉で伝えるのが難しいので、理解してもらえないもどかしさを感じているのでしょう。

小学生の子供の癇癪は原因を知って子供の気持ちを受け止めることで対処を

宿題をやりたくない、やろうと思っているのに注意された、兄弟でケンカしたなど、子供が癇癪を起こしてしまう原因は大人にとってはほんの些細なことかもしれませんが、子供の気持ちに寄り添って、癇癪を起こした原因が何かを考えてみましょう。

やらなきゃいけないことを分かっているのにやりたくない、できないといった子供特有のもどかしさを理解し、子供の気持ちを理解してまずは一度、受け止めてあげてください。

子供の癇癪の原因を一度受け止めたうえでどうしたらいいのか一緒に考えてあげて、落ち着かせてあげましょう。

大人も自分が子供だった頃には同じような経験をしているはずなので、思い出してみると子供の気持ちが良くわかるかもしれませんし、同じような経験をしてどのように対処したのかを子供に話してあげるといいでしょう。

子供自身も抑えきれない気持ちで癇癪を起こしてしまって不安感が強くなっているので、親も自分と同じようなことがあったのだ、自分だけではないんだと思うことができれば少しでも安心できるでしょう。

子供が癇癪を起こすときは癇癪とは違う気持ちの伝え方を提案してみよう

自分の気持ちを言葉でうまく伝えることができなくて癇癪を起こしてしまっている場合の対処法

まずはどんなことを思っているのかいくつか思いつくことを話して聞いてみてください。
代わりに言葉で話してあげることで、癇癪を起こしているときの気持ちを言葉でどのように表現すればいいのかわかってくれるでしょう。

そんな風に感じていたのかわかったら、次は癇癪ではなくて少し優しい行動で落ち着いて気持ちを伝えられるように、代わりの方法を提案してみてください。

たとえば、嫌なことがあって話を聞いてほしい時には、話を聞いてと言ってくれる?とか、床に寝転んで暴れる代わりにママに足にツンツンしてくれる?など、ほかに子供が提案してくれるような行動も取り入れてみましょう。

子供の癇癪は原因を知って正しい対処を!親のこんな対応はNG

子供の癇癪を増強させてしまったり、大人が癇癪を許していると思わせてしまうような行動をしてしまうと、いつまでたっても子供の癇癪はおさまらなくなってしまいます。

家の外で癇癪を起こしてしまった時にしてしまいがちな間違った対処の仕方

出かけた先で子どもが癇癪を起こしてしまった時には、早く静かにさせないと、という気持ちが先行してしまっておやつやおもちゃを買い与えたり子供が喜ぶものを与えてしまうと、その場はすぐに癇癪が収まっていいように思えますが、癇癪を起すと好きなものがもらえるかもしれないと誤って解釈してしまうかもしれません。
好きなものがもらえると思っていたのにもらえない時があったりすると、子供の癇癪はさらにエスカレートしてしまいます。

家で癇癪を起こしたときにも同じように子供の言いなりになるような都合の良いことで癇癪を収めようとしてしまうと癇癪がひどくなってしまうので、家で癇癪を起こしても話して聞かせ、癇癪でほしいものは手に入らないと学んでもらう必要があります。

癇癪を起こしてしまった子供に大声で叱るのも逆効果で癇癪を強めてしまったり、叱られることで自分の気持ちが理解してもらえないと感じてしまいます。

また、普段から親がイライラして癇癪を起こしたような行動をとってしまっていると、子供も癇癪を起こすことが悪いことだと思わないので真似してしまい、癇癪を起こすことが多くなってしまうでしょう。

子供の癇癪が激しいときは親が子供を守ることが大切

子供の癇癪も様々で、泣き叫ぶこともあれば暴れたり暴力的になってしまうこともあります。

泣くだけなら危ないことはありませんが、暴れたり物を投げるような癇癪の起こし方の場合には子供も周りの人もケガをしてしまうこともあって危険なので、親が守ってあげなければなりません。

まずはしっかりと抱きしめて、嫌なことがあったねなどと話しかけて落ち着かせてあげましょう。
暴れてしまって酷いときでも、ただ押さえつけるのではなく抱きしめながら押さえてあげると暴れてケガをする心配も少なく、やり場のない気持ちを落ち着かせることができます。
また、近くにあるクッションや座布団を使って、子供が床に頭をぶつけてしまわないように保護してあげてください。

落ち着いた時にはすぐに抱きしめて、落ち着くことができたことを褒めてあげることを忘れないでください。