子供の反抗期時期と親の対応や声かけ、反抗期が長引く要因

子供が反抗期を迎える時期は全部で3つありますが、一番厄介なのはやはり10代の反抗期ではないでしょうか。

これから反抗期を迎える子供にビクビクしてしまう親も多いと思いますが、反抗期の子供に親がどう対応するか、これが重要になります。

子供の反抗期時期と親の対応や声かけ、反抗期が長引く要因についてご紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ラインのトラブルはどう回避すればいい?中学生のラインルール

中学生になるとスマホを持つ割合が多くなります。トラブルに巻き込まれない為には、子供だけに判断を任せる...

息子の反抗期と父親の役割、子供扱いせず求められるまで見守ろう

反抗期を迎えた息子の対応に戸惑う母親は多いですが、反抗期の息子と父親との関係に悩むこともあります。...

高校生の反抗期で女子に現れやすい特徴と親の正しい接し方

反抗期の娘を持つ方は、反抗期の女子特有の態度にお悩みの方も多いと思います。なかなかコミュニケーション...

反抗期の中学生の娘へイライラしない接し方のアドバイス

子供が中学生になると、反抗期を迎える子供も多くなります。以前は素直でいい子だったのに、最近は反抗ばか...

バレエの先生から無視されているかもと感じた時の対処法

バレエを習っている子供から「先生から無視されているようで辛い」と相談された時、あなたならどうしますか...

中学生の平均睡眠時間と理想の睡眠時間は?成長期の睡眠は大切

中学生のお子さんを育てているお母さんの中には、子供の睡眠時間が足りていないのではないかと心配している...

4歳の反抗期【男の子の特徴】ママにできる対応と乗り越え方

4歳の男の子を育てているママの中には、男の子の反抗期について頭を悩ませている人もいるのではないでしょ...

高校生の娘の反抗期に父親はどう接する?反抗期の特徴と接し方

高校生の娘を持つお父さんの中には、娘の反抗期に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。...

思春期のイライラへの対処法と反抗期を迎えた子供との接し方

子供を持つ親なら、誰でも一度は経験するであろう、子供の思春期。小さい頃から可愛がって育ててきた我...

子供を育てるためには、リアルにどのくらいのお金が必要なのか

子供を育てている毎日は、大変さの中にも喜びや幸せを実感し、子供の笑顔のためなら何でも出来ると思えるほ...

3歳の反抗期の男の子の特徴と子供が伸びる親の接し方

『魔の2歳児』という言葉は有名ですが、3歳になったからと言ってすぐに終わるわけではありません。3歳に...

親にイライラする中学生の反抗期に上手に対処するコツを紹介

親にイライラする中学生の子供に対して、親はどんな風に接するのがいいのか悩む親御さんも多いのではないで...

3歳の反抗期にママができる対応!一緒に反抗期を乗り越える方法

3歳のお子さんを育てているママの中には、子供の反抗期の対応に頭を悩ませている人もいるのではないでしょ...

シングルマザーの特徴について生活や経済状況と子供への注意点

シングルマザーには共通してある特徴があります。シングルマザーとして一人で子育てをするのは大変なことで...

小学校と通信教育の活用!メリットと子供のための選び方のコツ

子供が小学校に入学すると気になりだすのが勉強のこと。最近では通信教育もタブレットを使って勉強をするな...

子供の反抗期、反抗期を迎える時期は全部で3つ

子供が成長する過程で反抗期は外せないイベントのようなもの。

反抗期を迎える時期は全部で3回あり、2~3歳頃のイヤイヤ期、5~7歳頃の中間反抗期、そして小学校高学年から中学生頃に多い第2次反抗期です。

「イヤイヤ期がとても大変で…。」という話をよく耳にしますが、「イヤイヤ期なんて可愛かったわ。」と思えるほど中間反抗期の方が大変ですし、さらに第2次反抗期はもっと大変になります。どんどん大変になっていくのは、子供の知識が増えることやコミュニケーション力が高まることが理由なので、大変であることを喜ぶべきなのかもしれません。
  • イヤイヤ期は自我の芽生えによって起こります。
    自分でやってみたいのに出来ないことや、できると思ったのに出来ないことなどが原因で怪獣と化すのがこの時期ですよね。
    自己主張の始まりです。
  • 中間反抗期も、自己主張によって起こります。
    いろいろな知識が増えだす頃で、自分で考えて行動したいという気持ちと、ついつい手をかけてしまう親との戦いです。
    自分の行動には責任がついてまわることをしる時期でもあります。
  • そして、最後の第2次反抗期。
    もっとも大変だと言われる反抗期です。

第2反抗期についてはもう少し詳しくご紹介しましょう。

思春期の子供が反抗期を迎える時期は体が発達する時期と重なる

子供の反抗期の時期は3回あると言われますが、その中でも大変だと言わるのが第2次反抗期。

早ければ小学校高学年くらいから始まり、高校生まで続くとも言われます。
終息の速さは個人差やもありますが、大人の対応によっても異なるので、いつと明確にはお伝えできません。

反抗期の理由はイヤイヤ期や中間反抗期とさほど変わりません。
自己主張が主な理由で、よりいろいろな知識を身につけて自立心が強くなるので、親の干渉をシャットアウトするようになります。

また、第2次反抗期の特徴は、体が大人へと変化する時期と重なっていること。
これまでイヤイヤ期や中間反抗期は、大きく成長することはありましたが、変化ではありませんでした。

しかし思春期には体が発達して大人へと変化します。
ホルモン分泌の影響や、急激な体の変化が与える動揺はメンタル面へも影響して、本人もよくわからず八つ当たりすることもあるので、もっとも大変な反抗期といわれるのです。

子供の反抗期が終わる時期は?男女で終わる時期が違うことも

子供の反抗期は大変だと耳にすると、気になるのは終わる時期ですよね?
先程も少しご紹介しましたが、終わる時期には個人差があり一概には言えません。ただ、一般的には女の子の方が早く始まり早く終わるといわれ、高校受験前にすでに落ち着いている子もいたりします。
男の子の方は反対に始まりも遅く、終わりも後にずれることが多いようです。

しかし、これはあくまでも一般的な時期です。

内面的な問題なので徐々に終息を迎えるものです。
自分の反抗期がいつ終わったのかを明確に答えられる人はいませんよね?

ですから、多くの場合は反抗期はだんだんと弱まって、いつの間に収まっていたという感じでしょう。

反抗期の時期が長引く要因は大人側の間違った対応

子供の反抗期の期間は一般的には高校生くらいと言われます。

体の変化によるメンタル的な問題や、ホルモンの影響によるイライラはある程度の期間が経過すれば必ず落ち着いてくるものです。
体の発達状況に伴い、内面的な問題も徐々に落ちるいてきます。

しかし、これはあくまでも一般論。
反抗期がとても長引くこともあるのです。

反抗期が長引く大きな原因は「大人」であることが多いです。

反抗期にはつい親も感情的に対応してしまうと言うこともあるかもしれません。
しかし、手をあげたりヒステリックに対応しても反抗期は収まりません。
まったく逆効果です。
これでは大人に対しての不信感を与えるだけです。

大人に対しての不信感は反抗期を長引かせる原因となってしまいますから、注意したいですね。

反抗期の子供の態度別、親の対応例と声かけ

子供の反抗期の理由も対応も千差万別。
正解はひとつだけではありません。
そうは分かっていても、指針となる物は欲しいですよね。そこで試してみて欲しい対応をご紹介しましょう。
  • まず、子供がイライラしている時。
    ついつい心配になってあれこれ詮索したくなりますが、そこはグッとこらえて見守りましょう。
    「どうしたの?」と声を変えても親には干渉させたくないお年頃ですから、かえってイライラを高める結果になってしまうかもしれません。
  • 同じ様にグッとこらえたいのが、自分や物に八つ当たりしてくるときです。
    第2次反抗期はホルモンの影響もあって、本人すらよくわからないけどイライラするものなのです。
    そんな子供の行動や暴言を真に受けても、全くの無意味です。
    物を壊すこともあるかもしれませんが、多めに見てあげてください。
    そうゆう時期なのだと流してしまいましょう。
    屁理屈なども、それだけ言語能力が高くなったと喜んであげてくだい。
  • 友達との行動に関しては、良いこと悪い事の分別は出来ている年代ですから必要以上に注意する必要はありません。
    「迷惑かけないようにねー。」程度で十分に親の気持ちは伝わるはずです。
  • 勉強を全くしない時には、「やらないと自分で決めたのなら文句ないよ。」と伝えてみましょう。
    やらない事で起きる未来に対しての責任は自分にあるのだよということを、再認識させてあげられると思います。
    勉強するかもしれませんが、ご褒美でツルような行為はNGですよ。
反抗期の対応の正解は1つではありません。
ご紹介した方法が良い結果を生むとも限りませんが、引き出しの1つとしてこういった対応も検討してみてくださいね。