子供が反抗期を迎える時期は全部で3つありますが、一番厄介なのはやはり10代の反抗期ではないでしょうか。
これから反抗期を迎える子供にビクビクしてしまう親も多いと思いますが、反抗期の子供に親がどう対応するか、これが重要になります。
子供の反抗期時期と親の対応や声かけ、反抗期が長引く要因についてご紹介します。
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子供の反抗期、反抗期を迎える時期は全部で3つ
子供が成長する過程で反抗期は外せないイベントのようなもの。
反抗期を迎える時期は全部で3回あり、2~3歳頃のイヤイヤ期、5~7歳頃の中間反抗期、そして小学校高学年から中学生頃に多い第2次反抗期です。
- イヤイヤ期は自我の芽生えによって起こります。
自分でやってみたいのに出来ないことや、できると思ったのに出来ないことなどが原因で怪獣と化すのがこの時期ですよね。
自己主張の始まりです。 - 中間反抗期も、自己主張によって起こります。
いろいろな知識が増えだす頃で、自分で考えて行動したいという気持ちと、ついつい手をかけてしまう親との戦いです。
自分の行動には責任がついてまわることをしる時期でもあります。 - そして、最後の第2次反抗期。
もっとも大変だと言われる反抗期です。
第2反抗期についてはもう少し詳しくご紹介しましょう。
思春期の子供が反抗期を迎える時期は体が発達する時期と重なる
子供の反抗期の時期は3回あると言われますが、その中でも大変だと言わるのが第2次反抗期。
早ければ小学校高学年くらいから始まり、高校生まで続くとも言われます。
終息の速さは個人差やもありますが、大人の対応によっても異なるので、いつと明確にはお伝えできません。
自己主張が主な理由で、よりいろいろな知識を身につけて自立心が強くなるので、親の干渉をシャットアウトするようになります。
また、第2次反抗期の特徴は、体が大人へと変化する時期と重なっていること。
これまでイヤイヤ期や中間反抗期は、大きく成長することはありましたが、変化ではありませんでした。
しかし思春期には体が発達して大人へと変化します。
ホルモン分泌の影響や、急激な体の変化が与える動揺はメンタル面へも影響して、本人もよくわからず八つ当たりすることもあるので、もっとも大変な反抗期といわれるのです。
子供の反抗期が終わる時期は?男女で終わる時期が違うことも
男の子の方は反対に始まりも遅く、終わりも後にずれることが多いようです。
しかし、これはあくまでも一般的な時期です。
内面的な問題なので徐々に終息を迎えるものです。
自分の反抗期がいつ終わったのかを明確に答えられる人はいませんよね?
ですから、多くの場合は反抗期はだんだんと弱まって、いつの間に収まっていたという感じでしょう。
反抗期の時期が長引く要因は大人側の間違った対応
子供の反抗期の期間は一般的には高校生くらいと言われます。
体の変化によるメンタル的な問題や、ホルモンの影響によるイライラはある程度の期間が経過すれば必ず落ち着いてくるものです。
体の発達状況に伴い、内面的な問題も徐々に落ちるいてきます。
しかし、これはあくまでも一般論。
反抗期がとても長引くこともあるのです。
反抗期が長引く大きな原因は「大人」であることが多いです。
反抗期にはつい親も感情的に対応してしまうと言うこともあるかもしれません。
しかし、手をあげたりヒステリックに対応しても反抗期は収まりません。
まったく逆効果です。
これでは大人に対しての不信感を与えるだけです。
大人に対しての不信感は反抗期を長引かせる原因となってしまいますから、注意したいですね。
反抗期の子供の態度別、親の対応例と声かけ
正解はひとつだけではありません。
そうは分かっていても、指針となる物は欲しいですよね。そこで試してみて欲しい対応をご紹介しましょう。
- まず、子供がイライラしている時。
ついつい心配になってあれこれ詮索したくなりますが、そこはグッとこらえて見守りましょう。
「どうしたの?」と声を変えても親には干渉させたくないお年頃ですから、かえってイライラを高める結果になってしまうかもしれません。 - 同じ様にグッとこらえたいのが、自分や物に八つ当たりしてくるときです。
第2次反抗期はホルモンの影響もあって、本人すらよくわからないけどイライラするものなのです。
そんな子供の行動や暴言を真に受けても、全くの無意味です。
物を壊すこともあるかもしれませんが、多めに見てあげてください。
そうゆう時期なのだと流してしまいましょう。
屁理屈なども、それだけ言語能力が高くなったと喜んであげてくだい。 - 友達との行動に関しては、良いこと悪い事の分別は出来ている年代ですから必要以上に注意する必要はありません。
「迷惑かけないようにねー。」程度で十分に親の気持ちは伝わるはずです。 - 勉強を全くしない時には、「やらないと自分で決めたのなら文句ないよ。」と伝えてみましょう。
やらない事で起きる未来に対しての責任は自分にあるのだよということを、再認識させてあげられると思います。
勉強するかもしれませんが、ご褒美でツルような行為はNGですよ。
ご紹介した方法が良い結果を生むとも限りませんが、引き出しの1つとしてこういった対応も検討してみてくださいね。