中学生の娘の反抗期対策、反抗期女子の特徴と親の関わり方

小学校までは聞き分けの良い娘だったのに、反抗期なのか中学生になった途端、何も話さない、聞けば「うるさい!」と言う…親としてどう向き合えばいいのか悩みます。

親も一緒になって声を荒げてしまいそうになりますが、反抗期を迎えた中学生の娘に対してどのような態度で接するのがベストなのでしょうか。

親の対応次第では、反抗期が終わるどころか逆に長引かせてしまう可能性もありますのでご注意を。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

思春期の男の子の子育て・心と身体の変化と母親にできる対応

男の子の子育てに奮闘しているお母さんの中には、お子さんの思春期にどのような対応をすればいいのかわから...

6歳の反抗期【中間反抗期】女の子の気持ちの様子と特徴・接し方

6歳の女の子の子育てをしているママの中には、子供の反抗的な態度に頭を悩ませている人もいるのではないで...

思春期の女子の特徴について思春期の子供に対しての接し方

思春期の女子にはどのような特徴があるのでしょうか?中学生になった途端に、なぜか親にきつくあたってくる...

中学生の子供が夏休みの宿題をしない理由と親に出来る対処法

中学生のお子さんをお持ちのお母さんの中には、子供が夏休みの宿題をしないことに頭を悩ませている人もいる...

高校生の娘の反抗期に父親はどう接する?反抗期の特徴と接し方

高校生の娘を持つお父さんの中には、娘の反抗期に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。...

娘の反抗期がひどいとお悩みの方へ。ひどくなる原因と対処法

反抗期の真っ只中で、娘への接し方に困っているという方も多いと思います。反抗期の特徴には、男子と女子で...

3歳の反抗期にママができる対応!一緒に反抗期を乗り越える方法

3歳のお子さんを育てているママの中には、子供の反抗期の対応に頭を悩ませている人もいるのではないでしょ...

反抗期の中学生の娘へイライラしない接し方のアドバイス

子供が中学生になると、反抗期を迎える子供も多くなります。以前は素直でいい子だったのに、最近は反抗ばか...

中学生の女子はめんどくさい!母と娘の関係と思春期女子への対応

中学生の女の子を育てているお母さんの中には、「女子中学生は本当にめんどくさい!」と思っている人もいる...

息子の反抗期と父親の役割、子供扱いせず求められるまで見守ろう

反抗期を迎えた息子の対応に戸惑う母親は多いですが、反抗期の息子と父親との関係に悩むこともあります。...

中学生の息子の反抗期に向き合う!上手な接し方や見守りのコツ

中学生の息子が反抗期でいつもイライラして困っているというお母さんもいるのでしょうか。子供が反抗期にな...

女の子に反抗期が訪れる時期と特徴!親にできる対処法と接し方

小学校低学年の女の子の子育てをしているお母さんの中には、お子さんの反抗的な態度に頭を悩ませている人も...

小学生に習い事は必要?習い事をさせるかどうか迷ったとき

小学生の習い事は必要なのでしょうか。習い事を始めるときには、役に立つのかや続けることができるのかなど...

そろばん教室に通うメリット・デメリット【子供の習い事選び】

そろばんは、今も昔も人気の習い事です。ママ自身がそろばん教室に通っていたという方も多いと思いますが、...

子供に習わせたいスポーツの習い事。小学生男子に人気の習い事

子供に何か習い事をさせたいという時には、うちの子にはどんな習い事が向いているのかと親も悩むと思います...

中学生になる娘の反抗期対策、反抗期にみせる態度と特徴とは

小さな頃は聞き分けの良い子でも、小学校の高学年から中学生にかけて態度が激変という話はよく耳にします。

反抗期は成長の証とも言われますが、「うるせー!」などと言われるとついついイライラしてしまいますよね。

反抗期になると女の子は、汚い言葉を使ったり暴言を吐くようになったり、部屋に閉じこもったりします。
また、挨拶や返事をしなくなったり、髪を染めてみたり、非行と言われる行為を試してみたします。

母親には暴言を吐いても、小さな子供やお年寄りには意外と優しかったりするのも特徴の1つです。

中学生の反抗期は第2反抗期

小さな頃のイヤイヤ期とは決定的に違う点があります。

それは体の変化です。

第2反抗期の始まるこの頃は、女の子は女性らしい体格になりだし、生理の始まる子もいます。
こういった体の変化については学校などで学んでいると思いますが、実際に自分の体に起こるとやはり戸惑ってしまうものです。

体の変化と心の変化がアンバランスになってしまい、そういった不安感がストレスに繋がり反抗的な態度としてあらわれます。

また、中学生になると小学校の時にはなかった先輩後輩という上下関係が発生しますよね?

なぜか学生時代の上下関係は絶対服従的な雰囲気があります。
子どもたちはこの絶対的な上下関係を通して理不尽や矛盾であふれる大人社会を垣間見ることになるのです。

こういった身体的環境的変化が目まぐるしく起こるのが思春期です。
激しい変化に伴う不安や不満、ストレス、そしてその中で芽生える自己主張が、反抗的な態度となって現れているのです。

はるか昔の出来事で忘れてしまっているかもしれませんが、皆さんにも同じ様に反抗期だった時期があるはずです。
当時を思い出してみると、子供の気持ちに近づけるかもしれませんね。

息子よりも厄介な娘の反抗期、中学生になってから何も話さなくなった娘への対策

「中学生の反抗期は息子より娘の方が厄介だわ。」

そんな話もよく耳にしますが、それは、単純に母親も女だからです。

女同士と言うのはどうしても張り合ってしまうもの

女の子の反抗期の態度で多いのが、何も話さなくなること。

この状態は母親と娘が陥りやすいパターンの1つで、原因は母親に何度もダメ出しされたこと。

  • 「いつまで遊んでいるの!」
  • 「勉強しなさい!」

に始まり、娘の場合はついつい服装にまで口出ししたりしてしまいますよね?

「〇〇が欲しい」といっても「まだ早い!」とか「恥ずかし!」などと否定されることが度重なると、娘はどうせ否定されるからと、話すことを自体をやめてしまうのです。

こうなってしまったときに、何をいっても娘の耳には入りません。
今は話したくない時なのだと察して、無理に話を聞き出そうとするのをやめましょう。

完全に話さないというのはNG

「おはよう」、「おかえり」、「ただいま」、「ありがとう」、「おやすみ」など、挨拶は子供が返事をしなくても欠かさず伝えましょう。
それを伝えていれば無視ではなく、娘が話すのを待っていることが伝わるはずです。

そして、娘が口を開いてくれるまでの間に、自分がやらかしてしまったダメ出しについて振り返ってみましょう。
せっかく話し出してくれても、同じダメ出しをしたらまたダンマリに逆戻りです。

反抗期に突入した中学生の娘から「うるさい!」と言われた時の対策

反抗期少女の口癖と言えば、「うるさい!」「だまれ!」ですよね。
言われると本当にムカつきます。

しかし、この程度の暴言であれば放置しましょう。

娘は親から離れて自分で頑張りたいとき

とはいえ、いろいろな葛藤があることは悟られたくないお年頃。

自分の意見を持てるようになったと理解して、親は口出しせずにただただ見守ってあげましょう。

しかし、どんなことでも寛容に受け入れてOKなわけではありません。

絶対に許せいない暴言や行動の一線を超えた時には、毅然とした態度でビシッと怒ること

この一撃をただ事ではないと思わせるためにも、普段は些細なことで怒らない方が良いのです。

メリハリをつけて接することで、親の本気度が子供にも伝わりやすくなります。

中学生の娘が反抗期で勉強をしない時の対策は

中学生は小学校に比べると、グッと勉強が難しくなってくる時です。
そんな時についつい親がいってしまう一言といえば、「勉強しなさい!」ですよね。

しかし、言ったところで効果が無いのは目に見えています。

親の言うことに従いたくないのが、反抗期

小学生のときなら、「だったらしなくていい!」と言ったら子供が折れて、「ごめんなさい。やります。」という流れになることもありますが、中学生の場合は「だったらやらないわ。」となるのがオチです。
そういう時にはちゃんと乗っかって来ます。

勉強は第3者に任せるのが一番

娘が反抗的な態度で暴言を吐くのは、主に親に対してです。
他人となる塾の先生や家庭教師には、そこまでの態度はしないのが一般的。

親子という近い関係ではたとえ小学生のときでも、お互いに感情的になってしまって教えるのは難しいものですよね?
複雑な反抗期であれば尚更です。

運が良ければ良い先生にあたり、心を開いた娘の点数が飛躍的に上がる…ということもあるかもしれません。

親の対応次第では、反抗期が終わるどころか変にこじらせてしまうことも

反抗期の長さは子供によって違うと言われます。
反抗期の終わりは、一般的には女の子の方が早く、高校受験の頃には落ち着いている子もいたりします。

しかし、反抗期の終わりの時期は子供だけで決まるわけではないと心得ましょう。

反抗期が長引く原因の1つに、親も含めた子供の周りの大人の対応がある

反抗期は体の変化にともなるホルモンも関係していますが、これはある程度の期間で必ず収まるものです。
しかし、不安や不満、ストレスや自己主張と言った心の変化については、周りの環境に左右されることもあります。

親や周りの大人が、子供の自立したい気持ちを受け入れられないと、反抗期が激化して長引いていまいます。
これは、大人側が反抗期とはどういうものなのかをしっかりと学び対応することで避けられる事態ですから、子供にとっても不幸なことです。