娘の反抗期がひどいとお悩みの方へ。ひどくなる原因と対処法

反抗期の真っ只中で、娘への接し方に困っているという方も多いと思います。反抗期の特徴には、男子と女子では少し違う特徴もあります。
そこで、娘の反抗期がひどいとお悩みの方への、反抗期がひどくなりがちな原因と、子供への接し方についてご紹介します。
女の子の場合には、売り言葉に買い言葉で、つい親もヒートアップしてしまうこともあると思います。反抗期は成長の証と捉え、親も前向きに構えてみましょう。

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娘の反抗期がひどいとお悩みの方へ。女の子の反抗期の特徴

思春期のころにはじまる第二次反抗期は、体の成長に心の成長が追いつかずストレスが溜まってしまうことが原因で起こります。

思春期のころは体の悩みの他にも友達関係、勉強、将来への不安など、様々なストレスを抱えています。

イライラした感情をどこにもぶつけられず、親にぶつけてくるのが第二次反抗期なのです。

反抗期には男の子と女の子で少し違いがある

女の子の反抗期の特徴は、大きく分けて3つあります。

言葉遣いが悪くなる

まず1つ目の特徴は、言葉遣いの悪さです。

特に母親に対しては言い訳や屁理屈は当たり前、時にはびっくりするような暴言を吐いてくることもあるでしょう。

都合が悪くなると逆切れしたり、理不尽に反抗することも多くあります。
言語能力も発達しているので、論理的・批判的に物事を訴えてくることもあります。

部屋に閉じこもる

2つ目の特徴は、親との関わりをできるだけ避けるようになり、自分の部屋に閉じこもってしまうことです。

自分の世界に閉じこもることで、親との間に「壁」を作ろうとしているのです。

心配になってノックをしても「入らないで」と言われたり、部屋に鍵をかけてしまう場合もあります。

心配な気持ちはわかりますが、自立心が芽生えたことで親との間に壁を作ろうとしているので、正常な成長と言えるでしょう。

周りの目を気にする

3つ目の特徴は、他者を意識するようになり、周りの目を気にするようになることです。
他人によく見られたい、異性に嫌われたくないという思いが出てきて、容姿を気にするようになります。

  • 髪型や服装にこだわり、メイクなどをはじめることもあります。
  • 体系を気にして突然ダイエットをはじめる場合もあるようです。
周りの目を気にするということは、自分らしさを確立するために必要なことです。

娘の反抗期に親との距離が近すぎると反抗期がひどくなりがち

娘が反抗期を迎えたら、今までとは違った距離感が必要になります。

今までと同じように近すぎる距離感で接しようとすると「ウザイ」と思われてしまいます。

親との距離感が近いと、子供は「管理されている」という気持ちになります。

親に管理されていると感じると、子供の反抗心はますます強くなってしまいます。

「何もわかってないくせに、口出ししないで」

と言われてしまうかもしれません。

反抗期は、子供の自立心を育てる大切な時期です。

今までよりも1歩離れて、少し遠くから見守ってあげるようにしましょう。

距離感を間違うと、近い将来「親離れ・子離れ」ができない共依存の関係になってしまう可能性もあります。

劣等感を感じている子供は特に反抗期がひどい場合も

子供の反抗期には個人差があります。

中にはまったく反抗期がないという場合もありますが、反対に反抗期がひどすぎるという場合もあります。

ひどい反抗期には理由がある

それは子供の持っている「劣等感」です。

小さな頃から兄弟や周りの人と比較されて育ったり、親からの過度な期待をかけられながら育った場合は劣等感を感じている場合があります。

劣等感を持った子供は、自分や社会に対する諦めの気持ちを強く持っています。

  • 「どうせ自分はダメだから」
  • 「何をやっても無駄」

など、諦めの心がストレスとなり、ストレス発散のために親に反抗しているのです。

「親から見放されている」という寂しい気持ちや「誰かに認められたい」という承認欲求も重なり、激しい反抗をしてしまうようです。

子供が劣等感を感じてしまっている場合は、親がきちんと「子供を見ている」という事を感じさせてあげる必要があります。

悪い事をした時は本気で叱り、大切に想っているからこそ怒っているのだという事を伝えてあげましょう。

子供を否定する言葉は絶対に言わず、子供への想いをきちんと伝えてあげましょう。

反抗期の子供への親の接し方のポイント

女の子の反抗期は、親の接し方が重要です。

接し方のポイントを2つ紹介するので、参考にしてみてください。

子供を観察する

反抗期は、親離れ・子離れの時期だと考えましょう。親はいつまでも子供の面倒を見られるわけではありません。
いつまでも口出しせずに、一歩引く事が大切です。

子供を「干渉」するのではなく「観察」するようにしましょう。
一人の自立した人間として観察し、いつでも子供を見守る姿勢が大事です。
子供が頼ってきたとき、悩んでいるときは親身になって助けてあげましょう。

決めつけない

子供には、子供の考え方があります。
思春期を迎え、ある程度自分の考えを持っている子供に対して、決めつけた言い方をするのは絶対にやめましょう。

子供は親の思い通りには育ちません

子供には子供の人生があり、やりたい事があるのです。

「絶対にこっちの方が正しい」「あとで後悔するよ」など、余計な口出しは不要です。
親が考えている道以外にも成功の道はあります。
子供の考えを尊重し、その考えに必要なサポートをしてあげるのが親の役目です。

娘のひどい反抗期には親も上手にストレス発散

反抗期は成長の証とわかっていても、毎日子供に振り回されるとどうしてもストレスが溜まってしまいます。

親も一人の人間、娘のひどい反抗期に思い悩み、くじけそうになる事もあって当たり前

そんな時は、自分の好きな事をしてストレスを発散させましょう。

運動をしたり、映画を観たり、音楽を聞いたり、家で娘と向き合ってばかりいないで、外に出る事も大切です。

悩み事は溜め込まず、夫や信頼できる友人などに打ち明け、周りに頼る事も必要でしょう。

反抗期を乗り越えるための秘訣は、親の忍耐力と工夫にあります。

子供との距離を上手にとって、温かく見守る寛容さを心がけるようにしましょう。