子供がトラブルを起こしてしまったときに親の謝罪は必要でしょうか。ちょっとしたトラブルと謝罪が必要なトラブルの線引きは、した方とされた方ではかなり違いが出るものです。
どのようなトラブルでも、親が真摯に受け止める事が大切です。
困ったり、謝罪で迷ったときには先生に相談するのもいいでしょう。謝罪をするときのマナーを紹介します。
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子供のトラブルで謝罪が必要なときとは?度合いによって判断しましょう
子供のトラブルで直接相手の子供と親御さんへ謝罪する必要があるかどうか、謝罪の方法についてはトラブルの度合いで判断しましょう。
幼稚園で他の子供と喧嘩して叩いたりちょっとしたかすり傷を負わせた程度では幼稚園の先生が仲裁して解決している場合が多く、その場合にはわざわざ電話をしたり訪れて謝罪をする必要はないでしょう。
参観日などで会った時には一言謝っておくとよい
幼稚園の子供では叩いたりかすり傷ができる程度は日常茶飯事です。
そういったかかわりで子供は人間関係を学習していきます。喧嘩になったという事はそれだけその子供と関わりを持っていたという事で、お互いに成長の糧となっている証拠です。親は子供のかすり傷程度で騒がないようにしましょう。
病院へ行くほどの怪我となるとそうはいきません
病院へ行くとなると時間や交通費などの費用が発生して子供もかなり痛い思いをしています。包帯を巻いて生活が制限される場合もあります。
大きな怪我を負わせてしまった場合には菓子折りを持参して両親揃って謝罪へ行くべきです。
その中間で、かすり傷にしてもちょっと大きい、内出血した場合などは電話で謝罪をするとよいでしょう。
子供のトラブルで謝罪をするときには迅速にがポイント
謝罪をする場合には迅速であることが重要
可能な限りトラブルのあった当日中に謝罪しましょう。
相手の親御さんは子供が怪我をして帰宅したのを見て心穏やかではありません。時間が経つほどに何の音沙汰もない相手に怒りを募らせていく可能性があります。
人は見えない相手や会話をしていない相手に敵意を感じやすいもの
また、迅速さは誠意の表れともとられます。
謝罪が必要であると判断した場合には相手の都合を電話で確認したり、在宅している時間を目指して訪問しましょう。
- トラブルの度合いに合わせて1000円から3000円程度の菓子折りを持参しましょう。
- 謝罪する際は、相手にも悪い点があってもそれには一切触れずにお詫びの言葉を述べます。
そうして相手の子供の怪我の状況を聞き、医療費や交通費などの費用が発生していないか確認しましょう。費用が発生している場合には負担することを申し出ます。
子供のトラブルで謝罪の電話をする?しない?迷ったときは先生に相談
幼稚園や小学校で起こったトラブルで相手の親御さんに電話で謝罪をするべきかどうか迷った場合には先生に相談してみるとよいでしょう。
トラブルの状況を子供から聞いただけで詳しく把握できない場合や、親からの謝罪が必要かどうか判断できない場合には、状況を詳しく把握している先生に相談するとアドバイスをもらえる場合があります。
どうしても電話をかけたい場合には先生に相手先の了解を得てもらってから教えてもらう必要があります。
先生もその点は心得ているので、親から電話や会って謝罪をした方がよいと判断したらその旨の連絡がくるでしょう。
子供同士のトラブルに親が介入するべきかどうかは非常に難しい問題です。子供に責任感をつけさせるためには先生の仲介で子供同士で解決させるのが望ましいものです。親が介入すると子供に甘えが出るものです。
その線引きはやはり状況を詳しく把握している先生に相談して判断するのがよいでしょう。
トラブル後に謝罪の手紙を書くときのマナーについて
謝罪の手紙を書くときには手紙の書き方を確認して礼儀正しいお詫び状を書きましょう。
礼儀に欠けていると却って仇となってしまう可能性もあります。
- 前文
まずは子供の行った行為を真摯に謝罪する言葉を述べます。 - 主文
トラブルに対して申し訳なく思っている心情と相手の子供への気遣い、今後このようなことが起こらないようにするという心構え、治療費等に関して記述します。 - 末文
とりあえず手紙でお詫びする旨を述べて完結させます。 - 後付け
記述年月日、署名、宛名を記述します。
子供のトラブルは親が真摯に謝罪することが重要
子供が他の子供に怪我をさせてしまったり、大切なものを壊したりするなどというトラブルが発生した場合には真摯に謝罪することが重要です。
原因や発端が子供にはなくても怪我をさせたり物を壊すという行為はやってはいけないことです。原因や発端とは切り離して、子供のやってしまった行為を真摯に受け止めて謝罪しましょう。
今回の謝罪は喧嘩に対してではなく「怪我をさせてしまったこと」に対して謝罪するのです。
子供を頭ごなしに叱るのはやめましょう
子供の気持ちをよく聞いてまずは子供の気持ちに理解を示します。その後に「どんなに腹の立つことを言われたりされても怪我をさせるようなことは絶対にやってはいけない」と教えましょう。
子供がその様な行為を行うまでには怒りや悲しみ、悔しさなどの感情が生じているものです。その気持ちを理解しようともせずに叱られると子供は「親は自分を理解してくれない」と思い親への信頼感が失われていきます。