高校生男子の反抗期の特徴と心理・接し方!反抗期は成長の時期

それまでは反抗期がなかったのに、高校生になってから反抗期を迎えた高校生男子を育てているママたちの中には、反抗期にどうやって向き合えばいいのかわからずに困っている人もいるのではないでしょうか。

反抗期の子供は、それまでとは全く違い、親に対して反抗的・攻撃的な態度を取ることがあります。

ここでは、反抗期の高校生男子の特徴と心理・接し方についてお伝えします。反抗期は子供も辛い時期。

親子で一緒に反抗期を乗り越え、大人へと成長していく姿を応援してあげましょう。

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高校男子の反抗期の特徴と心理について

反抗期真っ只中の高校生男子は、親に対する反抗心が強く出てきます。

例えば

  • 親と一緒の外出を嫌がる
  • 親の買ってきた服を着ない
  • 親のすすめた事をすべて嫌がる
  • 親をかっこ悪いと思う

などなど、挙げるとキリがありません。

高校生の時期は「自分はどんな人間なのか」「将来何をやりたいのか」など具体的に考え出す自分探しの時期です。

親の考えを否定して反抗したり、社会の常識を疑うような行動は、自分自身の価値観を作り上げるために必要な行動の一つなのです。

反抗期の高校生男子は大人へと成長する時期

反抗期は、大人に近づくための第一歩です。

個人差はありますが、男の子の反抗期は、主に小学校高学年くらいから中学生の時期にはじまります。

人によっては高校生から反抗期がはじまる事もありますが、高校生の反抗期は小中学生の反抗期とはちょっと違います。

高校生の男子は、小中学生の頃とは比べ物にならないくらい身体つきが大人に近づきます。

筋力も付き、万が一暴れるような事があれば、母親だけでは対処しきれないでしょう。

また、高校生になるとアルバイトをはじめる場合もあり、自分でお金を稼ぐ事で気持ちもグッと大人に近づきます。

今までよりも広い視野で物事を見る事ができるようになり、親への見方も変わる時期です。理想の親のあり方を求め、親を批判する事も多いですが、反抗期の終わりには親にも欠点があっても当然であると捉えられるようになるはずです。

根気強く子供と向き合う事で、親子関係は必ず回復します。

反抗期の高校生男子に見られる行動

反抗期の高校生男子は、親との関わりを避けるようになります。

親に頼る事をかっこ悪く思い、悩みがあっても親に相談する事はほとんどありません。

親との会話は必要最低限で済ませ、親からの干渉を嫌います。

高校生男子の反抗期によくある行動を2つ紹介します。

  • 会話は「別に」で済ませる
    「学校はどう?」「勉強は?」「友達は?」など、高校生になっても子供が心配で質問攻めにしてしまうお母さんも多いのではないでしょうか?
    ですが、親が何を聞いても「別に」と答えるのが反抗期の高校生男子です。
    反抗期が訪れたら、親が自分の知りたい事を根掘り葉掘り聞いても無駄です。
    質問攻めにすればするほど、子供はどんどん離れていきます。
    反抗期の時期は、子供が話したい事に耳を傾けることが大切です。
    質問ばかりをする姿勢を改め、話を聞く姿勢に転換しましょう。
  • 何に対しても無気力
    勉強や部活に打ち込むわけでもなく、好きな女の子に夢中になるわけでもなく、何に対しても無気力になっている場合は、注意深く観察してあげましょう。
    無気力な高校生男子は「勉強なんてして何の意味があるんだ」「学校には何のために行くんだ」など、自問自答を繰り返している場合がほとんどです。
    自分のやりたい事が見つからず、周りと比べて焦っている可能性もあります。
    親としてハラハラしてしまいますが、こんな時は子供を信じて見守る以外に方法はありません。
    助けを求めてきたら、全力で子供に寄り添いながら、基本的には自力で這い上がってくるのを信じましょう。

反抗期を迎えた高校生の男子への母親の接し方

子供の反抗は、普段接する事の多い母親に対して一番強くなる事が多いです。

一生懸命子育てをしてきたのに、子供から暴言を吐かれたり、無視されてしまうと悲しくなるのは当然です。

子供に対して苛立ち、感情が爆発してしまう事もあるかもしれません。

しかし、反抗期の高校生男子に対して母親が感情的になるのはNGです。冷静に対応する事を頭に置き、子供の反抗期を乗り切りましょう。

高校生男子の反抗期の接し方のポイントを3つ

  • 周りと比べない
    兄弟や、周りの友達と比べ、子供に対して不満をぶつけるのはやめましょう。
    反抗期の態度や時期に不安を抱いてしまう親の気持ちはわかりますが、他の子と比べる必要はありません。
    親も一人の人間であるように、子供も意志を持った一人の人間です。
    周りの子を見習って「良い子」になれと言われて、素直に「はい」という子供などいません。
    子供のペースを信じ、子供を個として尊重してあげる事が大切です。
  • 必要以上に話しかけない
    高校生になると、ある程度自分の考えをしっかりと持つようになります。
    良かれと思って子供にアドバイスをしても、子供からすると余計なお世話です。
    自分の考えで行動をしたいので、求められていない時のアドバイスは必要ありません。
    高校生に対して、全く関心を持たず放置するのもいけませんが、必要以上に監視して、余計な口出しをするのはやめましょう。
  • 父親の役割が大切
    高校生男子の反抗の矛先は、主に母親に向けられます。
    子供と母親の関係が上手くいっていない場合は、父親が仲介役になりましょう。
    男の子にとって父親は、特別な存在です。
    一番身近な大人の男性として、無意識のうちにお手本にして生きていくのです。
    父親がしっかりとカッコイイ大人の背中を見せてあげれば、子供はまっすぐに育つはずです。

反抗期は子供も辛い!子供の気持ちを理解してあげよう

反抗期の子供は、ホルモンバランスが崩れやすく、その事が原因でイライラしてしまう場合もあります。

急激な体の成長に伴いホルモンバランスが不安定になると、自律神経や精神面にも影響を及ぼします。

特に高校生は将来について深く考える時期でもあり、多くのストレスを抱えてしまっています。

過度なストレスによりイライラを募らせてしまうのは当然です。

高校生の反抗期は子ども自身もとても辛いのです。

子供の辛い気持ちに理解を示し、頭ごなしに否定するような事は絶対にやめましょう。親に反抗していたとしても、親から突き放されてしまう事は子供にとって一番辛い事です。
どんな時でも見放さず、最後まで子供を見守ってあげる事が反抗期を乗り越えるために大切な事です。反抗期を乗り切った先に、親子の絆はより強いものになるでしょう。