子供のしつけは2歳児の特徴を理解して対応していこう

ついに訪れた「魔の2歳」や「イヤイヤ期」。
これまで順調に子育てをしてきたのに、子供がこの時期になると初めて子育ての壁にぶつかるお母さんが多くいます。

2歳児の成長の特徴を理解して、それにあったしつけをしていくとこの時期を乗り越えることができるでしょう。

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2歳児の成長の特徴を理解しよう

2歳児の特徴

  • できる事が増える。
    言葉の意味を理解しそれに伴った行動が多くなります。まだたどたどしくても自分で何でもやりたがります。視野や行動範囲も広くなり視覚に入ったものに興味を示し色々と行動しだします。
  • 固執してしまう。
    子供がいけない行動をしたときに親が止めるとそれに対して突き進もうとしてしまうのもこの頃です。一言で阻止しようものなら同じ一言で自分の意志を貫き通そうとします。違う視点に向けたり、他の面白いことを提案し注意をそらしながらその場を逃れましょう。その場を回避できたらしっかりとできたことを認め、伝えることが大事です。
私が毎回ぶつかっていた2歳児の行動は出かける前の準備です。特に冬の時期、防寒儀を自分で着ると言い出し時間がかかりすんなり着れず、また深い防寒靴を試行錯誤しながら履き…と時間が迫っている時は本当にイライラしていました。今思うと十分に時間を取っていたら穏やかで居られたのではと思います。

子供のしつけで大切なこと「怒る」と「叱る」の違いを理解しよう

怒るは自分にとって嫌なことがあって腹を立てる行為、叱るは相手に正しいことを伝え導く事です。

  • 事の流れを理解しよう。
    叱るような場面があったら、あったことだけ責めるのではなく何故起こったのか?どのように関わったのか?などを確かめましょう。事柄だけ責めてしまうと何の解決にもなりません。相手がいたらその人の気持ちや起こった事でしてはいけないことなどをしっかりと伝えましょう。
  • 共感する。
    事の流れが把握できてしっかりと自分のしちゃいけないことや、相手の気持ちも把握したら子供の気持ちをくみ取りましょう。叱られていたときの緊張感や色々わかった事で安堵な気持ちなど子供の気持ちをしっかり受け止めましょう。

2歳の子供につい怒ってしまうなら、その原因を取り除く工夫をしよう

2歳児へのしつけの工夫

食べる時

食事時やおやつの時間など飲んでいるものをこぼしてしまったり、食べるものを散らかしたりして怒ってしまうときは、コップの中の飲み物を少しだけにしてすぐに飲み干せる量にしたり、テーブルと椅子の隙間をなくして食べ物が散らかる範囲を少なくしたり手をかけましょう。

触って欲しくないものは収納する。

興味があり目標物に向かって突き進む2歳時代の子供、赤ちゃんからやっと歩けるようになった子供の速度とは全く違う速さで目標物に向かってきます。触って欲しくないものをよける時間もない場合があります。触ってイライラする前に収納してしまいましょう。また出せる時期は必ずやってきます。

お友達と遊ぶ。

1対1だとついつい目につきやすくイライラしてしまうことでも同じ年齢くらいの友達と遊ぶ事で見る部分が分散されてイライラしなくなったり、親同士の交流ができ気持ちを語りあうこともできます。そして友達と遊ぶ事でそこで学ぶ事も多くあります。

2歳の子供に上手なしつけ方をして子育てを楽しもう

  • 色々な体験をさせましょう。
    まだおぼつかない行動から行動を阻止しがちですが、興味があるこの時期にたくさんの経験をさせましょう。自然で遊び色々な植物や虫に触れさせたり、自由に絵を書かせたり柔軟な子供の考えで色々な方法を見出すことがあります。
  • ゆっくり見守る。
    子供を困らせないために大人が手を出して正しい方に導いてしまってはいけません。何か考えがあって行動を起こしている場合があります。また困る事で次に同じ行動を起こしたときに成功になることもあります。よっぽど危ない事になりそうだと思わない限りゆっくりと見守りましょう。
  • 感情も育てましょう。
    目に見えることをしつけるのは意外とわかりやすいです。嬉しい、楽しい、悲しい、腹が立つというような感情は行動を起こしたら出てくるもので経験は大切です。そしてそれによって出てくる感情もしっかりと受け止め一緒に感じましょう。

2歳の子供のしつけに悩んだら1人で悩まずに周りに頼ろう

地域の相談員を頼ってみましょう。

住んでいる町や市などには子育てに特化した相談員が居ます。子供のことは勿論、お母さんの気持ちに寄り添ってくれて必要であれば訪問をしてくれることもあります。幼稚園や保育園でも就園前の子供たちを遊ばせるため園を開放しているところもあり、居る間保育士の方と話すこともできます。お住まいの地域の役場に問い合わせて足を運んでみましょう。

ママ友と話をしてみましょう。

産まれる前に参加する母親教室で知りあったお友達とはたくさん話しながら子育てをする事ができおすすめです。

産まれる前だと子育てにより時間を限られることなく仲を深めることができおすすめです。2歳が過ぎると遊べる場所の範囲も広がり1人ではなかなか踏み出せない自然遊びや工作などもママ友と一緒に体験させることができました。経験を通じて一緒に共感し達成感を味わうことができました。

身内に相談する。

時代や年齢によって色々と考え方が変わってきますが、やはり子育ての先輩の考え方はためになります。自分が親になってしり込みしてしまうような体験も子育ての先輩は経験もあるためたくさんの経験をさせてくれることもあります。相談しようと思ってたずねても色々話をしてゆっくりしている間に何を悩んでいたかわからなくなっていたということもあり心がゆったりすることもあります。