子供にはさまざまなタイプがいますので、わがままを言う子供も珍しくはありません。
しかし、毎日わがままを言ったり、いつもは良い子なのに、突然わがままを言いだしたりするのには、どんな理由があるのでしょうか。
ここでは、子供がわがままを言う原因や、その対処方法などについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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子供がわがままを言うのには、こんな原因が
子供がわがままを言うのは「甘えている」「親の関心を引きたい」「眠たい」場合がほとんどです。
外で頑張ってくるので家では疲れて甘えたくなります。わがままを言っても嫌われない、聞いてくれるという安心感からついわがままを言ってしまう場合があります。
また、子供は親からの愛情を非常に多く求め必要としています。
まだ自分で生きていく力がないので親の保護が不可欠です。そんな自分の生命、存在に欠かせない親からしっかりと愛されていると感じることができないと子供は不安になり何とか自分に関心を引きつけようとします。それでわがままを言うようになる場合があります。
子供は眠たい時はとにかくわがままになり何を言っても聞かなくなる場合があります。
普段なら聞くような事も一切受け入れずひたすらごね続けます。「眠たいのかい?」と聞くと「眠たくない!」と怒りますが間もなくコテッと寝てしまいます。眠たくなるとわがままを言ってごねる子供は非常に多いでしょう。疲れている時も同様です。
子供のわがままの原因を知ったら、良い対処をしよう
子供のわがままがどの原因によるものか見極めて対処しましょう。
それから「でもね、今はそれはできなんだよ。それはお母さん困っちゃうな…」などと叶えてあげられないことを伝えます。子供が「いやだ!」などとわがままを言い続けてもぎゅっと抱っこしたり、逃げていくようならそのままにしておきましょう。あくまでも怒ったり叱るのではなく温かく見守るように対応するのことが大切です。親にしっかりと認められて愛されていると感じられ、子供の気持ちは落ち着きます。
眠い場合には「そうなの」とよく話を聞いて「でも今は出来ないんだよ」などと伝えながらぎゅっと抱っこしているとじき寝てしまうでしょう。イヤイヤして逃げて行った場合にはそのままにしておくと寝てしまうので、布団に入れたりしてあげましょう。
子供の叱り方が間違えていると、わがままを加速させる原因に
子供は優しくしてほしいのです。そんな時に親が「何言ってる!」などと叱ると子供は「親が自分の事が嫌いなのだ」と思い不安な気持ちに陥ってますますわがままを言うようになります。それを繰り返していくと子供は親の愛情が感じられず嫌われていると思い、親に対する信頼感が失われていきます。親子関係に深い溝ができてしまいます。
また、わがままを言った時にそのまま主張が通ると「わがままを言うと望みが叶う」と学習して望みがあるときにはすぐにわがままを言うようになります。
わがままを言った場合にはとにかくまずは子供の気持ちを受け止めることが大切です。それから、そのわがままを聞けない理由を話してたしなめましょう。間違ってもいきなり叱ってはいけません。
家でわがままな子供は、外でもわがまま?他の人の意見も聞いてみよう
家では凄くわがままでも外ではとても聞き分けがよく良い子供は多くいます。
子供も外では頑張っているのです。
幼稚園でママ達と話をしていて、溌剌としてとっても聞き分けの良い子供のママに「○○ちゃんはとっても偉いね」と言うと「いや~家ではわがままで酷いのよ」という返答が返ってくる場合が非常に多くあります。
「家ではわがまま、外では良い子」なら問題ありません。
わがままには温かく対応してあげましょう。
子供のわがままは、本当にわがままなのか、しっかり見極めよう
子供がわがままを言った時にその通りにしていると子供は欲しい物が手に入るし快適なのでどんどんとわがままを言うようになります。
そうして言うようになったわがままなのか、「甘えたい、関心を引きたい」わがままなのかをしっかりと見極めましょう。
大切なのはわがままは通させない、でも気持ちは温かく受け止めてあげることです。