順番を守れない、欲しいものは欲しいと泣いて駄々をこねる…どうしてうちの子供は我慢できないのだろうかと悩んでいないでしょうか。
我慢できる子供にしようと色々試すと思いますが、なかなか思い通りにはいかないものです。
では、どうすれば我慢や待つことを教えることができるのでしょうか。
親として我慢を子供に教えることは大切なことですが、過度に我慢させすぎるのもよくありません。ご注意を。
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我慢ができない子供を正すのが親の役目、社会のルールを守る子供に育てることが大切
ダメな時はダメなのだと教える必要があります。
これは、一度許してしまうと特例が出来てしまい、子供にも我慢しなくても何度も言ったりごねれば許してくれるという特例を作ってしまう事になるのです。
我慢するという事は、大きくなるにつれてどんどん必要になっていく事
甘やかして、我慢させる訓練をさせてこなかった子供が大人になった時、困るのは子どもです。
そうならない為にもしっかり今から教えていかなくてはなりません。
もしかしたら、お母さんに構って貰いたくてしている行為かもしれません。
寂しさからしている可能性はありませんか
子供の様子を見極めて、しっかりと対応してあげる必要もあります。
子供の話を聞いてあげること、それにしっかり答えてあげる事で子供の心が満たされて我慢できる子に育っていくのです。
我慢できない子供に対して過度に我慢させすぎるのもよくない
本来我慢する力を持っていない子供は、そのままの状態でいると我慢する力を身に着ける事が出来ません。
我慢する力を身に着けるためるに、我慢とはどのような物か教えていかなくてはならないのです。
何でも口だけでダメと伝えても子供はどうしてダメなのか理由がわかりません。
まずは、ダメダメ言う前にどうしてダメなのかを説明する事が大切です。
また、あまりにもダメダメ言いすぎると子供のやる気にストップが掛かってしまいます。このやる気にストップがかかり出すと、自分からやりたいという気持ちが減ってきてしまいます。
次第に自分から行動する事が少なくなってしまいますので、我慢させすぎないように適度に身に着けるようにすると良いです。
少しずつ、そんな場面に出くわしたら説明して納得させながら身に着けていくようにしてください。
我慢ができない子供に我慢や待つことを教えるには
我慢する、待つ事は目に見えないものと一緒です。
子どもに目に見えないものを理解させる事は難しい
出来るだけ子供にもわかるように待つ時間の目安やどうして我慢しなければならないのかを伝えるようにしてください。
時計ならこの数字の所まで待っててね。や、タイマーなどでは時間の移り変わりも楽しめるので、この数字がゼロになるまで待っててね。と伝わりやすいです。
待てたら、褒めてあげる事が大事
良く待てたね。と伝えるのも良いですが、出来れば待てたことにきちんとありがとうと伝えましょう。
と伝えるのです。
すると子供は、待つことでお母さんの手助けができたと思って頑張る原動力になります。
親子に信頼関係が出来てくると待つ事や我慢する事も進んでしてくれるようになっていきます。
ですが、毎回待てない事への注意や怒ったりしていると子どもは親に不信感を募らせていくようになります。
なぜ我慢できないの?我慢できずに反抗する理由とは
どうして我慢できないのか、それは大体3つの状況に分けられます。
そもそもどうして我慢しなければならないのかが分からない場合。この場合は、長い時間じっとしている事が難しい事に加え、なぜ騒いではいけないのかがわかっていない状況であるからなのです。
何度も説明しているのに理解してくれないと思って、諦めていませんか。何度も説明するときに怒りながら説明していませんか。ダメとしか伝えていなかったとしたら、毎回でお母さんも辛いですが何度も伝えるようにしましょう。
子供に構ってあげられていな場合は子どもの行動を気に掛けてあげるようにして下さい。
我慢する必要を感じていない場合
この場合は、我慢はしたものの、その後泣いて我慢しなくてもよい状態になってしまったために、泣いて駄々をこねると我慢する必要がなくなる事を理解していて、自分から我慢する事をしなくなってしまった状態です。
これは、ダメな時はダメとしっかり意思を持って親が接しなくてはなりません。
子供は泣き出して大体30分ほどで泣き止みます。子供の感情はそのくらいの時間しか継続しないのです。もしそれ以上泣いている時は親の気を引くために泣いていると思って放っておきましょう。
子供を変える前に親も接し方を見直し変わる努力を
子供を我慢強くしたいのなら、まずは親自身も我慢する気持ちを持たなくてはなりません。
- 子供のしていることを我慢強く見守る事
- 自分の都合で子供を我慢させない事
- 口うるさく言わないようにする事
子供も親に対して安心感が生まれ、素直に話を聞いてくれるようになるでしょう。
もし子供が「これやっていい?」と自分の顔色を伺ってきたときは、今までの自分をどうか見つめなおしてみて下さい。