スマホをもつ子供が増えていますが、スマホの低年齢化に伴い、ネット上で嫌がらせを受ける子供も多くなりました。
子供が嫌がらせを受けていると気づいた時、親は子供を守るためにもすぐに対処することが大切ですが、では、どのような対処法をするべきなのでしょうか。
ネット上の嫌がらせは、24時間365日気が休まることがありません。早期発見のためにも、子供と普段から学校の話題に触れ、異変に気づくようにしましょう。
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子供がネット上で嫌がらせにあってしまった時の対処法
嫌がらせを受けた時の3つの対処
1.証拠を残す
ホームページや掲示板で誹謗中傷をされていたら、印刷して記録を残しましょう。
2.可能であれば削除依頼をする
証拠を取ったら、管理者がちゃんといるようなら削除依頼をしましょう。ただ削除依頼がきちんと機能しているサイトとそうでないサイトがあります。個人が特定できるような内容や、名誉毀損となるような中傷をすぐに削除してもらえない場合は、法律事務所などに相談する手があります。
3.外部に相談する
学校、法律事務所、警察など。相手が学校内の人物で確定しているなら学校に相談するか、取り合ってもらえない場合や相手が誰かわからない場合は法律事務所や警察に相談しましょう。
子供がLINE外しの嫌がらせを受けた時の対処法は
メッセージアプリや、SNSでの嫌がらせも近年深刻となっています。
いつでも気軽に連絡を取れる分、簡単に相手を傷つけることも増えているのです。SNSの種類も多岐にわたり、親が管理・把握するのも難しくなっています。
嫌がらせを受けた時は思い切ってやめさせる
思い切って、SNSのアカウントを削除させる方法です。子供は嫌がるかもしれませんが、相手も、反応を面白がったり、相手が見ていることをわかっているから面白おかしく嫌がらせをしている可能性があります。
ネット上の嫌がらせを隠す子供は多い、すぐに対処するためにも親は普段から子供の様子を見て早期発見を
ネット上の嫌がらせは気づきにくい
ネット上の嫌がらせは親や周りもなかなか気づきにくいことがあります。
普段から学校のことを話題にして、元気がなかったり暗い表情になることが増えていないか、様子を見てあげることがとても大切です。
子供からのSOSに気づく
ここで単なるズル休みとは思わず、普段の様子と照らし合わせてみましょう。親が聞く態度を見せず決め付けた態度を取ってしまうと、ますます子供は嫌がらせを受けていることをを言い出しにくくなります。
なぜ?嫌がらせばかりする子供の心理とは
子供は些細な感情の変化から嫌がらせすることがあります。
なぜ嫌がらせをするのか、知っておきましょう。
嫌がらせをする心理
相手を嫌っている、ねたんでいる
喧嘩をしたら仲直りをしたり、大人なら嫌いな人とは関わらないといった対処法を取ることができますが、子供は嫌いだという感情を率直に相手にぶつけやすいです。
- 「見た目が気に入らない」とか「話し方が嫌い」とか、単純な理由で相手を攻撃することがあります。
- 「自分より成績が良いから」「好きな人の好きな人だから」とかそういったことでも嫌がらせをすることがあります。
家庭環境に不満がある
家庭環境に強い不満を抱いている子は、家庭内や先生の前では良い子でも、同級生や下級生に攻撃的になることがあります。
気に入らない相手に嫌がらせをしてストレス発散をしているのかもしれません。このような子供は、頭ごなしに怒るより、どうしてそんなことをしたのかと話を聞いて原因を究明しないと解決しにくい傾向にあります。
嫌がらせが深刻化する前に、正しい対処と子供へもアドバイスを
子供には「あなたの味方」ということを伝える
子供は、自分が悲しい状況になっていることはあまり親に知られたくありません。親からどうしたの?何があったの?と問い詰められても、逆効果な時もあります。けれど見捨てないでほしい、助けて欲しいと思っていることもあります。
保護者同士の話し合いでは解決しない
学校内で起きた嫌がらせの場合は、学校に相談すると、先生が保護者同士で話し合いさせたり最悪の場合はクラス内で話し合いさせることもあります。
そのような方法で解決させるのは難しいので、絶対にしないようお願いしておきましょう。