中学生の女の子を育てているお母さんの中には、「女子中学生は本当にめんどくさい!」と思っている人もいるのではないでしょうか。
心の底から娘のことが嫌いなわけではなくても、毎日毎日娘の反抗的な態度にイライラしている人もいることだと思います。
ここでは、中学生の女の子の心の様子と、反抗的でめんどくさい態度を取る理由・その対処法についてお伝えします。
お母さんもイライラが募るものですが、母親として娘に出来る対応を知って、女の子の成長を先輩女性として応援してあげましょう。
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中学生の女子はめんどくさい!それは思春期だからです
- 小さい頃は仲良かったのに、中学生になって最近反抗的な態度になってきた。
- 可愛くない態度が増えて、イライラすることが増えてきた。
それは娘さんが思春期を迎えているからかもしれません。
思春期は小学生高学年から中学生の時期に訪れる
親と考えの違いが生じたり、自立心が芽生え始める時期なので、反抗期とも呼ばれます。
思春期の時期は心と体の成長がアンバランスになりがちなので、本人も自分の感情を抑えられなかったり、戸惑ったり不安になっている可能性があります。
また中学生は友人関係の悩みや成績の悩みなど直面しやすい時期でもあります。学校で溜まった不満や不安の感情が、家で吐き出されているのかもしれません。
中学生の女子は色々と大変!女子中学生が抱えるストレス
中学生というのは悩みが増えやすい時期でもあります。現代の中学生女子が抱えやすいストレスの原因について、知っておきましょう。
中学生の人間関係
精神的に大人になりきれないこの時期は、周りと些細なことですれ違いが起こったり、喧嘩になったりすることもあります。ましてやスマホが普及した今、家に帰ってもメールやSNSで連絡を取り合ったりするので、中学生女子にとって自分を取り巻く人間関係はかなり大きい影響を与えるでしょう。
勉強・部活関係
テスト結果や成績面、進学面での不安、もしくは部活での失敗やレギュラーになれない焦りなど。真面目な子ほど、将来のことを考えたりしっかりとプライドがあるので悩むことが多くなるかもしれません。
自己について
自分自身について多く悩む時期でもあります。容姿や性格、環境など。
自分に対して肯定する気持ちが弱いと、不安になって周りを攻撃したり、自己嫌悪になって投げやりになることが多くなる可能性があります。
めんどくさいと思っても子どもを受け止めて!中学生の女子と母親の関係
中学生が嫌がる母親の言動
思春期の中学生女子とは、そういう時に出た母親の言葉がきっかけで喧嘩が始まることがよくあります。子どものためを思って言っているのに、なかなか上手くいかないですよね。
「さっさとお風呂に入りなさい」「部屋を片付けなさい」とか、親としては言って当たり前の言葉から、イライラする余り言ってしまった「そんな子に育てた覚えはない」「誰のおかげで生活できていると思っているの」という言葉や、子ども自身を否定する言葉など。
親も人間ですから、そういった言葉が出てしまうことはあります。
喧嘩した後はイライラして、自己嫌悪になってしまうこともあるかもしれませんが、子どももきっと同じ気持ちでしょう。
親も自分の言動を見返す必要がありますが、子どもが反抗してきたりめんどくさい態度を取ってくるのは親に対して甘えている感情の表れなのかもしれません。
それを理解して受け入れてあげることが大切です。
めんどくさい女子中学生に出来る親の対応・正しい接し方
思春期を迎えた中学生女子への接し方は、時々迷う時もあります。しかしこの時期の周囲の大人の接し方というのが、人格形成に大きな影響を与えることになるでしょう。中学生女子の場合は幼少期の時のように距離が近いままだと「うざい」と思われてしまいかねませんし、遠すぎるとさらに距離ができあがってしまう難しい年頃です。
中学生の娘とは適度な距離感を保つことが大切
母親が子どものお手本になること
母親の存在は、中学生女子にとって一番身近な大人の女性です。母親の姿を見て、自分もこんな女性になりたいと思ったり、はたまた反面教師にすることもあります。身だしなみや言葉遣い、態度など、子どもに尊敬される母親になれるよう普段の生活から心がけましょう。
弱音を吐ける相手になる
子どもにとって、家や家族というのは、唯一本音が出せる場所でありたいものです。子どもは生まれてから母親は母親という存在なので、母親も人間であり、悩みや不安を抱えることがあり完璧ではないという部分を見せても良いでしょう。すると子どもも自分の悩みや本音を相談してくるようになるかもしれません。
口出しは適度に行う
中学生女子の態度を見ていて、もどかしくなることもあると思いますが、誰かと比べたり子ども自身を否定することは控えるようにしましょう。
思春期の女子中学生への接するときの心構え・子どもが大人へと成長するサポートを
中学生、さらに母親と同じ女子だと、昔の自分と重ねるところがあったり、子どもに苦労のない人生を送ってもらいたいという気持ちから、ついあれこれ言ってしまいたくなることがあります。
しかし、自分の子どもといえど一人の人間であり、自分と性格や考え方が違うこともあるということを踏まえた上で接する必要があるでしょう。