寝る前の食事は子供の寝付きに影響があるのを知っていますか?
寝る前なのに子供が何か食べたがって、なかなか寝かしつけられないこともあるでしょう。
時には、事情により夕飯が遅くなり寝る前に食事することもあるかもしれません。
そこで、子供が寝る前に食事することについて、寝付きとの関係や寝る前に食事させる場合の対処法、寝付きを良くするための注意点などお伝えしましょう。
これを読めば、寝る前に子供に食事をさせるのはやめた方がいい理由や対処法がわかり、寝る前に食べる習慣を付けさせないようにすることができるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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寝る前に食事をすると子供は眠れなくなることがある
子供の生活リズムに悩むお母さんは多いのではないでしょうか。
子供が幼稚園や低学年の場合には、夜8時過ぎ、遅くても9時までには寝かせたいですよね。
そのためにはお母さんが夜のご飯支度や夜の食事、子供のお風呂入れ、寝る支度など子供を早く寝かせるための努力が必要です。
しかし、お父さんの帰宅時間が遅い家庭も多いです。
お母さん1人でこの努力を継続することはなかなか難しいですよね。
疲れてダラダラしてしまい、寝るのが遅くなってしまうと子供はお腹空いたと寝る前に何かを食べたがります。
遅く帰宅したお父さんの食事に合わせて子供が寝る前に食べてしまうこともよくあるのではないでしょうか。
午後6時頃に食事をし寝る8時半頃でした。
しかし旦那がそのくらいの時間に帰宅するため、子供も一緒になって寝る前によく食べていました。
これが私の悩みの種だったのを今でも覚えています。なぜなら子供が寝る前に食事をしてしまうと寝付きがかなり悪く寝かしつけに苦労をしていたからです。
夜の家事も進まず子供と一緒に寝落ちしてしまうことも多々あり。
そのツケとして朝の家事の量が増え、結局自分に回ってくるのです。
子供が寝た後の自由な時間もなく、ストレスも溜まりがちに…。そんな最中に寝る前の食事と寝付きに因果関係がないか調べたところ、因果関係はかなりあると判明し驚きました。
また寝る前の食事が消化しきれないため胃腸に負担がかかり脳が睡眠体制になりにくいのです。
寝る前に食事をとってしまったり、寝る時間が遅い子がいますが、子供の生活リズムは子供の成長に大きく影響しますので、整った生活リズムを送れるようお母さんの努力が必要不可欠です。
私もこのような因果関係があることを知ってから子供の食事の時間や寝る時間をより意識し必死に子育てしていました。
寝る前に食事したがる子供は寝たくないだけかもしれない
寝る前に子供が食事をしたがるのは、食事の時間が早くて、なおかつ寝る時間も遅くお腹が空いたというパターンもありますが、必ずしもそのようなパターンだけではありません。
寝る前に子供が食べたがるのは、口が寂しい、寝たくない、という理由も考えられます。
大人でもお腹が空いているわけではないのに、口が寂しく何か食べたいということがありますよね。
それは子供にもあるのです。
大人ですと、硬いスルメを食べたり、水やお茶を飲んだり、中には歯ブラシをしてその気持をごまかすといった人もいますよね。
大人はこのように感情のコントロールができますが、子供はできないので食事でその気持を満たそうとします。
このような場合は、子供の気持ちを反らす工夫をしてみてください。
安眠対策としてよく使われる音楽や手触りの良いタオルを持たす、手を握ってあげると、安眠効果がありますよ。
このような小さな工夫で寝る前の食事の習慣をできるだけ付けさせないよう心がけてくださいね。
どうしても寝る前に子供に食事させなければいけない場合
昼寝の時間がずれてしまったり、お出かけなどで夜の食事が遅くなってしまうこともよくあるでしょう。
そんな時は食事のメニューに注意してあげると良いですよ。
就寝すると胃腸の働きも休憩モードに入ります。
寝る前の食事が消化されず胃腸に負担がかかり寝付きが悪くなってしまう傾向があります。
これを軽減させるために、消化の良いもの、お粥や雑炊、野菜スープを良く噛んで食べさせてあげてくださいね。
お腹が空いている子供に調節は難しいかもしれませんが、できれば食べ過ぎないようにしてあげると子供の寝付きの影響も少ないかと思います。
子供の寝付きを良くするには食事とお風呂の順番にも気をつけましょう
子供の寝付きを良くするために食事を気をつけなければいけないことは理解できたでしょうか。
さらに食事とお風呂の順番を気をつけることで子供の寝付きにより効果あります。
体温が低下すると共に眠りに付きやすくなります。
お風呂→夕食→就寝 このような順番が理想です。
お風呂で温まった体は食事して就寝する頃には低下し始めます。なのでこのタイミングを狙って寝かしつけをしてみましょう。
幼稚園に通っている子供ですと食事は6時頃、就寝は8時頃が適切ですので、就寝時間を逆算してお風呂と食事の時間に気をつけてあげましょう。
子供の生活リズムが整うことにより、お母さんも自分の時間を確保できるので、心の余裕を持って育児ができるのではないでしょうか。
寝る前の子供は興奮させないようにすることも大切
環境や状況によって難しいこともあるでしょうが、寝る前に子供を興奮させないようにすることも大切です。
- 体を使った遊び
- ゲーム、スマホ
- 大音量の音楽
これらは子供の脳を興奮させてしまう作用があります。
できるだけ寝る前は静かな遊びや絵本で穏やかに過ごしましょう。
子供の発達や自分の自由時間確保のために旦那との話し合いや、小さな工夫で改善してみましょう。
日々育児に追われるお母さんは自分の自由時間の確保ができるかどうかによって心の余裕は大きく異なるものですよ。