子供を育てているなかで、悩みごとが多いのが「食事」です。
「ご飯を食べてくれない」、「何度言っても手づかみしてしまう」など、さまざまな困りごとがありますが、そういった時に出来るしつけや、対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、色んな状況に合わせたしつけの方法や、困りごとの解決方法などについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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子供が食事を食べてくれない。その時に出来るしつけとは
子供のことを考えて一生懸命作った食事を食べてもらえないと残念な気持ちとともに子供の健康のことが気になります。食べない時にはどういったしつけをすると食べてくれるようになるのかと悩んでいる人も多いと思います。
まず、子供が食事を食べてくれないときは子供に興味を持ってもらえるように食事の見た目や形を変えてみましょう。
私の子どもたちもお茶碗にいれたご飯は半分ほどしか食べませんが、おにぎりにするとおかわりまでしてしまいます。
さらに、形を動物やハートなどにするとさらに食事への興味が湧きそうです。
食べてくれないと「ちゃんとご飯を食べて!」と何回もいってしまいたくなりますが、そうすると食事の時間が楽しいものではなく辛いものと感じてしまうので、そういった声かけは控えましょう。
反対にノリノリで食べれるように、「〇〇ちゃんの大きいお口はどこだ~」と声をかけたり、自分で食べることができたら「大きいお口で上手に食べれたね」と褒めるのもいいですね。
子供が食事の時にうろうろ歩き回る。そんな時のしつけは
食事はしてくれるけど何度も立ち上がってうろうろ歩き回るのは行儀も悪いですし、なんとかしてやめさせたいです。
子供が食事中にうろうろ歩き回ってしまう原因
最初はきちんと食べていたけれど、途中から歩き回ってしまうのはお腹が一杯だからかもしれません。
これが原因かもしれないと思う場合は、いつもの食事量よりも少なめに出しましょう。
もし、それで最後までしっかりと食べることができれば解決します。
また、よくあるのが嫌いな料理や食材がある場合です。
この場合は、わからないように小さく刻んで混ぜ込んだりペースト状にするなどわからないように工夫する必要がありそうです。
他にもテレビがつきっぱなしだったり、おもちゃが出しっぱなしなど食事の他に興味が沸いてしまう環境であることです。
それらが原因の場合には、食事中はテレビを消す、食事の前にはおもちゃは片付けるなどしましょう。
気づきにくいところとして、ダイニングテーブルの場合には椅子に座って食事をします。子供は小さいので椅子に座っていると足が床につかずに宙に浮いた状態です。
その状態ではよくないので、足を置くために高さのある台や雑誌などを重ねておくか、子供用の椅子に替える方法もあります。
これも実は子供が歩き回ってしまう原因にもなる可能性があるので、子供の食事が終わるまではなるべく立たないようにしましょう。
子供が手づかみでしか食事をしてくれない。そんな時も焦らずしつけよう
ある程度子供が大きくなってきたら手づかみ食べから卒業して、スプーンなどを使って食べるようになりますが、人によってはその手づかみ食べの時間が長いこともあります。
もうそろそろスプーンを使えてもいい時期なのに手づかみ食べばかりだと不安になると思います。
しかし、親が不安になって焦ってしまっても子供がスプーンなどに興味があったり使いたいという気持ちがなければ進みません。
時間はかかってもゆっくりと子供のペースに合わせてスプーンやフォークを使って食べることに移行していければいいのです。
使わなくても、興味がなくても食事の際は用意してテーブルに置いてあげると自然と興味が湧いてくるでしょう。
また手づかみ食べが長いことでのメリットもあります。
指先の発達が進んでいるので使い始めから、上手に使えたり、少しずつ口にいれれるなどです。
子供のペースに合わせて進めていきましょう。
子供が食事をしている時に気になることが起きた時のしつけ方
他にも子供の食事中のしつけについて気になることがあると思います。
例えば、食事のあいさつをしないで食べ始めることです。
いただきますやごちそうさまのあいさつも含め食事です。
保育園など集団生活をしていると自然と身につくこともありますが、家庭でのしつけも大切です。
我が家でも日替わりであいさつ当番をきめて、いただきますとごちそうさまをみんなで大きな声で言っています。
それまではきちんと言わない日もありましたが、お当番制にしてからはみんなしっかりというようになりました。
また、食べる時に口に入ったままおしゃべりをしたり、食事中に歌を歌ったりすることもあります。
そうすると、くちゃくちゃと食べる音や食べ物が入った口の中が丸見えになってしまうので行儀がよくありません。
まだ子供だから仕方ないと注意をしないのではなく、その都度しっかりと教えていくことで身についていきます。
またうちの子は、食事中に左手を椅子について片手で食べる癖があり、よく味噌汁などをこぼしていました。
やはり、背筋を伸ばす、左手は器に添えるなど正しい姿勢で食事をすることが大切なのでその姿勢ができるように、椅子の高さを変えるなど工夫をしました。
食事以外でも気をつけたい、子供のしつけ方
食事に対することに限らずに子供をしつける時には気をつけなければいけない点があります。
ここでポイントをおさえた効果的な方法ではないと、子供には伝わらないのです。
- 例えば、叱るときは短くまとめます。
何回も同じことを長々と叱ってしまうと、子供に残るのは長い時間叱られたということだけです。
どんな理由で怒られているのかを簡単にまとめて伝えましょう。 - また、よくありがちなのが大人の都合で言っていることを変えてしまうことです。
例えば、前回と言っていることを変えたり、自分に余裕のあるときは怒らないけど、今回は疲れているからつい怒ってしまったなどです。
こうなっては、叱られている子供も混乱してしまいますし良くないので気をつけましょう。 - 叱るときでも、必ず子供の意見や気持ちを聞くことを忘れないようにしましょう。
なにも聞かずにただ叱って終わりではダメです。
叱る前には、話を聞いてあげることが大切なのです。
しかし、しつけをするときは、子供を誰かや過去と比べたりせずに一人の人として、愛情をもって接するようにするといいですね。