小学校1年生の反抗期・中間反抗期の特徴と親の正しい接し方

小学校1年生のお子さんを育てているお母さんの中には、子どもの反抗的な態度に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。

「もしかして反抗期かも」と思いながら子育てをしている人もいることでしょう。

小学1年生前後の子供には「中間反抗期」と呼ばれる反抗期が訪れることがあります。

この時期は一体子どもにどんな変化が訪れているのかを知って、親として正しい接し方が出来るように心がけましょう。

小学1年生の反抗期についてお伝えします。

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小学校1年生の子供の反抗期・「中間反抗期」とは

反抗期には中学生ごろから始まる反抗期の他に、小学生に上がってすぐくらいから始まる中間反抗期というものがあります。

中間反抗期は文字通り、中学生と2歳児のイヤイヤ期の中間にある事から中間反抗期と呼ばれているのです。

できれば反抗期なんてない方が親としては楽ですが、この反抗期を経て大人になっていくのです。
親としてもイライラせずに見守る事が大事です。

小学1年生の反抗期は、幼稚園や保育園という守られた世界から、小学校という自由にできる世界に変わり、自分のしたいようにできる環境になってから起こる成長の一つです。
また、2年生から3年生になると更に社会性が身についてきて、家族の中しか自分の世界がなかった状態から学校や自分の友達といった繋がりが出てくるので、自分の基準ん見るようになってきます。

自分の考えで世界を見ると、親の言っている事に矛盾を感じて疑問を抱き、反抗するようになるのです。
ですから、反抗期はとても素晴らしい事で子供が自立してきている証拠なのです。

小学校1年生の中間反抗期・子供への接し方について

中間反抗期中に行ってはいけない子供への接し方は、子供の反抗を否定すること、子供の話を聞いてあげることです。

また、中学生のころに起こる反抗期とは違い、幼児期のイヤイヤ期に似た反抗に近いので、接し方もそこまで複雑なものではありません。

ですから、反抗してきたら受け止めた後、うるさく言わない。子供に行動を任せる事が大事です。
自分の子供ですから、反抗していてもいまどんな状態かわかるはずです。「口ではこう言ってるけど本当はきっとこう思ってるだろうな。」それだけ理解できていれば、後は放っておいても良いのです。
子供の気持ちが分からなくて放っておくのとは違いますから、後は任せて見守りましょう。

例えば、私の知り合いにこんな子がいました。とにかく自分の足で登校したい。でも外は大荒れ、大風の大雨です。親は車で送っていくと言いましたが、子供は歩いていきたいと言っています。更に、長靴ではなく普通の靴で行きたいと言い出したそうです。
結局親は子供を説得して車に乗せて登校したそうですが、この子は一年生で現在反抗期の真っ最中です。
子供には子供の考えがあるようですが、親から見るとどうしても口を挟みたくなる状況が多く、親は正論を押し付けがちです。
こんな時、やはりやらせてみるのが一番なのでしょう。親も思い切って長靴が嫌なら靴で行ってみればいい。と登校させてあげることを思い切ってさせれば良いのです。どうなるか結果はわかりきっていますが、とりあえずやらせてみれば、今度からどうすれば良いか子供もわかるはずです。
反抗期の子供には、まずはやらせて見る事、何かやる時もすぐ口出ししないで子供を見守る事。が大事なのです。
困らせる事、これが子育てには大事なのです。子供にやらせて困らせる状況を作れたら、子供が次にどうすればよいか考える力が身に付くチャンスなのです。

正しい親の対応は?小学校1年生の反抗期で暴言・暴力があるときは

小学校に通うようになると、幼稚園や保育園に行っていた頃の可愛らしい言葉遣いから一遍、聞いたことがないような乱暴な言葉を使う様になっていたり、どこから覚えてきたの。という言葉遣いをし始めます。

怒りの度合いが高くなってくると、子供もついうっかり乱暴な言葉を使ってしまう事があります。
乱暴な言葉や暴力などをしてきた時は、きちんと注意するようにしましょう。
注意する時も、どうしてそれがいけないのか説明してあげなくてはいけません。
叩いてきた時は、「叩くと痛いんだよ。叩いた相手は怪我するかもしれないんだよ。」と伝え、バカ、てめえなどの暴言を言った時は「そんな事言われたらお母さん悲しいよ。心が傷つくよ。」と言われると嫌な気持ちになる事を伝えると子供も言ってはいけないんだな、叩いたらいけないんだなと気が付けるのです。

イライラしている子供には、今日学校で何かあったのとか、不安な事がある?など話を聞いてみると良いでしょう。
イライラには必ず原因があるものです。取り除ける不安などでしたら話を聞いて解決してあげるようにしましょう。

子どもの反抗期で親がしてはNGな行動・気をつけたいこと

子供が反抗してくると親もついついイライラしてしまい、お互いが意地になり結局理解してあげる事からほど遠く、突き放す結果になってしまいます。

反抗期の子供には、まずは子供の主張を受け入れた上で、自分の話もしてみましょう。

子供にも謝れる親でいましょう。大人になるとなかなか謝る事をしなくなります。特に親は自分の間違いを子供に指摘された時、誤魔化して謝らなかったっり、プライドが邪魔して謝らずに反対に怒ってしまったりしてしまいます。
そうしたことを繰り返していると、子供も同じ態度をとるようになってしまいます。

子供が謝らずに困っている場合、よく考えてみて下さい。ダメな時、きちんと子供にも家族にも謝る事が出来ていますか?

叱る事と怒る事は違います。頭ごなしになんでも否定する事が怒る事。してはいけない事をきちんとわかるように教え正すことが叱る事です。叱る事は躾にあたります。

感情的に親が怒ると、子供はこうやって怒ればいいんだと学んでしまいます。怒り方が自分に似てると思ったことはありませんか。
それは自分がマネされているからです。

私もよく感情的に怒ってしまいますが、子供は私の怒っている姿をみて、その様子をそのままマネしてきました。それがまた私の感情を逆なでしてくるのですが、よく考えて、この怒っている姿をみて子供は面白がっている事がわかりました。怒られている感覚ゼロです。もう何に怒っているのか自分でもわからなくなり、怒っている事自体馬鹿らしくなってしまいました。
ついつい感情的になってしまいますが、感情的に怒ってもまったく効果がないので、躾らしく、きちんといけない事は説明したほうが良いですよ。

小学校1年生も学校でストレスを感じる!親がしっかり受け止めよう

反抗したりするのは、外でしっかりとしていてその反動で行っている事もあります。

つまり、外でのストレスを家で発散しているのです。
家は安心できる場所だからこそ、反動がひどく出ているのかもしれないと思うと、優しくしてあげたくなりますね。
多少の反抗も、外で頑張っているのだからしょうがないかと目をつぶる事もできるでしょう。

まだ小学生の低学年です。反抗期にしても可愛いものです。まだまだ序の口。子供が安心して帰ってこれる場所をしっかり作ってあげて、見守る体制を整えてあげていれば大丈夫ですよ。