子供が嘘つきになるのは、子供の中にある心理が隠されています。
それを知るためにはどうして子供が嘘をついているのか原因を探る必要があります。
そこで、子供が嘘つきになる原因や心理と親が子供のためにできることについてお伝えしていきましょう。
子供が嘘をつくのは成長のひとつでもあります。その中でついてはいけない嘘を見極めることも大切です。ぜひ参考にしてみてください。
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子供が嘘つきになる原因にはある心理が隠れている
子供が嘘つきになる心理
嘘の有無や嘘の大小は親子関係によっても大きく異なります。親が子供を強く支配しているような子育てをしている場合は特に、子供が嘘つきが大きくになってしまう傾向にあります。
子供は親が自分を強く支配していることを感じています。
そのため親の言うとおりに、親が喜ぶように物事をしようとして、思いどりにならないと嘘をついて、親を満足させようとしてしまいます。
嘘つきになる子供の心理には大人も影響している
子供の嘘つきは大人にも原因がある
大人は子供に嘘は良くないと教えますね。
ですが、その大人が嘘をついてしまうと子供も「嘘をついても良いんだ」と認識してしまいます。
- ママの年齢をごまかす
- 子供の年齢をごまかして入場料金を払う
- 怒らないと言って怒る
- ママの都合の悪いことは子供にごまかす
これらは親にとって、大したことではありませんね。
しかし、子供にとっては「嘘は嘘」。
子供の理解力や応用力には限界があります。
子供の嘘つきを心理から習慣化させてはいけません
嘘は良くないことですが、子供が嘘をつくことは成長過程の1つでもあります。
これは悪意があるわけでもなく、親を困らせようとしているわけでもなく、ただ単に「面倒くさい」と思ってつく嘘であります。
これはある程度見逃しても構いません。
成長するにつれて、汚ければ手を洗ったり部屋を片付けるし、勉強の大切さがわかるようになれば宿題をするようになります。
前述で触れたように、子供嘘をつく心理には親子関係や大人の嘘があります。
子供が嘘つきなのはこれらが原因だとすれば、当然親が改善しなくてはいけないことが多く、負担がかかってしまいます。
改善していくのはかなり大変なことですがここをスルーしてはいけません。
見逃してしまうと子供の嘘が習慣化されてしまい、学校や社会に出た時に子供が大変な目に合います。
子供の自立心を養うためにも子供の嘘つきは今のうちから見直していきましょう。
大人が注意するべき子供の嘘とは
注意すべき子供の嘘
- 叱られるのを避けるための嘘
友達と喧嘩をして叩いてしまったのに叩いてないという嘘をついたり、オモチャを乱暴に扱い壊してしまったのに壊してないという嘘などは、注意すべきです。
叱られるという一心で自分のしてしまったことから逃げてしまうのです。
事実を認め謝ること、そしてこの失敗どうすれば次に繋げられるのかを考えさせましょう。
このように嘘を子供の学びに変えてあげることも大切です。 - 注目を浴びたいがための嘘
新作のオモチャやゲームを持っている、テストで高得点とった、マラソンで1位をとった、できないのにできる、このような嘘はいけません。
ただの嘘つきです。
嘘を習慣化してしまうと、後につじつまが合わなくなり苦しむのは子供です。
新作品を持っていなくても、テストで高得点とれなくても、マラソンで上位に入れなくても、できないことがあっても、恥ずかしいことではない、努力していることに意味があると教えてあげましょう。
人は人、自分は自分、と教えてあげることで子供の自信に繋がります。
嘘つきの子供の心理を見極め、その都度対応していきましょう。
嘘をついた子供の気持ちを受け止めることが大事
子供の嘘を全て否定してしまっては子供の嘘つきがひどくなる一方です。
子供がつく嘘によっては良し悪しがあります。
どうして子供が嘘をついたのか、考えてください。
ママを喜ばすためにマラソン1位と嘘をついているなら、「1位になるために頑張って努力したなら何位だっていいんだよ。努力したことに意味があるんだから。」と教えてあげましょう。
その努力を褒めてあげることで、子供の自信に繋がります。
ママの教えがあると成長するにつれて、このような嘘の無意味さを実感することでしょう。
こうすることで、嘘つきの子供を持つママの悩みも解消されていくでしょう。