小学2年生くらいから始まる反抗期を中間反抗期といいます。
最近親に対して口答えやキツい言い方をしてくるのはそのせいかもしれません。
しかし、そうと解っていてもやっぱりイライラしてしまうお母さんも多いはずです。
そこで、小学2年生の中間反抗期に対して上手に乗り切るコツについてお伝えしていきましょう。
もちろん、ダメなことにはきちんと教えることも大事です。
ぜひ参考に子供の成長を見守っていましょう。
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小学2年生の親への反抗的な態度は中間反抗期
反抗期と聞くと、2歳~3歳頃に見られる第1次反抗期と、思春期の頃に見られる第2次反抗期が思い浮かびます。
小学校2年生~3年生頃に見られる「中間反抗期」
小学校低学年くらいで親の注意を聞かなかったり、何かと口答えしてくる場合は、中間反抗期の可能性があります。
親が世話をしようとすると嫌がり「自分でやるから」というような姿勢を見せてくるのも中間反抗期の特徴です。
第1次反抗期や第2次反抗期と比べると、それほど激しい反抗ではないため、中間反抗期を気付かずにやり過ごしたという場合も多くあります。
ですが安心してください!!!
すべての反抗期は「成長の証」です。
反抗的な言動にショックを受けるのではなく、子供がしっかり育っているのだと前向きに捉えるようにしましょう。
小学2年生の中間反抗期に対して押さえ付けてはいけません
子供の中間反抗期に対して、頭ごなしに叱るのはNGです。
言う事を聞かないからといって、頭ごなしに叱っては、子供は心のより所を失ってしまいます。
小学校2年生くらいの時期は、まだまだ親に甘えたい年頃
たとえ反抗してきたとしても、親が突き放してはいけないのです。
言葉遣いが悪くなってきた場合は
など、きちんと理由を説明しながら冷静に対処しましょう。
子供が話をしている時は、最後まできちんと聞くようにしてあげます。
なかなか要点がまとまらず、話が伝わりにくかったとしても、しっかりと最後まで聞いてあげましょう。
中間反抗期の小学2年の子供にしっかり教えることも大切
特に小学2年生くらいの子供は、寝る時間や起きる時間、勉強の時間など、成長のために大切な事をきちんと守らせなければいけません。
家庭内でしっかりとルールを決め、ルールを破った時はビシッと叱る必要がある
例えば「学校から帰ってきたらまずは宿題をやって、終わってから遊ぶ」「朝6時に起きて、夜9時に寝る」など、親子でルールを決めます。
守れなかった場合は、なぜ守れなかったのか、まずは理由を聞いてみましょう。
きちんと弁解の場を設けてあげ、話を聞いてあげます。
理由を聞き、子供の気持ちに寄り添いながらも「ダメな事はダメ」としっかり伝えます。
叱る時でもまずは「子供の話を聞く」という事を大切にしていると、子供も親の話を聞き入れやすくなります。
親が間違いをうやむやにしようとすると、子供は信頼してくれなくなります。
親子関係に何より必要なのは「信頼関係」です。
信頼関係を築くためには、親も間違いを認める気持ちが大切です。
中間反抗期を上手に乗り切るコツ
小学校生活にもだんだんと慣れてきた小学2年生頃は、強い「自我」と自分は何でもできるという「自信」が付いてきます。
まだまだ低学年の子供には、これまで通り色んな事をお世話してあげたいと思うのが親心ですが、それをグッと堪えて見守るのです。
子供が自分で考えた事を尊重し、見守ってあげるようにすれば、子ども自身「親に反抗する」のではなく「何でも自分で考える」というクセをつける事ができます。
子供が失敗しないように助けてあげたくなるのが親心ですが、失敗からは多くの事を学ぶ事ができます。
「どうしたら次は失敗しなくなるのか」を自分で考える力は、子供の将来にとって非常に重要な力
失敗してしまった子供に対して「やっぱり失敗すると思った」「全然できてないじゃない」など、子供を否定するような事は言ってはいけません。
助けを求めてきた場合はしっかりとサポートしてあげ、親はどんな時も味方であると感じさせてあげましょう。
イライラせずに子供の成長を見守ってあげましょう
まだまだ可愛らしい時期の中間反抗期は、親として寂しく思う事もあるでしょう。
子供から口答えがあっても、イライラせず、まずは気持ちを受け止めてあげる事が大切です。
「口答えできるくらい賢くなったんだな」と子供の成長を喜びましょう。
中間反抗期は、反抗しつつもまだまだ親に甘えたい年頃
完全に自立できるわけではないので、しっかりと見守りながら必要な手助けをしてあげましょう。
子供はいつか親元から巣立っていくものです。
いつかはやってくる巣立ちの時期に備え「親離れ」「子離れ」の練習だと思って、中間反抗期を上手に乗り切りましょう。
親から愛されているという実感を持つことができれば、子供は安心して日々の生活を送る事ができます。