高校生になっても親に反抗ができないのは、育て方に問題があるからなのかと不安になっていませんか?反抗期がないのは良いことだけど、逆に子供の将来が心配になってしまう親御さんもいるでしょう。
そこで、親に反抗ができない高校生のその理由と上手な親の接し方についてお伝えしていきましょう。
反抗期がないのは反抗する必要がないだけかもしれません。
ぜひ参考にお子さんの様子をよく観察してみましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
反抗期女子への対応に正解はないがぶれない姿勢でいることが大切
反抗期の女子に対して親はどう対応すべきか悩み、どうにもできずに親としての自信を失ってしまうかもしれま...
転勤族の子供の習い事は選び方が重要!そのポイントを解説します
転勤族だと、子供に習い事をさせてもいずれは辞めさせることになる…そう考えてしまうのではないでしょうか...
親に反抗ができない高校生は大人になってから要注意
年頃に反抗期が無い男の子が大人になり自分の思いが通らなかった時に上手に自分を表現できないのか、何でもイライラするという話を聞きます。会社では我慢できているが家で何かしらに腹を立てているなんてこともあります。
反抗できずに育つと「表現ができない」
自分が何に腹を立てているか、どうしたらいいのか上手く伝えられずただ何かに当たってしまう事もあります。高校生などの反抗期と呼ばれる時にその自分に気づいていたら解決策や、回避方法などを周囲の大人から学ぶことが出来たのに何もわからないまま大人になってしまうこともあります。
反抗できずに育つと「自分を持てない」
大人の反抗期にはイライラを全面に出すタイプとお金をかけるような趣味に走る現実逃避のタイプがいます。自分の意見を伝えることも出来ず人に漬け込まれたりして自分の気持ちを表現できないタイプに多いです。
親に反抗ができないのは共依存の関係になっているから
親の監視下にある子供の生きにくさ
朝起きてから寝るまで子供の行動を把握していないと落ち着かないことはないでしょうか?服の着方、コーディネート、学校以外の行動では習い事の送迎、ご飯、お風呂、寝る時間の指示など自分のリズムに子供を合わせていることはないでしょうか?
親が苦労から遠ざけてしまう
天候がひどくても好きなことがあれば子供は出かけます。また忘れ物をして困らなければ「また親が届けてくれる」と甘んじてしまいます。
苦労をして学ぶ事も多い
私がいなければという気持ちが反抗できない理由になっていることもあります。親の対応を変えて様子を見てみましょう。
親が怖くて反抗ができない場合もある
親の怒り方が怖い
自分が意見をしようものなら頭から否定され、言うことを守らなければ突き放されてしまう事におびえて反抗できないという子もいます。
子供も意味があって行動をしています。きちんと話を聞いて受け入れられることは肯定し、違うことはしっかりと伝えるようにしてみましょう。
親の導きがないと何も出来ない
自分の思っている事に自信が無かったり、選んだものが不安だったりすべて親がやってきて自分の意志が無いと、反抗した時に自分で出来なくなる不安から反抗できない場合もあります。
完璧な親
仕事も家事も完璧で非の打ち所が無い親に対しては反抗すると完璧に言い返されそうで反抗できないこともあります。少し気を抜いて駄目な部分を見せて隙を与えてみましょう。
反抗期がない子供への親の接し方とは
会話をする
わざとらしく子供の話を聞きだそうとするのではなく、何気ない会話をしている親子が多く感じます。全く関係の無いテレビの話の中から子供の様子を察知できることもあります。あまり話が弾まなかったり、やけにテンションが高かったりと構えず自分を出すことが出来るのでしょう。
存在価値を認める
子供がわからないと思っている内容でも子供からの視点の意見はとてもためになり、解決につながることもあります。
愛をしっかりと注ぐ
愛のそそぎ方や量によっては過干渉や過保護になってしまいますが、貴方という存在があって幸せ、感謝している、産まれてきてくれてありがとうなど形の無い言葉はとても心が豊かになり自分の存在をを肯定してくれます。照れずにサラッと伝え続けましょう。
反抗する必要がない子供もいるので心配し過ぎる必要はなし
親に口をきかない、今まで出来てきたことを全くやらず自分の世界など反抗期を迎えている子もいますが、全く無い子供もいます。どこか他の場所で悪いことでもしているのではないのかと気になってしまいますが、親の見えないところの反抗は必ず何かしらで気づきます。大人でもいつも一貫して穏やかで感情の起伏が無い人もいるように、反抗期を迎えない子供もいるのです。