我慢ができない子供に我慢を教える方法は?親が気をつけたいこと

子供がなかなか我慢をできないことに頭を悩ませているお母さんもいるのではないでしょうか。どうしてうちの子は我慢ができないのだろう。しつけが間違えているのではないかと、自分を責めてしまうこともあることでしょう。

ここでは、幼稚園の子供が我慢をできない理由と親が我慢を教える方法についてお伝えします。子供の心を理解して、親としてしっかりと子供と接するようにしましょう。

子供は毎日成長しています。お母さんも一緒に成長しながら、楽しい毎日を過ごせるようにしましょう。

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幼児期の子供が我慢できない理由

周りにいる人たちとの関係

親が自分の方に向いていない、兄弟がいるけれど興味がある物が同じで常におもちゃが取られてしまう、お友達と遊んでいて思い通りにならないなど周囲にいる人との関わりあいで我慢が出来ないことがあります。

出来ない事に対しての我慢

ある程度大きくなってきたら遊び方が変わってきます。積み木やブロックを使って家を作る、砂場で山を作る、折り紙で動物を作ってみる、ボウルを遠くへ投げるなど思ったように上手く出来ない時など我慢が出来ずわがままになってしまうこともあります。

生きるための我慢

疲れて眠たくなってしまった、お腹がすいた、トイレに行きたい、調子が悪いなど体が良好でない時は我慢が出来なくなってしまいます。

いずれも自分の変化に気づきそれを伝えようとしている行動です。成長として見守りましょう。

幼稚園の子供に「我慢」を教える時のポイント

我慢をしなければいけない理由を伝える。

遊具で遊ぶ時並んで順番を待たなければいけない場面があります。早く遊具で遊びたくて我慢が出来ないときはみんな並んで順番を待っていることを並んでいる子を指差して目で見ても理由を伝えましょう。そろって食事を取るときなどもきちんと伝え一緒に食べ始めましょう。

我慢の先に何があるか見通しを伝える。

たくさん我慢しても何があるかわからない時は我慢のしようがなくわがままになってしまいます。我慢したらどんなことがあるのか、好きなおやつを食べられるよ。好きな遊具で遊べるよなど子供が想像でき楽しいことを伝えましょう。

我慢をする時間を伝える。

「ママ見て!」「公園行こう」など状況関係なく言ってくることがあります。それが洗濯物の途中、掃除が終えていない時だったら気持ちよく出かけられません。それによって子供を待たせるとき具体的に伝えるとわかりやすいです。このカゴの中の洗濯物を干し終わったらね。この部屋の掃除機をかけ終わったらすぐ行くね。等目で見て確認させると我慢の目処がつきます。またタイマーをかけてそれまでに終わらせて音で伝える方法も良いでしょう。

我慢ができない子供に実際に我慢を教える方法

  • 経験させる。
    友達と一緒に遊んでいておもちゃの順番を待ったり、抱っこの順番を待ったりすぐに行動したいところを待って我慢しなければいけないことが多々あります。途中ぐずっても泣いても経験です。我慢ができない子も中にはいます。危害を加えないよう大人がしっかりと介入し経験させることが大事です。
  • 家族で体感する。
    子供の我慢は家庭の中の関わりあいでも経験することが出来ます。簡単なゲームをして順番を待ってもらったり、外遊びで親が疲れを取っている間待ったりしっかり我慢して待った先には楽しいことがあるということを体感しましょう。
  • しっかりとどこが良かったかほめる。
    「えらいね」など漠然としたほめ方ではなく、しっかり我慢できて素敵だった。たとえ短い時間でも、待っていたことをほめましょう。何に対してほめるのかきちんと伝えることが大事です。言葉だけではなくしっかりと抱きしめるなどで触れ合ってほめるのも良いでしょう。

子供に我慢を教えるときに親が気をつけたいこと

子供に我慢を教えるには

駄目なものは駄目

一度我慢をさせたら緩めてはいけません。子供は泣き続けたらどうにかなるのではないかと一生懸命態度で示してきます。可愛そうになってしまったり、私なんで意地を張っているんだろうと気持ちが揺らいでしまい許可してしまってはいけません。同じ状況が続くと受け入れてくれるものだとおもってしまい我慢ができない子になってしまいます。

何度も繰り返す。

買い物の時に欲しいものがあり毎回言ってきたり、ショッピングセンターなどでその場から動かない時があります。我が家は見ているくらいだったらいつまでも付き合います。また欲しいと言ったらクリスマスや誕生日などのイベントまで我慢させます。どうしても欲しい時は買いたい物の箱の表示を見て使い方を妄想したり、いくらなのか記憶させたり手に入るまで何度も楽しむようにしています。

我慢ができない子供にイライラした時は「今は練習」と考えて気持ちを落ち着かせよう

共感する。

我慢ができない事に対して一緒に共感しましょう。順番待ちのときは早く乗りたいね。待ち遠しいね。楽しみだね。欲しいものがあった時には早く欲しいね。美味しそうだよね。食べたいね。等子供の気持ちを組み取りましょう。共感してくれる事で気持ちが落ち着くことがあります。

気持ちを話す。

我慢ができない状態が長いとイライラしてしまいますが、小さい子供でもしっかり話をしてみましょう。順番待ちのときは「早くすべりたいけどみんな並んでいるよね。順番が来てから乗ったほうがうれしいな」小さくてもしっかりと話を聞いてくれてママが嬉しいならと我慢をできます。

子供の話も聞く。

我慢できずに愚図ってしまったら、その内容をゆっくり聞いてみましょう。小さいながらに何か言いたいことがあるかもしれません。周囲の環境が許させる環境ならばゆっくり時間をかけて受け入れましょう。