幼稚園や保育園、学校に雑巾を持っていくことも多いですよね。新学期になると、新しい雑巾を持っていくと言うのが、新学期の恒例です。
そこでふと思うのが「雑巾をもう少し可愛くしたい」ということではないでしょうか?特に女の子の場合には、ただの雑巾ではちょっと味気のないもの。また、お子様から「もっと可愛くして!」と言われることがあるかもしれません。
そこで、手縫いで作る雑巾を、可愛くアレンジする方法をご紹介します。オリジナルのかわいい雑巾は、他の子の雑巾と間違えることもなく、低学年のお子様にもおすすめです。
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手縫いで作る雑巾の基本の縫い方
幼稚園や学校で用意する必要の多い雑巾ですが、ミシンがなくても手縫いでも問題なく作ることができます。
基本的な縫い方を覚えたら、アレンジもすることができます。
雑巾の基本の縫い方
- まず、タオルの両端の硬い部分を切り落とします。
- タオルが半分の大きさになるように切ります。
- 半分に切った片方を使います。
- 切ったタオルを切り目部分が合わさるように半分に折り、輪になった方と反対の方を縫いあわせます。
- 筒状になるので縫い目が内側になるようにクルンとひっくり返します。
- あとは、タオル全体の四辺を縫います。
- これで、雑巾の完成です。
一回使うだけの場合はこれでもいいですが、より丈夫にしたいときには、手順5のあとに出来上がった雑巾を対角線を描き×のように縫いましょう。
この時に一度に2枚作っておくと突然使うことになったときにも安心ですね。
手縫いの雑巾をかわいい雑巾にアレンジする方法
手縫いの雑巾はとてもシンプルですが、アイデア次第で自分だけの雑巾を作ることができます。
ハギレを使って雑巾の縁に沿って縫い付けていく
ことでほつれにくくもなりますし見た目にもおしゃれになります。
家にハギレがあればそれを使うこともできます。
縁に縫い付けていくので更に時間はかかりますが、子どもには喜ばれるでしょう。
また、時間もないしかわいいタオルも家にない…そんなときには白い雑巾にスタンプを押してみましょう。
スタンプであれば子どもも自分で押すことができるのもいい点です。
この時、水性のインクを使わないように注意しましょう。
雑巾に手縫いでかわいいステッチを
手芸が得意な方や、柄を描くことが好きな子どもがいる場合には雑巾にステッチをしてみるのもいいでしょう。
幼稚園の小さい子どもがいる場合
スケッチブックに雑巾のデザインをしてもらい、そのデザイン通りにステッチをしていくのもおすすめです。
裁縫ができる年齢の小学生
白い雑巾の上に自分でデザインをしてステッチしていくのもいいでしょう。
難しいところは一緒に手伝うなどすると、雑巾づくりの時間も親子の楽しい時間に変身してしまいます。
またステッチをするときには、デザインやモチーフによって糸の色を変えてカラフルにすると色も鮮やかで、掃除で雑巾を使うときにも明るい気持ちになりますね。
雑巾全体にステッチをすると、最初に書いた対角線に縫う「×」のような役割を果たすのでただそのように縫うよりもステッチをしたほうがおすすめです。
雑巾にヒモが必要な時にはフェルトが便利。かわいいヒモの付け方
時には、雑巾を作る時に乾かしてかけておくためのヒモをつけなければいけない時があると思います。
難しそうなヒモ付けですが、意外と簡単にできてしまいますよ。
【必要なもの】 | ・好みの色のフェルト ・太めのヒモ ・雑巾 ・縫い針と糸 |
【付け方】 |
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縫い目をフェルトで隠すことでとても簡単に作ることができます。
このフェルト部分を、動物やキャラクターなどのアイロンワッペンに変えてもいいですし、無地の布を縫い付けて名前を書くスペースにしてもいいでしょう。
雑巾として使いやすい素材は
雑巾づくりは家のもので簡単に作れますが、使いやすい素材があるのでそういったものを意識して作るようにすると掃除もしやすくなるでしょう。
雑巾におすすめなのがタオル
一般的に雑巾を作ろうと考えた時にフェイスタオルを使う人が多いでしょう。
フェイスタオルであれば一度に2枚作れますし、厚みを出したいときにはカットせずにそのまま作ることもできます。
また、使い古しのバスタオルであれば大きさもあるので一度にたくさんの雑巾を作ることができます。
さらしも雑巾におすすめ
さらしは妊娠中に腹帯として使った方もいると思いますが、その後は使いみちもなく押入れに眠ったままということもあるかもしれません。
さらしは吸水性もよく丈夫なので、乾かずに嫌な臭いが残りがちな雑巾にはピッタリです。
厚みがあるよりも薄手のほうが手縫いでは縫いやすいので、家にさらしがある場合には作ってみるのをおすすめします。
キッチンタオル(ふきん)も雑巾におすすめ
ふきんはキッチンで使ったりテーブルや食器を拭いたりと毎日使うことが多く、用途によって枚数も使います。
また、使う頻度がおおいので汚れたり破れたりすることも多いでしょう。
そのまま捨てるだけだったふきんも縫い合わせて雑巾にすることで最後まで無駄なく使うことができます。