2歳8ヶ月の子供のイヤイヤ、癇癪の理由や対処方法をご紹介

子供には1歳半から2歳にかけて、イヤイヤ期が訪れると耳にします。しかし中には意外と大きなイヤイヤ期がなかったと胸をなでおろしていたら、2歳も後半に差し掛かってから、急にイヤイヤ期が訪れることも。

ここではそのような2歳8ヶ月の癇癪について、癇癪の対処方法をご紹介いたします。

またなぜ癇癪をおこすのか癇癪の理由や、ママの気持ちの持ち方、NGな対処方法についてもご紹介をいたしますので、参考になさってください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

女の子の赤ちゃんがブサイクに見えてしまう理由と対処方法

女の子の赤ちゃんなのにブサイクで可哀想…実はそう思ってしまうママは意外と多いのかもしれません。...

中性洗剤でのお洗濯は赤ちゃんにおすすめ!洗い方のポイント

中性洗剤を使ったお洗濯は赤ちゃんの衣類のお洗濯にもおすすめです。では、どうして中性洗剤が赤ちゃん...

7ヶ月のお昼寝時間や生活リズムの整え方!寝かしつけのコツ

生後7ヶ月の赤ちゃんはお昼寝の時間はどのくらい必要なのかと気になるお母さんもいるでしょう。7ヶ月にな...

生後8ヶ月の赤ちゃんの寝る時間や睡眠・成長・活動の特徴

初めての育児に挑戦中のママにとって、子どもの成長は嬉しいと共にいつも心配や不安と隣り合わせ。赤ち...

春の赤ちゃんの服装!快適に過ごせる選び方のポイントやコーデ

春は気温の変化が激しいので赤ちゃんの服装選びにも悩むもの。室内ではまだ暖房がきいていることもあれ...

育児で睡眠不足を感じるママへこの時期の睡眠不足を乗り切る方法

生まれたばかりの赤ちゃんがいるママは、睡眠不足を感じている方がほとんどだと思います。昼夜なく泣く赤ち...

アパートの防音対策・赤ちゃんの出す騒音の種類と対処法を解説

アパートにお住まいの人の中には、赤ちゃんの泣き声や出す騒音でご近所の迷惑になっているのではないかと頭...

年の差のある人と結婚した時、子供が出来た時に想定される事柄

世の中の結婚するカップルの中には、彼氏や彼女との年齢が離れている年の差カップルでの結婚もあります。...

生後6ヶ月の赤ちゃんの1日のスケジュールと発達の様子、関わり方

新生児の頃から比べると体も大きくなり、出来ることが沢山増えた生後6ヶ月の赤ちゃん。睡眠などの生活リズ...

産後の過ごし方・無理は禁物!二人目が生まれたあとの育児と家事

現在二人目のお子さんを妊娠中のママの中には、産後の過ごし方に不安を感じている人もいるのではないでしょ...

4ヶ月の赤ちゃんの一日の生活リズム・整え方のポイントを解説

赤ちゃんが4ヶ月くらいになると、それまでよりも少しずつ起きている時間が増えてきます。また、楽しそうに...

冷凍ご飯をおかゆに【離乳食】に便利な作り方やレンジの活用法

離乳食を食べる時期になると、ご飯が食べられるようになった喜びとともに毎日の食事の支度が大変な面がある...

豚ひき肉を使った離乳食。手づかみ出来るおすすめレシピや作り方

お子様の離乳食は順調に進んでいますか?離乳食が進んでいくと食べることが出来る物が増えていくので楽...

生後四ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の特徴と良い睡眠リズムの作り方

初めての育児はママにとってわからないことばかり。新生児期を過ぎて二ヶ月、三ヶ月と子どもが成長して...

3ヶ月の赤ちゃんの成長の様子とママとの過ごし方のポイント

3ヶ月になった赤ちゃんは、生まれたての新生児の頃とはずいぶんと変わり、生活のリズムにも変化が出てきて...

2歳8ヶ月の癇癪、癇癪をおこす理由について

この時期の癇癪は、言葉の発達、記憶力の発達、自我の芽生えによるものが大きいです。

言葉で少しずつ伝えられることが多くなる時期ですが、自分の伝えたいことが上手に言葉にできず、周りに分かってもらえなかったときにもどかしくて癇癪を起こします。

また、記憶力や自我が発達してくると、おしゃれな洋服を着たときにたくさん褒められたことを覚えており、次の日もまたその次の日も同じ服を着たいと主張するようになります。

洗濯をしていて乾いていないから着れないよ、など伝えると、思い通りにいかなかったことに腹を立てて癇癪を起こすのです。

癇癪は相手を傷つけようと攻撃的な気持ちで起こしているのではなく、自分が想像していたこと、やりたかったことと違う結果になったことに対するクレームのようなものです。
その度合が激しいか控えめかはその子の個性によるものなので、自分の子供の癇癪が激しすぎても心配することはありません。

2歳8ヶ月の癇癪の対処方法

癇癪を起こした子供は興奮している状態なので、まずは落ち着かせてあげましょう。

癇癪の対応は名前を呼んで背中を擦ったりトントンしたり、抱きしめたりしても効果的

決して怒鳴ったりせずに優しく接しましょう。

落ち着いたら、どうして癇癪を起こしたのか理由を聞いてください。

きっかけとなった現場を見ていて原因が分かっているときでも、子供本人の口からどうして癇癪を起こしたのか理由を聞きましょう。

こうしたことを癇癪を起こす度に繰り返すことで、気持ちをきちんと言葉で説明できるようになり、癇癪の回数は減っていきます。

癇癪を我慢出来るようになったときや、理由を説明してくれたときは、それを褒めてあげましょう。

「きちんと我慢できて偉いね」「上手に説明できたね」という褒める言葉はとても大切です。

2歳8ヶ月の癇癪、癇癪を起こした際のNGな対処方法

例えばうまく出来なかったことがあって癇癪を起こすと、「代わりにやって」と要求してくることもあります。

癇癪で要求してきたときには、それに応えない

癇癪を起こせば要求が通ると思ってしまい、何かと癇癪を起こすようになります。

玩具がうまく組み立てられないのなら、子供の手を持ってサポートする形で組み立ててあげます。

子供は親の普段の姿をよく見ています。

親が普段から癇癪を起こす姿を見ると、気に入らないことがあったら怒っっても良いのだと子供は思ってしまうので、日頃から親自身も癇癪を起こさないように気をつける必要があります。

また、癇癪を起こしたときに鎮めようとおやつを上げたりテレビを観せたりするのもNGです。子供にとってはご褒美なので、癇癪を起こせばいいものがあると勘違いしてしまいます。前にもらえたのに今回はもらえないとなると癇癪が激しくなるので、好きなものでおとなしくさせるのはやめましょう。

1歳半頃から始まる子供の癇癪に対してのママへのアドバイス

子供の癇癪は親もイライラしてしまいがちですが、まずはこういう時期なのだと自分に言い聞かせて割り切ることが重要です。

ある時期を過ぎるとなくなるので、それまでだけの期間限定イベントだと思いましょう。

自分でやりたいと思うことが多くなり、うまく出来ないため癇癪を起こすことも増える

基本的には自分でさせてあげることが大事なので、時間には余裕を持つようにしましょう。

特に外出の準備は、上着を着るのも靴を履くのも自分でやりたがる時期です。

5~10分ほど時間に余裕を持つとお母さんも気持ちが楽になります。

育児を一人で抱え込まないことも大事です。

同年代の子供の育児をしている友達に相談してみるといいでしょう。

癇癪に悩んでいるのが自分だけでないと分かるだけでも気持ちが楽になりますし、子供の癇癪あるあるなどを話すとつい楽しくなって気が紛れます。

癇癪がいつもの対処方法では収まらない時は

話を聞けるような状態でないほど激しい癇癪を起こしたり、物を投げたり誰かに攻撃をしたり頭を湯感度に打ち付けるような行為が見られるときは上記の方法ではいけません。

抱っこをしたり、手を握ったりして呼びかけましょう。

放っておくと更に悪化して大変なことになってしまう

理由を聞いたりするのは落ち着いたことが確認できてからです。

それまでは気持ちの切り替えができるまでそばにいてあげましょう。

また、気持ちを理解してあげたいとあれこれ質問してしまいがちなのですが、子供はいくつも質問されるとさらに混乱してしまうので逆効果です。

落ち着くまでは質問せずにそばにいてあげるだけで大丈夫です。

癇癪の理由がわからないまま他のことに目を向けさせてごまかすのもやめましょう。

気持ちの消化が出来ないままなので、また同じことで癇癪を起こす可能性が高くなります。

癇癪はその場で解決してひきずらないこと、これがとても大事なのです。激しいとなだめるだけでもかなり体力を使いますが、今だけと思って割り切って付き合いましょう。