育児で睡眠不足を感じるママへこの時期の睡眠不足を乗り切る方法

生まれたばかりの赤ちゃんがいるママは、睡眠不足を感じている方がほとんどだと思います。昼夜なく泣く赤ちゃんのお世話に、たくさんの家事。ゆっくりとまとまって寝る時間など、ほとんどありません。
そこで、育児で睡眠不足を感じる原因や、ママの睡眠不足解消のためのアドバイスについてご紹介します。
赤ちゃんの成長とともに、夜もまとまって寝てくれるようになります。大変な今を乗り越えれば、ママも少し楽になれるはずです。

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ママが睡眠不足になる赤ちゃんの眠りの特徴

生まれたばかりの赤ちゃんには昼夜の区別がありません。そのため昼間でも深夜でも関係なく起きます。

新生児の睡眠はとても浅い

大人の睡眠は全体の80~85%がノンレム睡眠という深い眠り、そして残りの15~20%がレム睡眠という浅い眠りです。この2つの睡眠を一定の時間のリズムで交互に行い眠ります。

一方生まれたばかりの赤ちゃんはと言うと、睡眠の約半分がノンレム睡眠です。

大人よりもずっと浅い眠りの割合が多いのです。

そのためちょっとした物音や、抱っこからベッドに移したときのほんの少しの変化でも起きてしまうことが多く、これが「なかなか寝てくれない」とお母さんを悩ませる原因となっています。

赤ちゃんの一日睡眠時間は約20時間

ほとんど寝ているのですが、裏を返せば4時間は確実に起きている時間があるのです。

それがたまたま深夜であることなども新生児のうちは当然のことなので、夜にほとんど寝てくれなかったということも多々あります。

育児で睡眠不足を実感する原因は

生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で睡眠不足になる原因は、やはり夜中の授乳です。

赤ちゃんは2~3時間に一度は目を覚まして泣く

お母さんは泣かれたら何時であっても起きて、おむつを交換し、授乳して、ゲップをさせ、またおむつを交換して眠らせるという作業を行わなければいけません。

授乳中に赤ちゃんがそのまま寝てしまうこともあるので毎回同じ作業が決まっているわけではありませんが、1回の授乳でかかる時間は少なくとも10~20分ほどです。

そしてまた2~3時間後に約30分起きて、の繰り返しなので、まともに体も頭も休ませられる時間がありません。

そんな状態でも朝になれば家族のためにご飯の支度やお弁当の準備をしなければいけないため、お母さんには横になる時間もまともにないまま日中の活動が開始になります。

合間にまた授乳、赤ちゃんが寝たら静かに片づけと掃除、合間にまた授乳をして終わったら洗濯、と、休みたくても片付けなければ家事があるためほとんど休めないのです。

そんな状態が約3ヶ月続きます。寝不足になるのは当然のことなのです。

育児で睡眠不足の時には赤ちゃんと一緒に仮眠を

家事で忙しいとは思いますが、昼間は赤ちゃんが寝たら出来るだけ一緒に寝るようにしましょう。

朝に家事をすることが多いなら、頑張って朝のうちに最低限は終わらせておけばお昼からは少しゆっくり出来ます。

洗濯は後回しにするとどんどん溜まっていくので大変ですが、掃除はホコリが溜まるまでサボっても大丈夫です。

週に一回家族が休みで少し人手があるときでも良いのです。

睡眠不足の時は本当に最低限の家事のみ、あとはひらすら赤ちゃんと寝ること

赤ちゃんがすぐに起きてしまうこともあるので、赤ちゃんが寝たら随時自分も寝ると考えていた方がいいかもしれません。

私はとにかく日中は休みたかったので、夜中の3時頃に授乳で起こされたときに一緒に洗濯機を回して前日に干していた洗濯物を片付けたりしていました。

一軒家だから出来たことでもありますが、夜に起きていることの多かった子なので、どうせ寝られないなら家事を消化しようと赤ちゃんごとリビングに移動して、家族を起こさないように赤ちゃんと起きていた時期があります。

その分昼間は何度も昼寝をして体を休めることに専念しました。

たった10分しか寝られないこともありましたが、全く寝ないよりは頭がスッキリして気分が良かったです。

朝は朝日を浴びることを日課に

赤ちゃんに生活のリズムが出来てくるのは生後3~4ヶ月頃からです。

それまでは昼も夜も関係ないのですが、それでも朝が来たらカーテンを開けて日光を部屋の中に入れるようにしましょう。

赤ちゃんは視力が弱くて光をはっきり認識出来ませんが、この生活リズムは早くから取り入れた方が今後の赤ちゃんの生活リズムを作るのにとても役立ちます。

赤ちゃんだけでなく、お母さんの体のリズムを整える上でもとても重要

寝不足の中で浴びる朝日ほど恨めしいものはないでしょう。

私も寝不足のときは毎朝眩しい朝日に苛立っていました。「こっちは寝てないのにどうして朝なんか来るんだ」などと恨み言を漏らしたこともあります。

しかしやはり日光を浴びるのは人間の体にとって必要不可欠なことです。最初は腹立たしくてもやはり頭がすっきりしてきます。

徐々に目も覚めて体も動くようになり、天気が良いと気持ちがいいと思えるようにもなります。

気持ちよくお昼寝をする上でも日光は大事

人間の体は日光を浴びる時間が長ければ長いほどその後の睡眠が深くなります。

人間は疲れ過ぎていても眠れなくなるのです。寝付きが悪くなったり、眠りが浅くてちょっとした物音で起きてしまったりします。

赤ちゃんと一緒にしっかり昼寝をして体を休ませるためにも、朝のうちに日光を浴びることはとても大事なこととなります。

育児と家事に疲れたママには家族のサポートが必要

昼寝で少しでも体を休ませることはもちろん大事なのですが、それでも一人で毎日頑張るのは無理があります。

せめて赤ちゃんが夜にまとまって寝られるようになるまでは、定期的に家族にサポートしてもらいましょう。

旦那さんが休みの日はまとまったお昼寝の時間を作らせてもらったり、実家の家族に来てもらって、または実家に帰って一日だけ育児をお願いして休んだり、どちらも難しければ地域のサポートセンターに一時的に赤ちゃんを預かってもらいことも出来ます。

赤ちゃんが生まれた後で保健師さんが自宅に訪問する地域もあるので、少しでも寝不足のことで悩んでいたら相談してみるとアドバイスをもらえます。

家族が育児に理解がなく非協力的であれば、一日の授乳スケジュールを表にしてみるのもおすすめです。

私はアプリで管理していましたが、一度紙で見ようと印刷したことがあります。

それを見て夫が「こんなにしょっちゅう起きるの?」と驚いていました。

男の人は、奥さんが大変でも気付いていないこともあるのです。

こちらからしたら「夜中あんなに何回も泣いてるのに気付かないもの?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんの泣き声は寝ている男の人には届きにくいようになっています。

そのため、夜中の授乳に全く気付いておらず、気付いていてもそんなに頻繁に授乳をしていることを知らない人もいるのです。

一度表にしたものを見せて「毎日これしか寝れていないから今日は寝かせてほしい」とお願いしてみると意外とすんなり受け入れてくれるかもしれません。

この時期は決して抱え込まず、自分以外の人の手をどんどん借りましょう。