1歳4ヶ月の子どもの生活リズムと子育てのポイント・注意点

1歳になると生活リズムも整い、大人と同じような生活ができるようになってくるので、子育てをする両親の負担も軽くなり、ママも寝不足から開放されるようになります。

それでもまだまだ個人差が大きい1歳児の子育てですから、なかには生活リズムが整わずに大変な思いをしているご両親や子どももいるでしょう。

今回は1歳4ヶ月の子どもの生活リズムを紹介します。
生活リズムがなかなか整わない方は、生活リズムの作り方を参考に、日々の生活を振り返ってみましょう。

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1歳4ヶ月の子どもの生活リズム

まずは1歳4ヶ月の子供の生活リズムについて簡単に説明します。

目安なので、この時間通りに出来なくても焦ることはありません。

朝は6時半~7時に起床

送迎の時間の関係で、このくらいの時間に起こし、朝ごはんを食べて着替えて歯磨きをします。

お母さんは同時進行で自分の支度もあります。この時期だとまだつかみ食べくらいしか出来ないので、食事は補助が必要です。

15分ほど食事に時間がかかると見ておいた方が良いでしょう。

家から保育園までが近ければ、もう少し遅くても問題ありません。

お昼ご飯とお昼寝は保育園による

保育園によっては12時にお昼ご飯のところと11時半にお昼ご飯のところがあります。

お昼寝もその後に時間によって違い、12時半~14時までがお昼寝時間、13時~15時までがお昼寝時間のどちらかが多いです。

その後おやつを食べます。

夜の就寝時間は20~21時

16~17時に帰宅するとして、18時に夕食を食べるのが理想的です。

19時にお風呂、20時にはお布団に入るというのが理想的な流れとなりますが、お母さんは家事と育児の同時進行なのでじかんがずれ込むこともあります。

21時頃には布団に入っているのが良いでしょう。

1歳4ヶ月の子どもの生活リズムに重要な睡眠のようす

この時期の子供はまだまだしっかり寝ることも重要です。

理想的な睡眠時間とこの時期にある子供の特徴を挙げていきます。

一日の睡眠時間は12~14時間

一日のトータル睡眠時間は12~14時間が理想です。

お昼寝で約2時間、夜に10~12時間という内訳になります。20時に寝たとしたら6時~8時までが理想の睡眠時間です。

しかし1歳4ヶ月ともなると朝の8時まで寝かせることはほとんどありません。そのため、6~7時に起きていれば問題ないのです。

中には夜泣きする子もいる

夜泣きは早くて生後6ヶ月頃から始まると言われていますが、あくまで個人差があるため1歳を過ぎてから夜泣きが始まる子もたくさんいます。

まだ授乳を続けているのであれば、おっぱいがあると安心するために泣いている可能性があります。

これは断乳するまで続くので、時期を見て断乳を考えてもいいでしょう。

また、泣くわけではないけど夜中に起きる子もいます。その場合はお昼寝が長すぎる可能性があるので、お昼寝時間を短くするか、お昼寝後の運動の時間を長くする必要があります。

1歳4ヶ月の子どもの生活リズムを整えるコツ

生活リズムを整えるのには大事なポイントがあります。

特に睡眠に関わる以下の2点は徹底するとリズムが乱れにくいです。理由も一緒に説明しましょう。

起床時間と就寝時間は変えない

起床時間と就寝時間は土日も変えないようにしましょう。

この時期はまだ生活リズムが簡単に乱れてしまうので、「明日は休みだからいいか」と思って少し夜ふかしをすると簡単に乱れます。

乱れたリズムを治すのは大変なので起きる時間と寝る時間は変えないようにしましょう。

テレビやタブレットは控える

テレビはタブレットは子供が釘付けになるため、体を動かす時間が短くなります。

見せるときは時間を決めて少しだけにしましょう。また、寝る2時間前には見せないことです。

脳が覚醒した状態になってしまうため、ぐっすり眠れなくなってしまいます。

1歳4ヶ月の子どもができるようになることと関わりのポイント

家にいるときは一人遊びではなくお母さんと一緒に出来る遊びをするのがおすすめです。

1歳4ヶ月の子供と一緒にするのにおすすめな遊びをご紹介します。

絵本を読む

絵本を読んであげるとおとなしく聞いてくれるようになる時期です。

話の内容はまだ理解できなくても絵を楽しむ時期なので、「くまさんかわいいね」や「美味しそうなケーキだね」といったように、内容ではなく絵を見て話しかけるだけでもOKです。

お絵かきを始める

クレヨンを使ってお絵かきを始めてもいい時期です。

大体紙には収まらないのでテーブルが汚れないように下に新聞紙を敷いておくのがおすすめです。クレヨンは出来るだけ口に入っても安心な物を使うと良いでしょう。

1歳4ヶ月の子どもの関わりで注意したいこと

生活リズムは大事ですが、それよりももっと大事なこともあります。

子供と関わる上でとても重要なことなので、これから紹介する内容を忘れないようにしましょう。

目安は絶対ではない

平均的な寝る時間を過ぎるとお母さんは焦ります。

「普通は20時に寝るのにどうして寝ないの?」と焦れば焦るほど、子供に焦りが伝わって寝なくなってしまうものです。

この年令の子どもの全員が同じ時間に一斉に寝るわけではありません。

生活環境や日中の運動量によって夜になかなか寝ないということもありますし、夜になるとテンションが上がる子もいます。

私の子供も夜になると異様な程にテンションが上がり、1歳半でも23時頃まで寝なかったということもしょっしゅうありました。時間が遅くなればなるほど焦るものですが、「今日はそんな気分だったんだ」と考える程度で大丈夫です。

どうしてもリズムが完成していないので急に夜ふかししてしまうこともありますし、なかなか22時まで寝ないという毎日が続くのもその子の個性なので問題ありません。

2~3歳くらいになるときちんと理解して夜になったら積極的に寝ようとする子が多いので、今は目安の時間を絶対に守ろうとしなくて大丈夫です。

イライラしない

時間通りにいかないとありがちなのが、子供にイライラしてしまうことです。「どうして寝てくれないの」という怒りは持たないよにしましょう。

確かに子供に合わせてお母さんも寝られないと翌日辛いのですが、お母さんのイライラは子供に伝わりやすく、余計に寝なくなってしまう可能性があります。

「こんな日もあるよね」くらいの余裕を持たないと、育児でうまくいかない瞬間はたくさんあるためお母さん自身が辛くなってしまいます。自分の子供に寄り添って、その子に合わせたペースでリズムを作りましょう。