夏場の暑い季節には虫の存在が気になります。赤ちゃんがお家にいる方は、虫よけ剤を使用したいけど、市販品を赤ちゃんに使用するのが心配。そんな声も効かれます。
そこでここでは虫除けを手作りで作る方法、ハッカやエッセンシャルオイルなどの天然由来成分を使用した虫よけ剤について、ご紹介をいたします。
天然由来成分と入っても、肌に合わない場合、または肌にトラブルがある場合には、専門医に相談をして、安全な使用を心がけてください。
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赤ちゃんの虫除けに市販品は心配?ハッカで手作りする虫除け
赤ちゃんや小さな子どもの虫除け対策に悩むママは多いのではないでしょうか。
暖かい日は外の空気に触れさせてあげたいけど、虫刺されの危険性を考えるとなかなか積極的に外に出られないという方は、自分で虫除けを作ってみるのがおすすめです。
市販品は入っている成分が気になって、赤ちゃんに使えないという方でも、自分で作れば安心ですよね。
手作り虫除けスプレー
【材料】
- 無水エタノール 5ml
- ハッカ油 5滴~10滴
- 精製水 45ml
- スプレー容器 50ml以上の容量
【作り方】
- スプレー容器に無水エタノールを入れ、ハッカ油を加えたら軽く振ります。
- 精製水を加え、よく振って全体を混ぜ合わせたら虫除けスプレーの完成です。
出来上がった虫除けスプレーは、冷蔵庫で保管しましょう。使用期限は2週間ほどです。
使用する前によく振ってから使いましょう。
赤ちゃんの虫除けを手作りする際は容器に注意
赤ちゃんの虫除けを手作りする場合、容器にはプラスチックのスプレーボトルを使う事が多いでしょう。
ガラス製では割れる心配もあり、使い勝手が良く安く手に入れやすいプラスチックタイプが好まれる傾向にあります。
プラスチックの容器には「ポリスチレン」「ポリエチレン」「ポリプロピレン」3種類ある
この3種類の中で、虫除けの容器として使ってはいけないプラスチックが「ポリエチレン」です。
ポリエチレンの容器は、ハッカ油を入れると溶けてしまいます。
ハッカ油は手作り虫除けの材料として使われる事が多いので、ポリエチレンの容器は避けたほうが無難でしょう。
すべて「ポ」からはじまり、名前がそっくりなので購入の際は十分注意してチェックしてください。
アルファベット表示を参考にすると、間違えにくくなるでしょう。
【PS】 | ポリスチレン |
【PE】 | ポリエチレン |
【PP】 | ポリプロピレン |
エッセンシャルオイルを使った赤ちゃん用の手作り虫除け
赤ちゃん用の手作りの虫除けは、エッセンシャルオイルを使って香りを良くしてあげるのもおすすめです。
赤ちゃんが好む優しい香りを混ぜてあげれば、リラックス効果も期待でき、外でも快適に過ごす事ができます。
また、グリセリンを混ぜれば、肌の保湿効果も期待できますよ。
香りの良い手作り虫除けスプレー
【材料】
- グリセリン 2ml
- 無水エタノール 4ml
- エッセンシャルオイル 数滴
- 精製水 44ml
- スプレー容器 50ml以上の容量
【作り方】
- スプレー容器に無水エタノールとエッセンシャルオイルを加え、軽く振ります。
- グリセリンを加え、軽く振ります。
- 最後に精製水を入れ、しっかりと振って混ぜ合わせたら完成です。
エタノールを使わず赤ちゃん用の虫除けを手作りする方法
エタノールには、精油と水を混ざりやすくする効果と防腐効果があるので、手作りの虫除けに大変重宝するアイテムです。
エタノールを使わない場合は冷蔵庫に保管して1週間で使いきるのが目安
また、スプレーする前に毎回ガシガシと振ってからスプレーするようにしてください。
手作り虫除けスプレーは赤ちゃんにも安心安全な成分で作っていますが、肌にスプレーする前には腕の内側などで必ずパッチテストを行ってから使ってください。
顔などのデリケートな場所には使用しないようにしましょう。
虫除け剤以外の虫刺され予防について
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、汗をかきやすい傾向にあります。
体温が高く汗をかきやすい人は、虫に刺されやすいと言われている
汗をかいたらこまめに拭いてあげるなど、気をつけて見てあげるようにしましょう。
汗拭きタオルや着替えは多めに持って出かけるのがおすすめです。
公園など虫が現れそうな場所に出かける場合は、黒い服を避けるようにして明るい服装で出かけるようにしましょう。
黒い服を着ていると、虫が寄って来やすく、虫に刺されやすくなってしまいます。
虫の多い場所に出かける場合は、大人もなるべく黒い服装は避けたほうが良いでしょう。
出かける前に虫除けスプレーをかけたからといって安心してはいけません。
時間が経てば虫除けの効果は低下してきます。
こまめにスプレーをかけて虫除け効果を持続させましょう。