赤ちゃんの食事のしつけはいつから?食事マナーについて

赤ちゃんの食事のしつけはいつから始めたらいいのでしょうか。

できるだけ早いほうがいいのでしょうか?それとも、スプーンを上手に掴めるようになってから?

赤ちゃんの食事のしつけは、残さずに食べるや汚さずに食べるということではなく自分で食べることを目標にしてみましょう。食べることができたら褒めてあげてください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

1歳児の就寝時間の理想と現実・共働き夫婦におすすめの生活習慣

子どもが1歳になったのをきっかけに育児休業が終わり、働きに出るママも多いと思います。まだ小さい1...

生後10ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの作り方と身に付けさせ方

日々成長していく赤ちゃん。赤ちゃんの成長に応じて1日の生活リズムは変わってくるので、大人と同じ生...

子作りのタイミングはいつ?2人目を考えるときの判断基準

一人目の子育てが大変だから、2人目の子作りのタイミングをいつにしたらいいのかわからない…という夫婦は...

冷凍ご飯をおかゆに【離乳食】に便利な作り方やレンジの活用法

離乳食を食べる時期になると、ご飯が食べられるようになった喜びとともに毎日の食事の支度が大変な面がある...

2歳児のお昼寝時間の目安・寝かしつけのコツや寝ない時の対処法

一般的には生後6ヶ月を過ぎた頃から体内時計が整い睡眠リズムが出来てくると言われていますが、睡眠の環境...

毎日がイライラ、子育てでストレスを感じたら

仕事には休みがあっても、子育てには休みがなく、毎日イライラしているママは数多くいます。しかし、子...

1歳8ヶ月の子どもに昼寝の時間は必要!生活リズムの整え方

1歳8ヶ月のお子さんが昼寝をしないことに頭を悩ませているママもいるのではないでしょうか。お昼...

冬の服の素材は赤ちゃんを抱っこしても安心なものを選びましょう

赤ちゃんの冬の服はどんな素材を選べばいいのでしょうか。また、赤ちゃんを抱っこするママの服の素材もどん...

【生後6ヶ月の赤ちゃん】よく寝る子の特徴と寝ない子への対処法

赤ちゃんの睡眠時間には個人差があり、よく寝る子もいれば沢山泣いてママを困らせてしまう子もいます。...

新生児と一緒に冬の外出をするときに必要なアイテムやポイント

新生児はいつから外出をしてもいいのでしょうか?寒い冬はどのような服を着せればいいのでしょう。...

2ヶ月の赤ちゃんはどんな一日を過ごす?【睡眠・授乳・外出】

2ヶ月の赤ちゃんの子育てをしているママの中には、生後2ヶ月頃の赤ちゃんはどんな一日を過ごしているのか...

2歳の子供が起こす癇癪の原因と対応するときのポイント

子供の自我が芽生えてくる2歳前後は、一般的に「イヤイヤ期」と呼ばれますが、この時期の子育ては親にとっ...

2歳8ヶ月の子供のイヤイヤ、癇癪の理由や対処方法をご紹介

子供には1歳半から2歳にかけて、イヤイヤ期が訪れると耳にします。しかし中には意外と大きなイヤイヤ期が...

3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間と寝ないときの対策・心がけたいこと

3ヶ月頃の赤ちゃんは、新生児の頃に比べるとまとめて寝てくれる時間が長くなります。ですが、まだ大人と同...

赤ちゃんのお世話グッズの中で、便利なものをご紹介

赤ちゃんを初めて育てる人も、二人目以降だという人も、さまざまなお世話グッズを買い揃えます。基本的...

いつから赤ちゃんの食事のしつけを始める?まずは食べることを優先

食事の目的はしっかりと栄養を身体に取り入れることです。
まずは細かいマナーにこだわらず「食べる」ことを優先して、しっかりと食事の量を食べられる身体作りを目指しましょう。
但し、食事中は座るものだということは身体で覚えさせておくと後々の躾が楽になります。

食事の時間は赤ちゃんが脱出できないような椅子に座らせるようにしましょう。

自分でスプーンやフォークを使えるようになるまでは親が食べさせてあげるか、自分で手づかみで食べさせます。手づかみで意欲的に食べさせる事は大切ですが、食事はカトラリーを使用して食べるものである事も知らせておく必要があります。
スープやライス等手づかみできない料理は親がスプーン等を使用して口に入れて与えると、子供は食事をする際にはスプーン等を使用するものであるという事を理解します。
食事は身体を作る大切なエネルギー源です。赤ちゃんの小さい身体がどんどん大きくなるために良質の栄養が摂られるように、とにかくもりもり食べるようになることが大切です。
マナーにこだわって指導するあまり赤ちゃんが食べることが嫌いになってしまわないように気をつけましょう。
しかし、食事は1日3回生きている限り食べ続けるものです。

毎日3回もあるので食事の度にストレスにならないように立って歩かないなど食事に関する基本マナーは赤ちゃんのうちから確立しておきましょう。

赤ちゃんに食事のしつけをするときのポイント

赤ちゃんに食事の時間を意識させて「今は食べる時間である」ということをしっかりと理解させることが大切です。

そのためには、食事の準備をしてあかちゃんに「これから食事の時間が始まる」ということを知らせます。赤ちゃんにエプロンを見せて「さあごはんを食べますよ。エプロンをつけようね」などと声かけをしてエプロンをつけます。食事に必要なスプーンやフォークなどのカトラリーを並べ、食事を置いたら「いただきます」と言います。

親が毎回「いただきます」と言っていると赤ちゃんもまねをして言うようになります。

食事の時間はとにかく立たせないようにしましょう。赤ちゃんが脱出できないようなテーブル付きの椅子に座らせたりして、食事中は立たせないようにしましょう。

飽きてくると周囲にあるものに目が行き始めます。周囲にあるおもちゃなど余計な物は全て片付けて食事だけがある状態にしましょう。

赤ちゃんの食事のしつけは押し付けないことが大切

赤ちゃんのうちは遊び食べをするのが当たり前です。

大抵の赤ちゃんはするでしょう。

初めて出た食べ物などはどんな物なのか確認するためにも手で触って撫で回したりテーブルにぶつけてみたりと大人から見ると「行儀の悪い行為」をします。しかし、目くじらを立てて注意すると赤ちゃんは食べる意欲を失ってしまいます。「食べ物を確認しながら食べているのだ」と大らかに見守りましょう。

食べ物をポンと投げるのは、もういらないか、投げる事を楽しんでいるのでしょう。

投げて飛んでいく様子が面白いのは分からなくもありません。そんなときも「こら!投げたら駄目だよ!」と叱らずに「食べ物は投げてはいけませんよ」と普通の声で言い聞かせて教えましょう。
また、怒らなくても「あらら!いや~食べ物投げないの!」など高い声で対応していると母が喜んでいると勘違いしてもっとやる場合があります。低めの声で冷静に「投げないんだよ」と言葉少なく言うなど遊んでいる雰囲気が出ないように気をつけましょう。

まだ分かっていないので様々な行動を取ります。よい行動をした時にはニコニコと笑顔で褒め、してはいけない行動をした時には怒らずに根気よく教え続けましょう。

ついうち気になってしまう赤ちゃんの食事正しいサポートの方法

赤ちゃんのうちはまだ自分で食べられないので親が食べさせてあげなければ…と気負う方は多いでしょう。しかし、食事は自分で食べるものです。「赤ちゃんのうちは食べさせてあげなければ」ではなく「食べようとしているけれど上手く口に入れられないので手伝う」という気持ちで構えているとよいでしょう。

折角用意した食事は全て食べてほしいと思いますが、食べさせてばかりいると自分で食べる意欲が減退していきます。赤ちゃんのうちは食事を自分でするのは大変な労力が必要です。親が常に口に入れてくれていると、赤ちゃんはそれに慣れて食事は食べさせてもらえるものと思ってしまいます。そうなると大変です。親はそのうち自分で食べるようになるだろうと考えていてもその日はなかなかやってきません。

我が家ではまさにこの失敗をしてしまいました。栄養が大切と食事を全て食べさせていたらいつまでたっても自分で食べずに、口に入れると食べるという状態になってしまいました。8歳になった現在、学校の給食などは自分で食べていますが、自宅ではなかなか自分で食べません。放っておくとずっと食べないで終わります。口に入れると食べます。
「自分で食べなさい」と毎日言っていますがさっぱり改善されません。

自分でもりもり食べる赤ちゃんは食事を出すだけでよいのですが、我が家の子供のように食事に対する関心が薄いタイプの赤ちゃんは注意が必要です。親がずっと食べさせていると大きくなっても自分で食べなくなってしまうので、とにかく自分で食べるように仕向けることが大切です。

周囲のお母さんの話を聞いていると、自分で食べない場合には思い切って食事を下げてしまうという強硬手段が有効なようです。「今食べないと本当に下げられる」という体験をさせると自分で食べるようになります。
ただ、一口食べさせると美味しいと気に入って自分で食べるようになるようになる場合もあります。料理の味を知らせるためにまずは一口食べさせてみるのもよいでしょう。

赤ちゃんが食事に慣れてきたら始めたいしつけ

食事の前と後のあいさつは食事を与え始めた時から親だけでも言うようにします。赤ちゃんが食事に慣れてきたら一緒に言うように促していきましょう。

最も大切なのが食事が始まったら終わるまでは立たせないことです。

「まだあかちゃんだから…」と大目に見ていたらそれが続き、食事中着席させるようにしつけるタイミングがなくなります。ある時から突然着席するように指導しても子供は「昨日まではよかったのにどうして急にだめなの?」と理解できないでしょう。それに習慣と言うのはなかなか変えられないものです。赤ちゃんのうちから着席して食べる習慣をつけさせましょう。足が宙に浮くような椅子に座って足をブラブラさせないようにするのも同じです。言っても聞かない赤ちゃんのうちは足がブラブラできない椅子に座らせるとよいでしょう。