お風呂に1日入らないのはあり?赤ちゃんの入浴頻度と注意点

産まれたばかりの赤ちゃんはベビーバスなどを使って大人とは別にお風呂に入ります。これを沐浴と言いますが、赤ちゃんが大きくなるとベビーバスでは狭くなり、大人と一緒にお風呂に入ることになります。

今まで赤ちゃんと一緒にお風呂に入ったことがないママは、「この先自分一人で赤ちゃんを入浴させる事になったらどうしよう」と不安を感じることもあるでしょう。

ですが、赤ちゃんが1日お風呂に入らないのは果たしてありなのか悩むこともあります。

ここでは、赤ちゃんの入浴頻度についてお伝えします。赤ちゃんのお風呂に関する知識を知って、抱えている不安を解消してください。

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赤ちゃんがお風呂に1日入らないのはOK?入浴頻度について

赤ちゃんの入浴は成長に伴って、沐浴から大人と一緒のお風呂へと移行していきますが、入浴頻度は一体どのくらいなのでしょうか。
赤ちゃんをお風呂に入れる時は、必ずしも協力してくれる旦那さんがいるとは限らないため、一人だと不安に感じる…というママさんも少なくないはず。出来ることなら旦那さんの都合がつく翌日にまわしたいと考えることもあるでしょう。

そこで、まずは赤ちゃんの理想な入浴頻度について知り、その上でどうするかを考えてみましょう。

赤ちゃんの入浴頻度について

赤ちゃんの入浴頻度は、1日に1回が理想です。

1日に1回お風呂に入れるべき理由としては、赤ちゃんの代謝の良さが関係しています。

子育てをしているママさんであれば、既にお分かりかと思いますが、赤ちゃんはとにかく汗っかきです。
時期によっては、1日に何回も肌着を変えることも少なくない程、本当によく汗をかいてしまいます。

また、生まれてから数ヶ月程度しか経っていない赤ちゃんは1日にするトイレの回数もとても多く、オムツの交換時にいくら拭いているとは言っても、お尻周りが不潔な状態になってしまっています。

1日に1回の赤ちゃんの入浴は、こうした「汗」や「排便排尿」の汚れを綺麗に落としてあげ、また赤ちゃんの身体を清潔な状態に保ってあげるために、必要となっているのです。

お風呂に1日入らないよりはシャワーを活用!シャワーで体を清潔に

1日1回が理想とされている赤ちゃんのお風呂ですが、もしも、湯船に浸からせることがどうしても難しいのであれば、シャワーを活用するのも1つの方法です。

シャワーを使って赤ちゃんをお風呂に入れる場合の重要な注意点

「赤ちゃんの首が完全にすわっているか確認する事」です。

首のすわっていない赤ちゃんをシャワーでお風呂に入れる時、ママさんの片手は常に赤ちゃんの首から後頭部にかけて使うことになります。
その結果、ママさんはシャワーを空いているもう片方の手で使いこなさなければいけなくなり、とても不安定な状態になってしまうのです。

こうした危険な状態を回避するために、赤ちゃんをシャワーで入浴させる際には、必ず首がすわっている状態で行うことが重要なのです。

赤ちゃんの首がすわる時期は、その子によっても変わりますが、目安と言われている時期は生後約60日~90日です。

お風呂に1日入らないよりはシャワーを活用してお風呂に入れるのが良いですが、場合によっては、赤ちゃんを危険に晒すことになりますので十分に注意して下さいね。

こんな時はお風呂はNG!赤ちゃんがお風呂を控えたい時

一方で赤ちゃんの「状態」によってはお風呂を控えなければいけない場合もあります。
ではどのような状態だとお風呂を控えなければいけないのか?見てみましょう。

赤ちゃんが1日1回のお風呂を入らないようにすべき時

1日に1回のお風呂を控える必要がある状態は、主に、赤ちゃんの体調が優れていない時です。

赤ちゃんはママさんやパパさんのような大人とは違い、通常時の体温が比較的高いことが多いです。
そのため、体温を上げてしまうお風呂は赤ちゃんにとって更に辛い状況へと追いやる原因となり、エネルギーも消費させてしまうことになってしまうのです。

場合によっては、お風呂に入れることで発汗効果が高まってしまい、脱水症状を招いてしまう危険もあります。

こうしたことから体調が優れていない時はお風呂に入れないのが「◎」となっています。風邪を引くと、鼻水、涙、汗などで悲惨な状態になるため綺麗な状態にしてあげたいと思うところですが、まずは赤ちゃんの体調が良くなるまで待ってあげるようにしましょう。

お風呂に1日入らないときに出来る対処法・入浴の工夫

様々な事情から赤ちゃんが1日お風呂に入らない時には、可能な限りで、ママさんが入浴の代わりとなる対処をする必要があります。

1日1回のお風呂に入らない時に出来る対処法

摩擦の少ないタオルで拭く

お風呂が難しい時に出来る対処法の1つ目は「タオルで」拭いてあげることです。

赤ちゃんの肌をなるべく傷つけないように、摩擦の少ないタオル(浴用タオルやガーゼなど)で、優しく赤ちゃんの肌を拭いてあげましょう。
また、この時に使うタオルは赤ちゃんが熱く感じない程度に温めて、タオルが冷めないうちに拭いてあげるのがポイントです。

場所を絞って洗う

赤ちゃんの身体で一番汚れが気になる場所は「お尻」です。
そこで対処法の2つ目としてはお尻に場所を絞って洗ってあげましょう。桶などにぬるま湯を適量溜めて、その中で、お尻だけを洗ってあげます。

また、洗ってあげた後は速やかにタオルで、しっかりと、水気を拭き取ってあげることも忘れないようにしましょう。

ママと赤ちゃんが二人でお風呂に入るときの注意点

赤ちゃんをお風呂に入れる時は二人で協力し合えるのが一番ですが、難しい場合には、ママさんが赤ちゃんと二人でお風呂に入らなければいけません。
そこで最後は「ママさんと赤ちゃんがお風呂に入る時の注意点」についてお伝えします。

ママさんと赤ちゃんが二人でお風呂に入る時の注意点

温度と量

温度は時期によって変えるようにします。

目安としては夏で「約37~8℃」、冬で「41~2℃」です。

湯冷めが早い冬場は少し高めの温度に設定するようにしましょう。
また湯量はママさんが体育座りをした時に膝より若干上になる程度がベストです。
これくらいの湯量にすることで赤ちゃんの体勢が不安定になるのを防ぐことができます。

時間

時間は長く取る必要はなく「約4~5分」が目安です

冬などはお湯の温度が高くなりますので、赤ちゃんに合わせて、上手く調整してあげるようにしましょう。

入浴後

入浴後は脱水症状を防ぐために「水分」を摂らせることも欠かせません。
成長時期に合わせた飲み物を用意してあげることも忘れないようにしましょう。

赤ちゃんは初めての入浴を怖く感じてしまうかもしれません。
耐水性のあるオモチャなどを使ってママさんが安心させてあげて下さいね。