10倍粥の作り方!鍋・炊飯器を使った失敗しない作り方を解説

赤ちゃんの離乳食は10倍粥から始めることがほとんどです。初めての子育ての場合は、10倍粥をどんなふうに作れば良いのかわからないものではないでしょうか。

ここでは、鍋や炊飯器を使って十倍粥を作る、失敗しない作り方についてお伝えします。
大切な赤ちゃんの離乳食を、ママが心を込めて作ってあげましょう。

また、冷凍保存の方法についてもご紹介しますので、こちらも併せて確認してみてください。

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10倍粥を米から鍋で作る失敗しない作り方

大人が食べるご飯も鍋で炊くと同じ米なのに味が違うような気がします。

用意する物(保存用も含め)

  • お米(乾燥した状態のもの) 60グラム
  • 水 600ミリリットル
  • 小さめのふたつき鍋
  • 耐熱性のヘラ

作り方

  1. 米をざるに入れて綺麗な水を使って洗います。
  2. 鍋を綺麗に洗い(いつも使っている鍋ならば油分等をしっかりと洗いましょう。)1の米と水をいれ、夏は30分、冬は1時間浸します。
  3. 時間が経ったら2の鍋を蓋をした状態で鍋の底から火が出ないぎりぎりの火力で沸騰させます。沸々と泡が立ってきたら一度耐熱性のヘラを使って底から混ぜて天地返しします。
  4. 一番小さな火力にして蓋をした状態で30分ほど炊きます。
  5. 時間が経ったら鍋敷きを用意しその上で15分程度自然に冷まします。
  6. 鍋からできたお粥を用意しすり鉢を使って粒がなくなるまですりつぶしたら出来上がりです。

10倍粥をご飯から作ろう!鍋で作る失敗しない方法

お粥だけ別に作らなくても大人用に炊いたご飯からも10倍粥を作ることができます。

用意する物(3回ほどに分けて食べられる量)

  • ご飯 30グラム(お茶碗の五分の一くらいの量)
  • 水 200CC
  • 耐熱性のヘラ

作り方

  1. 鍋を用意し水を入れます。ご飯を入れながら塊をほぐし一粒一粒が独立した状態にします。
  2. 1の鍋に火をかけます。なべの底から出ない程度の火力にして沸騰したら弱火にして蓋を少しずらし隙間を作った状態で15分煮ます。
  3. 火を止めて蓋をした状態で15分そのままにして完成です。

アレンジ

ゆでしらすのぬめりやアクを取るために一度鍋に入れて2分ほど茹でます。茹でたゆで汁は捨てて水をきります。

細かく刻んだり、お粥と一緒にすりつぶしたりしてアレンジしてみましょう。

10倍粥を鍋で作るときのコツ・失敗しないポイント

吹きこぼれ予防策

ご飯の量に対して深いタイプの鍋を使いましょう。浅いと吹きこぼれるまでの時間が早いですが、深いと煮立った音を察知してから吹きこぼれるまで時間があるため大惨事にはなりません。また吹きこぼれないこともあります。ただ吹きこぼれないと過信して目を離さないよう注意しましょう。

洗うとき便利な素材

ステンレス製やホーローの鍋だとこびりついた時に落ちにくくなりますが、こびりつかない加工がされている鍋だと作り終えてから簡単に洗うことができます。

月齢にあわせた食感にする時

お粥を炊いてその後すりつぶしの作業があります。すり鉢で滑らかにする方法やほかに機械を使って食べやすくする方法があります。ジューサーやフードプロセッサー、また手軽なブレンダーを使うと便利です。段々粒が大きなものを食べられるようになっても使うことが多いため、用意をおすすめします。

10倍粥を鍋以外で作る方法・炊飯器で作る失敗しない作り方

我が家では炊飯器で大人のご飯と一緒に炊飯していました。とても簡単でタイマーを使うと出先から帰った時でもご飯の用意にあわてることがなく安心して出かけることができました。

用意する物

  • 耐熱性の湯のみサイズの入れ物
    (ベビー用品コーナーで透明のガラスで離乳食用の入れ物を購入しました。)
  • 大さじ

作り方

  1. お湯を沸かし150ミリリットルの白湯を用意します。
  2. 普段どおりに大人用にお米を研ぎます。
    ざるにあけて水を切った米から大さじ1杯の米を取り耐熱性の容器に入れます。
  3. 大人用の米を炊飯器に入れて、お米に対しての水を入れてそこから大さじ1杯の水をとります。
    その水は使わずに1で用意した白湯150ミリリットルを耐熱容器の研いだ米と一緒にします。
  4. 炊飯器の米が入っている真ん中に耐熱容器を入れて、通常の炊飯を行います。
    炊けたら普段と同じように蒸らしお粥の出来上がりです。
  5. 耐熱容器から出して裏ごしをして滑らかな状態になったら出来上がりです。

作った10倍粥を冷凍保存する方法

離乳食が始まりお粥を食べ始めるようになっても始めは5グラムと本当に少ない量です。食事のたびに少量のお粥を作るのはひとてまなので、安全に保存できて時短をしながら子供に関わる時間を作りましょう。

製氷皿を使う

離乳食用に使いやすい大きさの小分けパックもありますが、100均の製氷皿も同じような目的で使うことができます。

製氷皿には蓋がついているものがあり冷凍庫の中で他の食品のにおいや乾燥を防ぐことができます。除菌シート等で綺麗に除菌した製氷皿に1度に食べる量に合わせて10倍粥を入れて冷凍しましょう。

たくさん食べる時期が来たら

10倍粥から少し粗くなってきて量も増えてきたら、製氷皿で凍ったお粥をジッパーつきの密封袋に入れ替えて冷凍するとたくさん貯えられて安心です。

冷凍した10倍粥を食べる時には

そのまま自然解凍ではなく、再度加熱して熱々になったものを冷ましてから食べさせましょう。

大人のご飯も冷凍したものを再加熱してからのほうが美味しく食べられるのと同じように小さな子でも味の違いに敏感です。