【離乳食】10倍がゆをご飯から電子レンジ・鍋・炊飯器で作ろう

赤ちゃんが生後5~6ヶ月頃になると、離乳食を開始する時期がやってきます。初めての子育ての場合、離乳食の作り方がわからないもの。10倍がゆをどうやって作れば良いのか知りたい人もいるのではないでしょうか。

ここでは、10倍がゆをご飯から作る方法についてお伝えします。電子レンジ・鍋・炊飯器で作る方法についてお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

また、作ったご飯を冷凍保存する方法と解凍方法についてもご紹介します。こちらも併せて参考にして、赤ちゃんの離乳食を手作りしましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

3ヶ月の赤ちゃんが寝ないとお困りのママへ。寝かしつけのコツ

赤ちゃんも生後3ヶ月になり、今までよりは良く寝てくれるようになってくれるかなぁと思っているママもいる...

1歳児の寝る時間の理想や睡眠時間を知って生活リズムを整える

1歳児の寝る時間は何時くらいが理想なのでしょう?夜なかなか子供が寝ないと朝も早く起きることができなく...

幼児がすぐに怒るのはどうして?怒るときの対処方法について

幼児がすぐに怒るのときにはどのような対応をしたらいいのでしょうか。何度も同じことを繰り返したり、大人...

赤ちゃんが泣く理由を知って対処しよう!笑顔で育児をするために

初めての子育てに奮闘中のママの中には、赤ちゃんが泣く理由がわからずに悪戦苦闘している人もいるのではな...

2人目育児は大変?2人目が男の子の場合の乗り越え方と育児術

望んでできた2人目なのに、周りから「育児は大変だよ。男の子ならもっと大変」と言われてしまうと、急に不...

生後7ヶ月頃の赤ちゃんにみられる奇声、原因はなに?

生まれてすぐには泣き声しか出せなかった赤ちゃんも、少しずつ「アー」とか「ウー」とお話できるようになっ...

1歳4ヶ月の子どもが起こす癇癪の原因と対処法・言葉の掛け方

一般的に2歳~3歳の頃にピークを迎えるといわれている癇癪ですが、早い子では1歳を過ぎた頃から始まりま...

お風呂で使う赤ちゃんグッズ。入浴が快適になる便利アイテム

赤ちゃんに必要な道具はたくさんのものがありますが、お風呂の時に必要なグッズもいろいろなものがあります...

生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズムや発達の特徴、適切な関わり方

1ヶ月検健診を終えて無事に新生児を卒業した赤ちゃん。新生児の頃から比べると体も大きくなって成長が...

新生児と一緒に冬の外出をするときに必要なアイテムやポイント

新生児はいつから外出をしてもいいのでしょうか?寒い冬はどのような服を着せればいいのでしょう。...

子供用品スッキリ収納アイデア!隠す収納でも使いやすくするコツ

子供が生まれると、おむつやベビー用のケア用品、たくさんの衣類など、多くのものが必要になります。部屋の...

生後3ヶ月の赤ちゃんが昼寝をしすぎる?赤ちゃんの睡眠について

初めての赤ちゃんとの生活はわからないことだらけで、ママにとって不安を感じる場面も沢山あることでし...

赤ちゃんが寝る時の服装は赤ちゃんの体の仕組みを優先に考える

赤ちゃんの寝る時の服装に悩むお母さんが多いです。暑さや寒さが厳しい夏や秋は薄着させると寒くないか...

二人目の新生児の外出は本当にNG?外出の判断と上の子への対応

二人目の赤ちゃんを出産する予定のママの心配事といえば、新生児を連れての外出についてではないでしょうか...

9ヶ月の赤ちゃんも怒る?赤ちゃんが怒ったときの対処方法

9ヶ月の赤ちゃんはどんなことで怒るのでしょうか?ご飯は食べたし、お昼寝もした、オムツも変えたのに泣い...

離乳食の作り方・電子レンジでご飯から作る方法

赤ちゃんの離乳食が始まったら、1番最初に口にするのが10倍がゆです。
最初はこれだけでいいのですが、離乳食が進むに連れて用意する食材も多くなります。

10倍がゆを作る方法はたくさんあります。
そこでまず最初にご紹介するのが、電子レンジで作る方法です。

お米から作るのではなく、炊飯器で炊いたご飯と水を使ってつくります。

赤ちゃんが1度に食べるお粥の量は少だけ

ですので、用意するご飯も一口分です。

例えば、小さじ1杯程度のご飯に対して水は大さじ2です。
ご飯の量よりも、水のほうが多くなります。
  1. まず、耐熱容器にご飯と水を入れてよく混ぜます。この時、ご飯同士がバラバラになっている状態にします。
  2. ラップを軽くかけます。
  3. 600Wの電子レンジで約1分30秒加熱して、とりだしたらラップをしたまま蒸らします。
  4. 10分経ったら、食べやすいようにすりつぶしたり、裏ごしをしてなめらかになったら完成です。

使うご飯もほんの少しなので、大人のご飯を炊いてそこからもらって使えるので便利です。
蒸らす時間はありますが、加熱時間も短いのでおすすめです。

離乳食の10倍がゆを電子レンジで作る時の注意点・ポイント

電子レンジで作る10倍がゆはとても簡単でお手軽なのですが、その時に注意するポイントがあります。

10倍がゆを作る器の大きさ

量が少ないからと、小さいものにしてしまうと、吹きこぼれが起きてしまうことがあります。
また、加熱されすぎてしまい、水分が足りなくなることもあります。

  • 耐熱容器の大きさは余裕のあるもの
  • 水を少しだけ多めに入れる

この2点に注意しましょう。

さらに、1度に加熱するよりも、少しずつ様子を見ながら行うと吹きこぼれの心配が少なくなります。
1度で加熱時間を設定したほうが楽ですが、様子を見ながら加熱したほうが上手く10倍がゆを作れるでしょう。

10倍がゆはとろりとしていているもの

もし、加熱のし過ぎで水分がなくなってしまうと、ねばっとしたお粥が出来上がります。もちろんそのままでは赤ちゃんは食べることができません。

作り直してもいいのですが、大体小さじ2くらいのお湯を足して混ぜ合わせればOKです。
作り直すよりも、こちらのほうが簡単で早く作ることが可能です。

電子レンジで作る10倍がゆの加熱時間は目安なので、上記の事を防ぐためにも最初は短めに始めるのがおすすめ。
何度か作っているうちに、自分の電子レンジの適した時間がわかってくると思います。

10倍がゆをご飯から作る方法・鍋で作る作り方

では、次に鍋で10倍がゆを作る方法をご紹介します。

こちらも炊いたご飯を使ってつくります。

鍋はある程度大きさや深さがあるので何食か分作っておくことが可能です。使う鍋はフタ付きの物を用意してください。

【材料】

  • ご飯 60g
  • 水 400ml

【作り方】

  1. 鍋にご飯と水をいれてかたまりがないように混ぜます。
  2. 鍋を沸騰するまで中火にかけます。
  3. 弱火にして、15分程度煮込みます。この時ずっとではなくてもいいですが、たまにかき混ぜるようにします。
  4. しっかりとご飯が柔らかくなったら、フタをして5~10分蒸らします。
  5. 蒸らしたら、つぶして裏ごししたら完成です。

電子レンジの場合はどちらかというと1食分作るのに適していますが、鍋だと1食分はつくりづらいと思うのでまとめて作るのがおすすめです。
後でご紹介しますが、たくさん作ったとしても冷凍保存できるので安心してくださいね。

炊飯器で離乳食作り・炊飯器を使って10倍がゆをご飯から作る方法

最後に、お米から10倍がゆを作る方法をご紹介します。
ご飯を炊くので炊飯器を使用するのですが、全てお粥を炊くのではなく、普通のご飯を炊く時に一緒にお粥を炊く方法です。

簡単に10倍がゆを作るのに必要なのは、湯のみ

マグカップでもいいですが、取って部分が邪魔になることもあるので、個人的には湯のみがおすすめです。

  1. まず、お米を用意します。
  2. お粥用のお米は小さじ2、大人用のお米は何合でもいいのですが、今回は2合分用意します。
  3. それを合わせて一緒にきれいになるまで研ぎます。
  4. とぎおわったら、そこから湯のみにお粥分のお米を量っていれて、水を1/2カップいれます。
  5. 炊飯釜に大人用のお米をいれ水を量ったら炊飯器にいれます。
  6. その中心部分に、お米とお水の入った湯のみをグイグイと入れ立てて、倒れないか確認します。
  7. 後は、炊飯器のスタートボタンを押して炊きあがるのを待つだけです。

ご飯を炊くタイミングと離乳食のタイミングが同じであれば、炊飯器で一緒に炊くと1食分の10倍がゆができてしまうので簡単です。

10倍がゆを冷凍保存・解凍する方法

さきほど、まとめて作った10倍がゆは冷凍保存することができると書きましたが、詳しい方法と解凍の仕方をご紹介します。

冷凍する時にポイントがあります。

10倍がゆの冷凍は製氷皿が便利

100均にも売られているフタ付きの製氷皿を用意して、10倍がゆを冷凍しましょう。冷凍はどんな容器でも保管できますが、製氷皿だと1食分ずつ分けて冷凍できるので食べるときには便利です。
また、製氷皿は薄いので冷凍庫で場所をとることもありません。

完全に凍ったら、ジッパー付きの冷凍保存袋にうつしておくのもOKです。

離乳食を食べる量は増えていく

初めはひとさじから始まった10倍がゆも、段々と食べる量が増えていきます。
まとめて作った時に1さじ分だけで分けても2個、3個と解凍すればいいのですが、1さじ分のキューブ、2さじ分のキューブと量を変えて冷凍するのもおすすめです。
自分のやりやすい方で冷凍するといいでしょう。

食べる時は、電子レンジでしっかりと解凍する

熱々のものは食べれないからと、解凍時間を少なくするのは避けましょう。
きちんと一度しっかりと熱く加熱してから、冷ましてあげるようにしてください。