赤口の意味とお宮参りがNGだと言われる理由!お宮参りと六曜

お宮参りというものは、産土神様に赤ちゃんの誕生を報告し、赤ちゃんが健康で元気に成長していくことを願うものです。おめでたい行事ですから、なるべくお日柄の良い日にお宮参りを行いたいと考えるのではないでしょうか。

お宮参りの日取りを決める時、赤口にお宮参りを行うのは避けた方が良いという話を聞くことがあります。では、赤口のお宮参りは避けたほうが良いとされているのは、一体なぜなのでしょうか。

ここでは、赤口の意味とお宮参りと六曜の関係についてお伝えします。お宮参りの日取りを決める際の、参考にしてみてくださいね。

縁起を考えてお宮参りについて考えることも良いですが、赤ちゃんやママの体調もしっかりと考慮し、無理をせずにお宮参りの日取りを決めましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

2歳児のお昼寝時間の目安・寝かしつけのコツや寝ない時の対処法

一般的には生後6ヶ月を過ぎた頃から体内時計が整い睡眠リズムが出来てくると言われていますが、睡眠の環境...

2人目育児は大変?2人目が男の子の場合の乗り越え方と育児術

望んでできた2人目なのに、周りから「育児は大変だよ。男の子ならもっと大変」と言われてしまうと、急に不...

3ヶ月の赤ちゃんが夜中に起きる理由と対処方法について

3ヶ月になると夜中に起きることが少なくなるのでは?徐々に伸びていくる赤ちゃんの睡眠時間ですが、赤ちゃ...

4ヶ月の赤ちゃんの昼寝時間と回数・寝かしつけの方法を解説

4ヶ月の赤ちゃんの子育てに奮闘中の新米ママの中には、赤ちゃんの昼寝の時間が短いのではないか、お昼寝を...

1歳児の就寝時間の理想と現実・共働き夫婦におすすめの生活習慣

子どもが1歳になったのをきっかけに育児休業が終わり、働きに出るママも多いと思います。まだ小さい1...

3ヶ月の赤ちゃんの成長の様子とママとの過ごし方のポイント

3ヶ月になった赤ちゃんは、生まれたての新生児の頃とはずいぶんと変わり、生活のリズムにも変化が出てきて...

【生後6ヶ月の赤ちゃん】よく寝る子の特徴と寝ない子への対処法

赤ちゃんの睡眠時間には個人差があり、よく寝る子もいれば沢山泣いてママを困らせてしまう子もいます。...

赤ちゃんが寝る時の布団、寒暖差が激しい秋の布団の枚数と選び方

赤ちゃんの布団は季節に合わせて枚数や種類を選ぶことが大切ですが、寒暖差が激しい秋はどんな布団がいいの...

2ヶ月の赤ちゃんはどんな一日を過ごす?【睡眠・授乳・外出】

2ヶ月の赤ちゃんの子育てをしているママの中には、生後2ヶ月頃の赤ちゃんはどんな一日を過ごしているのか...

4ヶ月の赤ちゃんの一日の生活リズム・整え方のポイントを解説

赤ちゃんが4ヶ月くらいになると、それまでよりも少しずつ起きている時間が増えてきます。また、楽しそうに...

3ヶ月の赤ちゃんの生活リズムが昼夜逆転!生活リズムの整え方

3ヶ月の赤ちゃんの生活リズムが昼夜逆転していまい、このままで大丈夫なのかと不安を感じながら子育てをし...

赤ちゃんの肌着はいつまで?月齢よりも成長に合わせましょう

赤ちゃんの肌着はいつまで着せたらいいのでしょうか?新生児のときに着せる肌着はいつまで使えるのか、判断...

10ヶ月の赤ちゃんが叫ぶ原因とママに出来る対策!楽しく育児を

初めての子育ては色々とわからないことが多いです。10ヶ月の赤ちゃんの子育てに奮闘しているママの中には...

3ヶ月でよく寝る赤ちゃんは大丈夫?必要な睡眠時間と生活リズム

生後3ヶ月の赤ちゃんを育てている新米ママの中には、赤ちゃんがよく寝ることに不安を感じている人もいるの...

1歳10ヶ月の子どもの睡眠時間の目安と子どもに合わせた就寝時間

赤ちゃんや子どもの月齢によって、それぞれ理想の睡眠時間や生活リズムがありますが、子どもの体力や性格に...

赤口にお宮参りがNGなのはどうして?赤口の意味

手帳やカレンダーに記載されている「六曜」は鎌倉時代から室町時代にかけて、中国から日本に伝わってきたものです。

「大安」「先勝」「先負」「友引」「赤口」「仏滅」の6つがあり、その日の吉凶を占う指標として利用されています。

その中で、今回注目するのが「赤口」です。

赤ちゃんのお宮参りに行く際「赤口」の日はやめた方が良いと聞いたことありませんか?

若い方には馴染みがないかもしれませんが、昔から大切なイベントの日のお日柄は重要だとされてきました。

結婚式は「大安」が良いというのは、誰でも知っていると思います。

それと同じように、良い日があれば悪い日もあるのです。

赤口は「赤」という漢字から「火」や「血」を連想させるため、災いや凶の意味合いを持っています。
「血」からは「怪我」が連想されるため、赤ちゃんのこれからの成長を願うお宮参りには、赤口は最も相応しくないと考えられているのです。

赤口の意味・お宮参りは仏滅と並ぶ縁起の悪い凶日

「仏滅」と聞くと、縁起が悪い日と連想される方がほとんどだと思います。

実際にその通りで、仏滅は六曜の中でも最も縁起の悪い日とされ、何をするにも良くない日とされています。

結婚式も仏滅を避けるのは一般的で、その他にも開店、新規事業の開始なども仏滅は避けた方が良いとされています。

仏滅に病気にかかると、長患いになるとも言われています。

その仏滅に次いで凶日なのが「赤口」です。

赤口は悩みごとの多い日とも言われ、お祝いごとには特に向かない日とされています。

六曜を気にしない人もいると思いますが、なるべく仏滅や赤口を避けて、お宮参りに行くようにするのが無難です。

赤口しかお宮参りに行けないときは時間帯を考えてお宮参りに行こう

仕事の都合や、家庭の事情でどうしても赤口にしかお宮参りに行けないこともあると思います。

日程の調整が難しい場合は、赤口の日にお宮参りに行っても大丈夫です。

実は赤口は、一日中運気が悪いというわけではありません。

一日の中のたった2時間だけですが、運気が良い時間帯が存在します。それは、11時から13時までの2時間です。この時間は赤舌神が寝ていると言われていて、鬼の居ぬ間は吉という言い伝えがあります。どうしても赤口にお宮参りに行く場合は、この時間帯に参拝するようにしましょう。

ちなみに、仏滅には運気の良い時間帯は存在しません。

六曜の意味とお宮参りに影響がある日

六曜の中で仏滅と赤口はお宮参りには向かないとお伝えしました。

六曜には他に「大安」「先勝」「先負」「友引」の4つがあります。

皆さんご存知だとは思いますが、お祝いごとに最も相応しい日は「大安」です。大安は、六曜の中で最も縁起のよい日です。結婚式などの慶事はもちろん、祭りごとなどにも吉とされています。

お祝いごとにはピッタリのお日柄なので、お宮参りには大安が一番おすすめです。

先勝の日にお宮参りに行く場合は、早い時間がおすすめです。

先勝は、その字の通り物事を早く行うことで幸運に結びつくとされています。

午前中の間は運気が良いので、お宮参りは午前中のうちに済ませてしまいましょう。

先負の日にお宮参りに行く場合は、午後の早い時間がおすすめです。

先負は「先んずれば負け」という意味で、焦って勝負をすれば負けてしまうという日です。午前中は凶とされているので、午後の早い時間にお宮参りに行くようにしましょう

友引の日にお宮参りに行く場合は、朝か夕方が良いでしょう。

「凶事に友を引く」という意味の友引は、お葬式には不向きです。
朝は吉、夕方は大吉とされているので、お宮参りは朝か夕方に行きましょう。

お宮参り以外は大丈夫?赤口に避けたいこと

六曜の中でも、赤口は特に縁起が悪いというのがわかりました。

赤口の日は、お宮参りだけでなくお祝いごとは避けた方が良いでしょう。

結婚式や入籍日も避けるのが一般的です。

その他に、建物の建築前に行われる地鎮祭や引越しも避けた方が良いとされています。

赤口の「赤」という漢字から「火」が連想されるので、建築物にまつわることは良くないと考えられているからです。

それと同様に、乗り物にまつわることも良くないとされているので、新車の納車の日も赤口は避けられる傾向にあります。

ちなみに、お葬式は赤口の日でも問題ありません。

お祝いごとのお日柄を気にするかどうかは、人それぞれ違います。

年代によっても温度差があるでしょう。

ですが大きなイベントになればなるほど、気にする人は多いのではないでしょうか?結婚式の仏滅を気にしない人はほとんどいませんよね?お宮参りは、赤ちゃんが生後一ヶ月を迎えるころに行う、生まれて初めてのイベントです。赤ちゃんのご両親はもちろん、祖父母にとっても大切なイベントではないでしょうか。お宮参りのお日柄を気にするのは、当然のことと言えるでしょう。

お日柄や運気を気にするのはとても大切なことです。

ですが、お宮参りに行く際に、一番大切なことは赤ちゃんとお母さんの体調です。

生後一ヶ月の赤ちゃんは、まだまだ外の世界に慣れていないものです。

お母さんも、赤ちゃんを生んでから一ヶ月では、体調が万全とは言えないでしょう。

いくら縁起が良い日でも、体調不良を押してまで参拝することのないように注意してください。

付き添ってくれる家族が多い日を選択するのも大切です。

重要なのは、赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちです。神様のご加護と、子供の生きる力を信じることが大切でしょう。