幼児がすぐに怒るのはどうして?怒るときの対処方法について

幼児がすぐに怒るのときにはどのような対応をしたらいいのでしょうか。何度も同じことを繰り返したり、大人に余裕がないとイライラしてしまいますよね。

子供が怒っているときの向き合い方や切り替える方法を紹介します。

気持ちを伝えるときや聞かせるときにはこのようにして声掛けをしてあげましょう。できたときにはたくさん褒めてあげてください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

3ヶ月の赤ちゃんが寝ないとお困りのママへ。寝かしつけのコツ

赤ちゃんも生後3ヶ月になり、今までよりは良く寝てくれるようになってくれるかなぁと思っているママもいる...

豚ひき肉を離乳食に使うなら下ごしらえをしておくと便利

離乳食に豚ひき肉を使うときにはどのような下ごしらえが必要なのでしょうか?鶏肉よりも油がでやす...

11ヶ月の赤ちゃんの睡眠問題、寝ぐずりや夜泣きの理由と対策

11ヶ月になると次第に赤ちゃんの生活リズムが整ってきます。お昼寝も1日1回になったり、睡眠時間も...

生後2ヶ月の赤ちゃんの服装・春に着せる服の組み合わせと選び方

初めての育児に奮闘中のママの中には、生後2ヶ月の赤ちゃんには春にどのような服装をさせれば良いのかわか...

お風呂で使う赤ちゃんグッズ。入浴が快適になる便利アイテム

赤ちゃんに必要な道具はたくさんのものがありますが、お風呂の時に必要なグッズもいろいろなものがあります...

赤ちゃんの寝る時間が遅い時に試したい早く寝付くためのコツ

赤ちゃんが夜になっても、なかなか寝てくれずに、いつも寝る時間が遅くなってしまうという赤ちゃんも多いと...

プールに赤ちゃんを入れるならいつからがベスト?目安となる月齢

プールに赤ちゃんを入れたいけど、いったいいつから入れるの?今回はこの疑問についてお応えしたいと思いま...

10ヶ月の赤ちゃんが叫ぶ原因とママに出来る対策!楽しく育児を

初めての子育ては色々とわからないことが多いです。10ヶ月の赤ちゃんの子育てに奮闘しているママの中には...

2才の子どもが夜中に起きる・夜泣きをするのはなぜ?原因と対策

2才の子どもを育てているママの中には、子どもが夜中に起きるようになる・夜泣きが再び始まってしまったこ...

1歳4ヶ月の睡眠時間の理想的な時間と整えるための工夫を紹介

1歳4ヶ月になると睡眠時間はどのくらいの時間が必要なのか気になります。家庭の事情などによっても夜...

4ヶ月の赤ちゃんが寝る時間はどのくらい?寝かしつけの方法

4ヶ月の赤ちゃんは一日にどのくらい寝る時間が必要なのでしょうか。午前中、午後、夕方にお昼寝をして...

生後9ヶ月の赤ちゃんのお昼寝時間や不規則になる場合の対処法

1歳までの赤ちゃんの成長は目まぐるしく、生活リズムやお昼寝にも違いが出てきます。 生後9ヶ月...

10倍粥の作り方!鍋・炊飯器を使った失敗しない作り方を解説

赤ちゃんの離乳食は10倍粥から始めることがほとんどです。初めての子育ての場合は、10倍粥をどんなふう...

女の子の赤ちゃんはかわいい服がいっぱい!女の子育児の楽しさ

赤ちゃんは性別を問わずかわいいものですが、第一子なら女の子?男の子?と聞くと、ほとんどのママが女の子...

赤ちゃんの肌着はいつまで?月齢よりも成長に合わせましょう

赤ちゃんの肌着はいつまで着せたらいいのでしょうか?新生児のときに着せる肌着はいつまで使えるのか、判断...

幼児がすぐに怒るのは反抗期?怒る理由

まだまだ小さいと思っていた我が子、ですが2~3歳くらいになるとすぐ怒るようになったと感じるお母さんは非常に多いです。
あまりにもすぐ怒ると、ついお母さんだって強く叱ってしまいます。
本当は可愛い我が子に大きな声なんて出したくありませんよね。なぜ幼児はすぐに怒るようになるのでしょう。

成長の過程で訪れる「第一次反抗期」

自我が芽生え、自分の欲求や主張がはっきりしてくる時期です。
この第一次反抗期を迎える年齢が、2~3歳くらいなのです。

自分の欲求が通らないことに対して不満を感じるようになるので、結果として親にはすぐ怒る子供のように見えてしまっているのです。

大人にも欲求や主張はありますが、思い通りにならないからと言ってすぐ怒るようなことはしません。
それは理性が働き、我慢する忍耐力も養われているからです。

しかし、まだ生まれて数年しか経っていない子供には、我慢する理性や忍耐力が十分に養われていません。
怒ってしまうのは当然です。

怒る度合いには個人差がありますが、我が子が以前よりもすぐ怒ると感じること自体は、何ら不思議なことではありません。

幼児がすぐに怒るのはこんなことも原因

幼児がすぐ怒るのは、自我の芽生えが大きく関係しています。
さらに自我の芽生えと相まって、怒る原因を作り出している可能性もあるので紹介していきます。
我が子にも当てはまるのか考えてみて下さい。

幼児は「伝える能力」が未熟

まだ3歳くらいの小さな子供です。
自分の気持ちを相手に上手に伝えられるほどおしゃべりも上手に出来ませんし、言葉もたくさん知りません。

伝えたいのに伝わらない、冷静に考えるとこれはイライラしても仕方ないことだと理解出来ます。

しかし目の前で子供がすぐ怒ると、親も感情的になって叱ってしまうのだと思います。

まずは叱るのではなく、つたない文章から子供の気持ちを理解する努力をしてみて下さい。

一つの欲求を理解するために、時間もかかってしまうと思います。それでも親が自分の気持ちを理解してくれたという満足感は子供には大きく、繰り返し理解してあげる姿勢を見せるとすぐ怒るという行動は減少することが期待出来ます。

生活リズム

一見生活リズムとすぐ怒ることは無関係に思いますが、実はとても強く結びついているのです。

生活リズムが安定せず、起床時間も食事の時間もバラバラでは、小さな子供の体には大きな負担になります。
疲れを感じたり、心の不調を抱くことがあります。

この負担がすぐ怒る行動に走らせてしまうことも大いにあるので、幼児だからこそ生活リズムは平日・休日に関係なく規則正しく安定させてあげましょう。

幼児のすぐ怒る行動を把握することも大切

子供がすぐ怒る、と漠然と感じていると思いますが、どんなことに怒りやすいか具体的に分析したことはありますか。

きっとそこまでの余裕がなく、考えてもみなかったという親が多いのではないでしょうか。

子供がどんなことにすぐ怒るのか、傾向を把握しておくことも大切なこと

メモ程度で構わないので、どんなことに怒ったのか書き留めておくといいでしょう。
  • 子供がすぐ怒る状況を把握しておけば、先回りして対処出来るかもしれません。
  • 怒ることを予測して、冷静な対応が出来るかもしれません。

今までは子供が怒ってから、とっさに親も対処することになっていたので、冷静さを欠いて叱ることばかりになっていた可能性もあります。

子供の性格をより理解するいいキッカケにもなると思います。
日常に忙しくて、なかなか冷静に我が子についてゆっくり考える時間もなかったでしょう。

冷静に分析出来ると、親子の距離感も縮まるでしょう。

幼児がすぐに怒るときに役立つ切り替え方法

幼児が怒ると、次に切り替えるまでは時間がかかります。なかなかすぐには冷静さを取り戻すことが出来ません。

すぐに怒るような事態を減らすための方法を考えてみましょう。

幼児は予測していない突然の出来事には、上手に対応出来ません。
そんなことは当然のことです。

それなのに、突然の提案をしていませんか。

楽しく遊んでいる途中なのに、「ご飯を食べるから片付けなさい。」

せっかく楽しく遊んでいたのに、突然中断されることはストレスを感じ、怒る原因になります。
とてもご飯を食べる気持ちにはなれません。

こうして考えてみると怒る幼児の気持ちもわかりますが、その状況になるとなぜこんなにも怒るのかと頭を抱えてしまいます。

幼児でも切り替えられるように、わかっていることは事前に伝えてあげましょう。
「ここまで遊んだらご飯にするから片付けよう」と一声かけるだけで全然違います。

わかっていることなら、幼児でもきちんと理解して行動に移せるのです。本当に些細なキッカケですが、とても効果的な切り替え方法ですよ。

すぐ怒る幼児は大人が付き合い方を変えてあげましょう

すぐ怒る幼児には、大人も付き合い方を考える必要があります。

「怒る」幼児には、大人は「叱る」という対応をすること

怒ると叱る、実は全然違うことです。

怒るというのは幼児にも見られるように、気持ちを我慢出来ずに感情のままに行動する様子です。

一方叱るのは感情のままにするのではなく、冷静に相手の難点を正そうとしている様子です。

怒る幼児に対して大人も怒っては、ただの感情のぶつかり合いで何も改善されません。
どうしてすぐに怒ることはいけないのか、本当に今は怒る場面だったのかを正すつもりで叱ってあげて下さい。

叱るだけではなく、子供を認め褒めてあげることももちろん大切です。

「きちんと話が聞けて偉かったよ」

「お友達におもちゃを貸してあげられてすごかったね」

と、頑張ったことを見逃さずに褒めてあげましょう。

自信がつくと、自然と思いやりの気持ちも芽生えてきますよ。