生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズムや発達の特徴、適切な関わり方

1ヶ月検健診を終えて無事に新生児を卒業した赤ちゃん。
新生児の頃から比べると体も大きくなって成長が感じられるものの、まだまだ小さな赤ちゃん、寝てばかりいる赤ちゃんですので、ママとしては関わりが難しく感じられるかもしれません。

ここでは、生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズムについて紹介します。
授乳の回数は新生児の頃よりも少なくなるものの、まだまだ夜中の授乳は必要でママ自身も寝不足になりやすいですから、上手にスケジュールを組んで休める時は体を休めましょう。

赤ちゃんが日中起きている時には一緒に遊んであげることも大切ですので、どのような関わりをしていったら良いのかについても、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

1歳10ヶ月の子どもの睡眠時間の目安と子どもに合わせた就寝時間

赤ちゃんや子どもの月齢によって、それぞれ理想の睡眠時間や生活リズムがありますが、子どもの体力や性格に...

赤ちゃんがすぐに泣く!赤ちゃんが泣く理由をご紹介

知り合いの赤ちゃんを見ていると、よく眠り手がかからないように感じたのに、いざ自分の子供を出産してみる...

夜泣きにイライラしても怒鳴るのはやめよう!上手に乗り切るコツ

赤ちゃんの夜泣きにイライラしてしまい、つい怒鳴ることもあるかもしれません。しかし、怒鳴ることで赤...

1歳9ヶ月の子どもに適したお昼寝時間と良い睡眠リズムの作り方

共働き世帯で子どもを保育園に預けている場合、子どもは日中保育園で規則正しい生活をしているため、出来る...

赤ちゃんの生後2ヶ月におすすめの服装選びと外出時のポイント

赤ちゃんも生後2ヶ月になると、体も成長しどんどん動きも激しくなってきます。この頃の赤ちゃんには、どの...

3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間と寝ないときの対策・心がけたいこと

3ヶ月頃の赤ちゃんは、新生児の頃に比べるとまとめて寝てくれる時間が長くなります。ですが、まだ大人と同...

1歳児の就寝時間の理想と現実・共働き夫婦におすすめの生活習慣

子どもが1歳になったのをきっかけに育児休業が終わり、働きに出るママも多いと思います。まだ小さい1...

女の子の赤ちゃんがブサイクに見えてしまう理由と対処方法

女の子の赤ちゃんなのにブサイクで可哀想…実はそう思ってしまうママは意外と多いのかもしれません。...

赤ちゃんの寝る時間が遅い時に試したい早く寝付くためのコツ

赤ちゃんが夜になっても、なかなか寝てくれずに、いつも寝る時間が遅くなってしまうという赤ちゃんも多いと...

冬赤ちゃんと外出する時の服装やポイント、防寒対策を解説

冬に赤ちゃんと外出する時、どんな服装を着せてあげるべきか、どんな防寒対策が必要なのか気になるところで...

2歳のイヤイヤ期や夜泣きは成長の証!無理せず上手な付き合い方

子供は2歳になるとイヤイヤ期が始まり、夜泣きをする子も多いです。そんな2歳児のイヤイヤ期や夜泣き...

生後8ヶ月の赤ちゃんの寝る時間や睡眠・成長・活動の特徴

初めての育児に挑戦中のママにとって、子どもの成長は嬉しいと共にいつも心配や不安と隣り合わせ。赤ち...

1歳8ヶ月の子どもに昼寝の時間は必要!生活リズムの整え方

1歳8ヶ月のお子さんが昼寝をしないことに頭を悩ませているママもいるのではないでしょうか。お昼...

オムツを取る時期はいつ?トイレトレーニングの目安と進め方

初めての子育てに奮闘中のママの中には、子どものオムツを取る時期は一体いつなのか知りたい人もいるのでは...

乳児の冬時期の布団選びや注意点、防寒対策+事故防止を意識して

冬の寒い時期に乳児を寝かせる時、寒くないだろうか、汗はかいてないかかとママは不安になってしまいます。...

生後1ヶ月の赤ちゃんの発達のようす

生後1ヵ月の赤ちゃんは、生まれた時よりも身長が数センチ伸び、体重も1キロ程増加します。

ふっくらとした見た目になり、小さな手足にも可愛らしい肉がついてくるでしょう。

目はまだぼんやりと見える程度ですが、顔を近づけて話してみると、ママの顔をじっと見るようになります。

授乳に関しては赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ与えてOK

授乳回数は、だいたい1日に8回~10回ほどが目安です。

赤ちゃんによって個人差があるので、回数が少ない場合も多い場合もそこまで心配をする必要はありませんが、体重の増え方が心配な時は、小児科に相談しましょう。

生後1ヶ月を過ぎると、新生児の頃よりも昼間に起きている時間が長くなります。

泣く以外にも「あ~」や「う~」と声を出すようになり、機嫌が良い様子が見てわかるようになります。

泣き方にも変化が生まれ「眠い」「気持ち悪い」「おなかすいた」など、気分によって泣き方が変わるので、聞き分けられるようになると、ますます育児が楽しくなります。

生後1ヶ月の赤ちゃんの1日の生活リズム

生後1ヶ月の赤ちゃんは、新生児の頃よりも昼間の起きている時間は増えますが、まだまだ夜にまとまって寝るようにはなりません。

夜間の授乳も欠かせず、2時間~3時間に1回お腹を空かせて起きてしまいます。

一日の生活は、授乳、オムツ、遊ぶ、寝るを繰り返します。

1ヵ月検診が無事に終われば、沐浴を卒業し、大人と一緒にお風呂に入る事も出来るようになります。

赤ちゃんの入浴はなるべくパパとママの2人共いる状態で行うのが理想的

赤ちゃんをお風呂に入れる係りと、お風呂上りに赤ちゃんを受け取る係りに役割分担すれば、効率よくお風呂に入れてあげられます。

お風呂で体が温まれば、赤ちゃんは気持ちよく眠る事ができるでしょう。

お風呂上りはスキンケアを行い、授乳でお腹を満たしてあげてから寝かしつけましょう。

赤ちゃんの生活リズムに合わせてママも一緒にお昼寝をしましょう

生後1ヵ月の赤ちゃんを育てるママは、どうしても寝不足になってしまいます。

夜間の授乳とグズグズの対処、昼間の赤ちゃんのお世話と家事もこなすママには寝る時間がありません。

いつの間にかウトウトしてしまい、パパとの会話が減ってしまう事もあるでしょう。

ママの生活リズムを無理に保とうとするのではなく、赤ちゃんの生活リズムに合わせた生活をしてみるのがおすすめです。

赤ちゃんが朝早く起きるのであればママも一緒に早く起きましょう

朝早い時間にある程度の家事を済ませ、出勤前のパパと顔を合わせることができれば、夫婦の会話も増えてくるでしょう。

そして赤ちゃんのお昼寝の時間には、ママも一緒に寝るのです。

少しでも睡眠時間を増やす事ができれば、疲れを回復する事ができ、リフレッシュして育児に取り組む事ができます。

生後1ヶ月の赤ちゃんと出来るようになること

1ヵ月検診を終えた赤ちゃんは、パパやママと一緒に出来る事が増えてきます。

湯船に浸かる

まずはお風呂です。
沐浴を卒業し、湯船に浸かる事ができます。
同時にママも湯船に浸かる事ができるようになるので、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみながら一緒にお風呂に入りましょう。

お風呂はパパの役割という家庭も多いようなので、仕事で忙しいパパと赤ちゃんの交流の場としてもおすすめです。

お出かけを楽しむ

1ヵ月検診でOKが出たら、赤ちゃんと一緒に外出をする事ができます。
自家用車に乗せる場合は、必ずチャイルドシートを着用しましょう。
いきなり長時間のお出かけは避けるようにし、まずは10分程度の外出からはじめましょう。

免疫力がまだ低いので、外気に慣れさせる事が目的です。
外気に少しずつ慣れてきたら、外出時間を徐々に延ばすようにしましょう。30分で帰宅できる範囲で、できるだけ人ごみは避けるようにしましょう。

おもちゃで遊ぶ

起きている時間が増えてくる生後1ヵ月の赤ちゃんは、パパやママがあやす時に使うおもちゃに反応するようになります。

生後1ヵ月の赤ちゃんには、握りやすく、カラフルで音の出るおもちゃがおすすめです。

まだぼんやりとした視力なので、はっきりとした色合いなら目で追いやすくなります。
万が一外に落としてしまった場合でも洗える素材を選ぶと良いでしょう。

赤ちゃんの生活リズムに合わせた関わり方のポイント

生後1ヵ月頃の赤ちゃんは、体だけでなく心もぐんぐん成長していきます。

成長には個人差がありますが、声を出したり、微笑むようになる赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの感情表現が豊かになってくると、パパやママも嬉しくなりますね。

この時期にたくさん話しかけてあげたり、スキンシップをしっかり取ってあげると、コミュニケーション能力が健全に育ちます。

赤ちゃんのお世話も遊びのように楽しくしてあげる事がポイント

例えば赤ちゃんのオムツ替えですが、面倒に感じる事も多いと思いますが、あえて楽しく実況しながら替えてあげると楽しい気分で行えます。

「今日のうんちは大量だ~!昨日よりも腸の調子が良いようです。」など、賑やかにオムツ替えを行うと、赤ちゃんも機嫌よくオムツを替えさせてくれるでしょう。

また、着替えをする時はお腹を優しく撫でてマッサージをしてあげたり、少しだけくすぐってみるなどスキンシップを取りながら行うと、ママの愛情が赤ちゃんに伝わりやすくなります。

生後1ヵ月の赤ちゃんは、まだ返事をしてくれる事はありませんが、パパやママのお話をきちんと聞いています。優しい声掛けを心がけていれば、優しい心を持った子供に育つはずです。