豚ひき肉を離乳食に使うなら下ごしらえをしておくと便利

離乳食に豚ひき肉を使うときにはどのような下ごしらえが必要なのでしょうか?

鶏肉よりも油がでやすい豚ひき肉は選び方や下ごしらえが大切です。また、下ごしらえをしておくことで離乳食をすばやく作ることができますよ。下ごしらえをしたら、冷凍保存しておくといいでしょう。

豚ひき肉の下ごしらえ方法や離乳食後期におすすめなメニューを紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

生後2ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の目安や定着させる為のポイント

生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだまだ睡眠時間が安定しないので、睡眠リズムが上手く作れずに子育て中のママを...

生後2ヶ月の赤ちゃんの寝る時間の目安や寝ぐずり対策をご紹介

生後2ヶ月になると、少しずつ赤ちゃんの眠りにも変化が出始め、まとめて寝る時間が増えてきたり、寝ぐ...

生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズムや発達の特徴、適切な関わり方

1ヶ月検健診を終えて無事に新生児を卒業した赤ちゃん。新生児の頃から比べると体も大きくなって成長が...

1歳9ヶ月の子どもに適したお昼寝時間と良い睡眠リズムの作り方

共働き世帯で子どもを保育園に預けている場合、子どもは日中保育園で規則正しい生活をしているため、出来る...

新生児が外出する時の服装ポイントを季節別でご紹介

抵抗力が弱い新生児を外出させる時、どんな服装がいいのか悩んでしまいます。特に夏や冬は外と室内の温...

4ヶ月の赤ちゃんが寝る時間はどのくらい?寝かしつけの方法

4ヶ月の赤ちゃんは一日にどのくらい寝る時間が必要なのでしょうか。午前中、午後、夕方にお昼寝をして...

冬の服の素材は赤ちゃんを抱っこしても安心なものを選びましょう

赤ちゃんの冬の服はどんな素材を選べばいいのでしょうか。また、赤ちゃんを抱っこするママの服の素材もどん...

お風呂で使う赤ちゃんグッズ。入浴が快適になる便利アイテム

赤ちゃんに必要な道具はたくさんのものがありますが、お風呂の時に必要なグッズもいろいろなものがあります...

生後7ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間と生活リズムの整え方について

生後7ヶ月の赤ちゃんは、生後間もないときの授乳と睡眠を繰り返す時期とは違い、睡眠にもリズムができ...

夜泣きにイライラしても怒鳴るのはやめよう!上手に乗り切るコツ

赤ちゃんの夜泣きにイライラしてしまい、つい怒鳴ることもあるかもしれません。しかし、怒鳴ることで赤...

7ヶ月のお昼寝時間や生活リズムの整え方!寝かしつけのコツ

生後7ヶ月の赤ちゃんはお昼寝の時間はどのくらい必要なのかと気になるお母さんもいるでしょう。7ヶ月にな...

年の差のある人と結婚した時、子供が出来た時に想定される事柄

世の中の結婚するカップルの中には、彼氏や彼女との年齢が離れている年の差カップルでの結婚もあります。...

4ヶ月の赤ちゃんの一日の生活リズム・整え方のポイントを解説

赤ちゃんが4ヶ月くらいになると、それまでよりも少しずつ起きている時間が増えてきます。また、楽しそうに...

2人目育児は大変?2人目が男の子の場合の乗り越え方と育児術

望んでできた2人目なのに、周りから「育児は大変だよ。男の子ならもっと大変」と言われてしまうと、急に不...

生後4ヶ月【冬の服装】室内でのポイントや外出時の注意点を紹介

生後4ヶ月の赤ちゃんとの初めての冬。服装についても気をつけなければなりません。赤ちゃんを寒さから...

離乳食の豚ひき肉はこんな見た目のものを選びましょう

離乳食期には、どんな食材も小さく刻んで調理しなければいけないので、お肉を使えるようになった時には、ひき肉がとても便利ですよね。

基本的には、鶏肉から始めて、鶏肉になれたら豚肉、牛肉、と進んでいくので、豚ひき肉を食べさせる時には、鶏肉に十分に慣れたことを確認した、離乳食後期から与えるようにしましょう。

また、豚肉は鶏肉に比べると脂身が多いため、消化機能が完全に出来上がっていない離乳食期の赤ちゃんには負担になることがあるため、選ぶ部位も、脂身の少ない部位を中心に与えるようにして下さい。

脂身が少ないとされているのは、ひき肉、ロース、モモ、などの赤みの部分ですが、ひき肉にも脂身の多い少ないはあるので、必ず購入前にひき肉の色を確認して判断するようにしましょう。

確認する時には、スーパーのお肉置き場の照明が当たらないように、通路側に一旦取り出し、自然の照明で確認するのがポイントです。
赤みが強く、白い脂肪分が少ない部分を選ぶようにし、赤茶色にくすんでいるものや、脂身の多い部分の混じったひき肉は買わない様に注意して下さい。

離乳食に使う豚ひき肉は下ごしらえをして冷凍保存

脂身の少ない豚ひき肉を選んで買ってきたとしても、そのままの状態ではまだまだ赤ちゃんにとっては脂肪分が多く、離乳食の調理に使うのはおすすめできませんので、買ってきた豚ひき肉は、新鮮なうちに下記の方法で下ごしらえをし、冷凍して保存して便利に活用しましょう。

離乳食に使う豚ひき肉の下ごしらえ方法

  1. 鍋にたっぷりの水と豚ひき肉を入れたら加熱を始め、沸騰させます。沸騰前に豚ひき肉を投入するのがポイント!ひき肉がほぐれやすくなります。
  2. お湯が沸騰したらそのまま3分程茹でて、アクを綺麗に取り除きましょう。
  3. ザルに豚ひき肉を上げて、お湯を切り、そのままの状態で粗熱を取ります。
  4. 離乳食の時期に応じて、必要であれば包丁で刻んだり、すりつぶしたりして下さい。
  5. 製氷皿に必要量ずつ小分けにするか、冷凍用の保存袋に薄く敷いて平らにしたものを冷凍庫に入れて保存し、使う時はそのまま、または解凍してから使いましょう。

下ごしらえをした離乳食の豚ひき肉はこうしてアレンジ(後期)

下ごしらえをした豚ひき肉は火が通っているので、調理した野菜と合わせるだけで簡単に離乳食調理ができます。

離乳食におすすめのメニューを2つ紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

豚ひき肉と野菜のダシ煮

【材料】

  • 下ごしらえをした冷凍豚ひき肉
  • お好みの野菜(さつまいも、かぶ、人参、いんげん等)
  • だし汁
  • 醤油
  • 水溶き片栗粉

【作り方】

  1. 鍋に小さくカットした野菜と野菜が浸る程度のだし汁を入れて、柔らかくなるまで煮込みます。(固い野菜は予め電子レンジで加熱しておくと早いです。)
  2. 野菜に火が通ったら、冷凍しておいた豚ひき肉をそのまま鍋に入れて、野菜と混ぜます。
  3. 少量の醤油で軽く味付けをしたら、水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がりです。

豚ひき肉と豆腐の麻婆豆腐風

【材料】

  • 下ごしらえをした冷凍豚ひき肉
  • 絹ごし豆腐
  • 大根
  • めんつゆ
  • 水溶き片栗粉

【作り方】

  1. さいの目切りにした大根をヒタヒタのお湯で茹でて煮込みます。(人参をプラスしても美味しいです。)
  2. 大根に火が通ったら、小さく切った豆腐と冷凍庫から取り出した豚ひき肉を一緒に入れて煮込み、少量のめんつゆで味を整えます。
    水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がりです。

豚ひき肉の離乳食は下ごしらえをして後から仕上げ

茹でて下ごしらえした豚ひき肉で簡単離乳食

豚ひき肉を茹でて下ごしらえさえしておけば、加熱した野菜に混ぜるだけ、スープに入れるだけで、どんなメニューも簡単に調理することが出来ます。

野菜も予め電子レンジでチンしておけば、フライパンに油を引く必要もなくなるので、余分な油を子供に与えなくても済みますし、なによりも忙しい育児の合間の調理時間が短縮することが出来ますね。

冷凍した豚ひき肉があれば、一見手の混んだものに見える料理も、盛り付けるだけで簡単に調理することが出来ます。

冷凍しておいた豚ひき肉、同じく湯むきをしてタネを取って冷凍しておいたカットトマト、ミックスベジタブルがあれば、和えるだけで簡単にトマトソースやホワイトソースの具を作ることができます。
トマトソース、ホワイトソースなども予め冷凍しておいたものがある場合は、全ての材料を混ぜ合わせて、軟飯の上に乗せてチーズを掛け、トースターでチーズに軽く焦げ目がつくまで焼けば、あっという間に「ドリア」の完成です。

豚ひき肉だけでなく、他の食材も下ごしらえして冷凍しておけば、冷凍庫から取り出した食材にパパッと味をつけて仕上げをするだけで、簡単に離乳食が作れてしまうので、忙しい主婦の方にはぜひ試してみて欲しい方法です。

下ごしらえしてあると安心!ひき肉離乳食の完了期メニュー

離乳食完了期になると、赤ちゃんの消化機能も発達し、咀嚼の力もついてくるので、大人が食べている形や味に近いメニューも充実してきます。

しかし、やはりお肉を使う時には余分な脂肪分はカットしてあげたいので、この時期の離乳食も、豚ひき肉はサッと茹でて下ごしらえをしておくことが大切。

ひき肉を下ごしらえすることは、調理の時短につながるだけでなく、お肉の臭みをとる効果、余分な脂肪分を落とす効果、生焼けを防ぐ効果がありますので、まだまだひと手間かけてあげましょう。

大人と同じような餃子を食べるのはまだ早いですが、餃子の皮、豚ひき肉、みじん切りにしたキャベツ、ミックスベジタブルなどを一緒にスープで煮込んで醤油で味付けすれば、大人は「焼餃子」、赤ちゃんは「水餃子風スープ」など、一緒のメニューを楽しむことができます。

軟飯と豚ひき肉、人参、ピーマンを少量の油で炒めて塩で味をととのえれば、見た目はもう、「チャーハン」そのものです。
ぜひ休日のランチに、家族で仲良くチャーハンを食べてみてください。

ハンバーグを作る際には、豆腐と混ぜてパサパサ感を減らしたり、裏ごしした野菜をハンバーグソースに使用してとろみ代わりにするのがおすすめです。

離乳食完了期になると、このように家族みんなで同じようなメニューを楽しむことができるようになるので、離乳食卒業まで、離乳食作りをとことん楽しみたいですね。