一般的に2歳~3歳の頃にピークを迎えるといわれている癇癪ですが、早い子では1歳を過ぎた頃から始まります。
言葉の発達もまだまだ未熟な1歳4ヶ月の子どもが癇癪を起こすと、両親も子どもの思いがくみとれずに困惑してしまうことと思いますが、癇癪には必ず原因があります。
ここでは1歳4ヶ月の子どもの癇癪の原因や対処法、言葉掛けのポイントなどを紹介していきます。
癇癪は子どもが成長している証ですので、自分のことを責めずに、正しい対応で子どもと向き合いながら、癇癪がおさまる時まで長い目で見守っていきましょう。
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1歳4ヶ月の子どもの癇癪と癇癪の原因
1歳4ヶ月ごろの子どもでも癇癪を起こすこともあります。
この癇癪が続くと、ママもどうしていいかわかりませんしどんなことが原因で起こるのか知りたくなります。
- こんな行動があると癇癪の可能性がある
普段の泣き方や泣き声とは異なる甲高い声で泣きわめきます。
また、その状態で寝転んでジタバタ暴れたりすることもあるでしょう。
癇癪がエスカレートすると近くにあるものを投げてくることもあるかもしれません。
突然そんなことが起こるとそばにいるママやパパも驚くと思います。
上記のようなことの他にも、何を言っても聞き入れる事ができないくらい泣いたり叫んでいるようであれが癇癪の可能性が高いでしょう。 - 癇癪が起きる原因
癇癪が起こるのは、ママやパパからすると突然始まったように感じますが、実はきちんと理由があることがほとんどです。
子どもにとって嫌なことが起きた時に上手に気持ちを伝えることができずに癇癪を起こしてしまうのです。
1歳4ヶ月の子どもの癇癪への対応
小さい子どもの癇癪はどのように対応してあげるのがいいのでしょうか。
先程も述べましたが、1歳4ヶ月だと上手に話したり、表現することが難しいです。
ですので、癇癪を起こした時には子どもがどんなことを伝えようとしているのか、何を思っているのかなど気持ちを汲み取ってあげることが大切です。
例えば、積み木などのおもちゃで遊んでいる時に上手にできなくて癇癪を起こした場合です。
この場合だとわかりやすく、きれいに積みたいのに何度やってもできないことが原因だと思います。
ですので、「〇〇ちゃんはこの積み木をこの上にのせたかったんだよね」などと優しく子どもに声をかけてあげましょう。
ママにわかってもらえるだけでも子どもは嬉しいですし、安心感もうまれるでしょう。
癇癪に対処する時は毅然とした態度で振る舞うことが大切
癇癪に対処する時には、気持ちをわかって代弁することも大切です。
しかしその内容によっては「思い通りにいかないこともあるんだよ」ということを学習するいい機会なので上手に対処しましょう。
しかし、子どもの欲求に従うばかりはあまりいいとは言えません。
そういったときは、「今日はおもちゃは買わない日だよ」などと自分が思ったとおりにいかないこともあると学んでもらえるようにできるといいですね。
もし、癇癪を起こして声掛けしても落ち着かない場合には気を逸らせてみましょう。
まだ1歳4ヶ月なので、関係ないことで気を逸らせるのは結構効果的です。
例えば、あっちに「ワンちゃんがいるよ」や「お外に散歩にいこうか」など気持ちが切り替えれるような声掛けがいいでしょう。
1歳4ヶ月の子どもの癇癪のNG対応
癇癪を起こした時の対応として、避けたほうがいいものがあるのでご紹介します。
- 叱る
大きな声で泣いたり、暴れられるとママやパパもイライラしてしまい叱ってしまいがちです。
感情を顕にして叱ってしまうと、落ち着くどころか反対に癇癪がひどくなってしまいます。
叱るのは親と子ども両方にとってもいいことがないので、怒りそうになった時には一呼吸おいてから接するように意識しましょう。 - 癇癪に影響されイライラしたりストレスを溜める
側にいるママやパパが子どもの癇癪に影響されないようにしましょう。
やはり、大きい声はとてもストレスが溜まりますし関係ないところでイライラしてしまうこともあるでしょう。
癇癪を起こしている時にパパが居る時には交代で側にいるようにすると、ママの気持ちも落ち着くので癇癪に影響されにくくなるでしょう。
1歳4ヶ月で起こる癇癪は子どもの成長の証
こんなに早く癇癪を起こすなんて…と心配にならなくても大丈夫です。
子どもの癇癪は、成長の証なのでどんと構えて見守りましょう。
先ほどご説明したように、これくらいの年齢の癇癪は自分の気持ちを伝えることができない、うまく伝えることができないといったようなことが原因なので、成長と共にそれが上手になってくると癇癪もだんだんと少なくなり、なくなっていきます。
もちろん、成長の証とわかってはいても、今はそれがいつまで続くのか…と気が遠くなっていくような気持ちかもしれません。
うちの子は癇癪ばかり起こしていると落ち込まずに、上手に対応してあげましょう。
その中でちゃんと成長しているんだな、大きくなっているんだなと思えるようになるといいですね。