一般的に1歳半頃までに落ち着くと言われている夜泣きですが、1歳半を過ぎても尚夜泣きが続いて困っているママや、2歳を過ぎてから初めての夜泣きを経験するママも現実には多く、その原因や対処法に頭を悩ませます。
夜泣きの原因は様々ですので、対処する際は夜泣きの原因、子供の性格に合った対処法を見つけていくことが大切です。
ここでは、2歳児が夜泣きをする原因と、それに応じた対処法について解説していきますので、ぜひ家庭で関わるときの参考にしてください。
夜泣きが激しくなると不安な気持ちやイライラが強くなりますが、周りに協力してもらったり、専門家に相談したりすることで気持ちが楽になることもあります。
夜泣きがいつまで経っても落ち着かないときには、一人で抱え込まずに、家族の協力、地域の協力も得られると良いですね。
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1歳半までに起こる夜泣きの原因と対処法
夜泣きは成長過程で起こること
当たり前とわかっていても、暗い部屋の中で泣き叫ぶ子供を見ると不安な気持ちになることも。
まずは、生後間もない頃から1歳半までに起こるとされている夜泣きの原因と対処法を紹介します。
月齢別、夜泣きの原因
生後1ヶ月~4ヶ月
まだまだ、お母さんの産後の体力も回復していないこの時期の夜泣きは赤ちゃんの成長の途中でおこるものと考えられています。
お腹の中にいた赤ちゃんが外の世界に出ると今までになかった音や振動など様々なことが身近に感じてきます。
生後5、6ヶ月
日中に起きている時間も増えたこの頃は眠っている間に日中に起きたことを脳の中で整理していておこると考えられています。
生後6ヶ月~1歳前後
自分の力で寝返りをしたり、ハイハイをしたりと赤ちゃんによっては活動の範囲が広く刺激も多くなる頃です。
日中に感じた多くの刺激や体験したことから5、6ヶ月の頃と同じように眠っているときの脳の働きで夜泣きが起こると考えられています。
夜泣きの対処法
赤ちゃんが成長して大きくなるにつれて大切になってくることが、この対処法と同じことが多いです。
朝は早く起こす
大人でも朝起きる時間が遅いと1日のリズムが崩れます。
夜にしっかり寝るために、朝は7時頃までに起こすようにします。
お昼寝など眠るときの流れをつくる
何もしない状態から布団に寝せてもすぐに眠くなることは少ないです。
眠くなるための流れをつくっておくと良いです。
また、寝る前に絵本を読み聞かせしたり、眠くなりやすいオルゴール調の音楽を流すのも良いです。
日中に遊ぶ
赤ちゃんと遊ぶのは大変と感じることもあるかと思いますが、天気の良い日に家のまわりを少し散歩に出るだけでも赤ちゃんからすると活動量が変わってきます。
日中に遊びを通して活動する時間をつくると、夜間ぐっすり眠ることもあります。
2歳児の夜泣きの特徴と考えられる夜泣きの原因
生後間もない頃の赤ちゃんの泣き声がかわいくほほえましく感じたのが、2歳になると力強く泣くようになり、わかっていてもイライラしてしまう方もいると思います。
2歳の夜泣きにもいくつか考えられる原因がある
強い刺激を受けた
2歳になると活動範囲が更に大きくなり走ったり転んだりと、日中に受けた刺激も様々なものになっていきます。
また、幼稚園に行き始めたなどこれまで親と過ごす時間が長かった頃から外で過ごす時間が増え今までにない刺激も加わり夜泣きをすることもあります。
日中の活動時間
日中の活動時間が少ないときや昼寝の時間が長かったりすると、夜泣きをすることがあります。
ストレス
2歳だとイヤイヤ期もあり、ストレスに感じることが増えても言葉でうまく表現して発散することが難しい時期です。
ストレスがたまって夜泣きをすることもあります。
2歳児の激しい夜泣きへの対処法
子供が急に激しい夜泣きをしたら、戸惑ってしまう方も多いと思います。
2歳だと暴れたり、大泣きしてなかなかおさまらないこともあります。そういった時は一度、親も落ち着きその子に合う方法で対処していくと良いです。
いくつかの対処方法を紹介します。
夜泣きしたら、一度起こす
夜間は暗い状態で寝ていると思います。
一度電気を付けて明るくして落ち着くように根気よく声をかけてあげます。
激しく泣いている時は嘔吐してしまうので無理に飲ませない方が良いです。
抱きしめる
夢を見て混乱していることもあります。
暴れて大変な時もありますが、立たずに座ったまま抱きしめて耳元で声をかけます。
背中を優しくなでたり、トントンと軽く叩いてあげるのも良いです。
好きなおもちゃや絵本を使う
夜中に遊ぶことは本来好ましくありませんが、お気に入りのおもちゃや絵本を使い落ち着かせるのも方法の一つです。
少し落ち着いたら、「一緒に寝ようね」と子供の近くにおもちゃなどを置いて寝せると安心することもあります。
就寝前に出来る2歳児におすすめの夜泣き対策
2歳になるとまわりのこともある程度理解している頃です。
就寝しやすくなる環境づくりをすると夜泣きをしにくくなると考えられている
部屋を暗くして静かな状態にする
大人はまだ眠らないからと近くの部屋のテレビなどの音が大きいと子供も眠くなりにくいです。
寝る部屋は暗くして、まわりの音が聞こえにくい状態にします。
1日の生活スタイルを整える
早寝早起きという言葉があるように、朝早く起きて夜早めに就寝することは子供の成長にも良い影響を与えます。
朝は早めに起きて遅くても7時半頃には起こすようにします。
入浴も遅い時間にせず眠るときの1時間前には済ませておきます。
入浴後で体温が高い状態の時は眠くなりにくいです。
添い寝
忙しく過ごしていると子供とゆっくり抱っこしたり抱きしめてあげたりとスキンシップにかける時間が減ってくることもあると思います。
イヤイヤが多い2歳でもまだまだ甘えたい歳です。
眠る前に添い寝をしたりして安心させてあげるのも方法の一つです。
夜泣きに対処できなくなった時にして欲しいこと
夜泣きをしていて色々な対処方法を実践しても改善しないこともあります。
親がストレスを溜めてしまうと子供にも伝わりるもの
他の子供と比べない
子供によって夜泣きの仕方も改善方法も全然違います。
人それぞれ個性があるように、夜泣きも全くことなりますが、他の子供と比べると余計に落ち込むことも。比べてしまはないようにすると良いです。
夜泣きが辛いことを相談する
自分の親や友達など相談できる人に相談してみるのも良いです。
難しい場合は市町村にある保健センターに相談する窓口があります。