乳児の冬時期の布団選びや注意点、防寒対策+事故防止を意識して

冬の寒い時期に乳児を寝かせる時、寒くないだろうか、汗はかいてないかかとママは不安になってしまいます。
手を触って冷たいと、寒いのでは?と布団の枚数を増やしてしまいます。

乳児はとっても汗っかき。
防寒対策も必要ですが、吸湿性や放湿性も意識して布団を選ぶことが大切です。

また、布団による痛ましい事故を未然に防ぐためにも、安全面にも考慮して布団を選びましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

妊娠中の上の子の抱っこ事情!赤ちゃん返りも上手に乗り切るコツ

妊娠中の上の子の抱っこについて悩むお母さんもいるでしょう。抱っこはいつまでしてもいいのか、抱っこ...

【夜泣き】2歳児の激しい夜泣きの原因と正しい対処法

一般的に1歳半頃までに落ち着くと言われている夜泣きですが、1歳半を過ぎても尚夜泣きが続いて困っている...

2歳8ヶ月の子供のイヤイヤ、癇癪の理由や対処方法をご紹介

子供には1歳半から2歳にかけて、イヤイヤ期が訪れると耳にします。しかし中には意外と大きなイヤイヤ期が...

子供用品スッキリ収納アイデア!隠す収納でも使いやすくするコツ

子供が生まれると、おむつやベビー用のケア用品、たくさんの衣類など、多くのものが必要になります。部屋の...

新生児に必要な服と服装の注意点【夏生まれの赤ちゃん服】

これから赤ちゃんが生まれるというママは、新生児用にどんな服を何枚くらい揃えておけば良いのかと悩む方も...

【生後6ヶ月の赤ちゃん】よく寝る子の特徴と寝ない子への対処法

赤ちゃんの睡眠時間には個人差があり、よく寝る子もいれば沢山泣いてママを困らせてしまう子もいます。...

生後3ヶ月の服装【秋の選び方】赤ちゃんのためのポイントを紹介

生後3ヶ月の赤ちゃんの服装は秋になるとどんな着せ方をしたらいいのか悩みませんか?気温が下がる秋は...

9ヶ月の赤ちゃんの昼寝時間・寝ないときの対策と心がけたいこと

赤ちゃんが9ヶ月になり、昼寝の時間についてのお悩みを抱えているママもいるのではないでしょうか。9ヶ月...

3ヶ月の赤ちゃんが寝ないとお困りのママへ。寝かしつけのコツ

赤ちゃんも生後3ヶ月になり、今までよりは良く寝てくれるようになってくれるかなぁと思っているママもいる...

生後四ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の特徴と良い睡眠リズムの作り方

初めての育児はママにとってわからないことばかり。新生児期を過ぎて二ヶ月、三ヶ月と子どもが成長して...

生後7ヶ月頃の赤ちゃんにみられる奇声、原因はなに?

生まれてすぐには泣き声しか出せなかった赤ちゃんも、少しずつ「アー」とか「ウー」とお話できるようになっ...

生後8ヶ月の赤ちゃんが寝ない!夜泣きの理由や対処方法をご紹介

赤ちゃんの悩みというと必ず耳にするのが睡眠について。お昼寝をしすぎて困る、お昼寝をしない、夜泣きが激...

2人目育児で感じやすい不安と忙しい2人目育児を乗り切る方法

もうすぐ2人目のお子様が生まれるという方も多いと思います。上のお子様がまだ小さいと、二人目の育児に不...

4ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの整え方は?一日の生活の様子

4ヶ月の赤ちゃんは一体どのような生活リズムで毎日を過ごしているのか気になっているママもいるのでは...

生後6ヶ月の赤ちゃんの寝る時間には個性がある

生まれてからの1年間くらいは赤ちゃんが著しく成長するときです。どんどん成長していく我が子に喜...

寒い冬の時期、乳児に布団は何が何枚必要か

寒い冬の時期は乳児の寝る環境はどのようにすればよいでしょうか。

室内の適温は20~23度

乳児の服を何枚も重ね着して調整するのではなく、暖房機器などで適温を保ちましょう。
そうした上で布団の枚数についてお伝えします。

乳児の冬の掛け布団ですが、基本的にはお昼寝時には毛布かタオルケット一枚でよいでしょう。
夜の就寝時には、毛布かタオルケットをかけたうえに一枚掛け布団をかけるようにしましょう。

もしそれでも寒さを感じる様でしたら薄手のタオルケットやブランケットを追加してみてください。

掛け布団は赤ちゃんからすると重たすぎる場合があります。
不慮の事故がないように掛け布団のかけ過ぎは避けましょう。

また、熱がこもり過ぎて赤ちゃんにとっては厚過ぎてしまう場合もありますので、しっかり様子を見てあげてください。

冬の時期におすすめ、乳児に合った敷布団、掛け布団の選び方と使い方

では、乳児に適した敷布団や掛け布団はどういったものを選べばよいのかお伝えしていきます。

布団の素材は基本的に綿100%が良い

赤ちゃんの肌はデリケートですし、汗もたくさんかきます。

吸水性と通気性に優れた綿製品の布団を選ぶようにしてください。

冬の敷布団ですが、冬は床が冷たくなっているので直接床に布団を敷くのでなく、カーペットやマットレスの上に敷きましょう。

布団カバーの上にはキルトパットやタオルケットを敷くことで、ひんやりした感覚を軽減することが出来ます。
また、汗の吸収を助けてくれて快適に赤ちゃんも寝ることが出来るでしょう。

掛け布団は綿素材のほかには羽毛布団がお勧めです。

羽毛布団はふんわりとしていて掛けてもあまり重たさがありません。
一方で温かく、吸収性にもすぐれているので乳児の掛け布団には最適です。

基本的には掛け布団は赤ちゃんの負担にならない軽いものにしましょう。温かくしようとして分厚い布団をかけるのはやめてください。

不慮の事故につながったり赤ちゃんの負担になってしまい夜泣きに繋がる場合もありますので注意しましょう。

冬の寒さが心配、布団を蹴飛ばすほど寝相が悪い乳児への対策

乳児は寝ている間に動きまわり、気付いたら布団をけっ飛ばしてかぶっていない事がよくあります。

せっかく工夫して掛け布団をかけても意味がなくなってしまいますよね。

そういった場合は、まず敷布団を工夫すればよいでしょう。

敷き布団カバーの上にタオルケットをしたり、あたたかい素材のブランケットなどを敷くものよいでしょう。

敷き布団を工夫すれば少しでも赤ちゃんが温かく寝ることが出来る

そして、温かい素材でできたスリーパーを着せるのも大変お勧めです。

長い丈のスリーパーですっぽり包み込んでしまえば、朝まで脱げることはありません。

スリーパーにもさまざまな種類の素材で作られたものがありますので、保温性や吸水性を考えて購入してください。

乳児に布団をかけた時の暖房は?冷たい空気の中寝かせても問題ないのか

あまりにも部屋が冷え過ぎていない場合を除き、赤ちゃんがしっかり布団をかぶっていれば、暖房は消してもよいでしょう。

部屋の温度は徐々に下がり、部屋の空気が冷たくなっても布団の中は案外温かいものです。

布団の中がほんのり温かいくらいがよく寝られる

暖房がつけっぱなしの場合だと、空気も乾燥しがちになってしまいますので、寝ている最中は切っておいたほうが好ましいでしょう。

ただ、赤ちゃんが寝ている最中に掛け布団が一切かかっていないという状況になるのは避けてください。

おなかを冷やしたりしないようにスリーパーを着せるなどの対策は取っておいたほうがよいでしょう。

特に冬の時期は乳児の布団の扱いに注意

冬の乳児の布団には特に気をつけてください。

冬場だとどうしても赤ちゃんが寒くないように掛け布団をかけたり枚数を増やしたくなります。

しかし、まだ寝がえりなどが出来ない状況だと不慮の事故も起きてしまいます。赤ちゃんの顔に布団がかかってしまうと窒息に繋がってしまうこともあるのです。
また、布団が多いと首に巻きついて息が出来なくなってしまうこともあります。

大人の布団も赤ちゃんにとっては危険

寒い冬だと赤ちゃんを温かくしてあげようと自分の布団に入れてあげたくなるでしょう。
しかし、赤ちゃんにとっては大人の布団は重たく、顔にかかると事故にもつながりかねません。

また、大人と一緒に寝ると潰してしまったりする可能性もありますので、一緒に寝たくても布団は別々にしましょう。

赤ちゃんが寝る環境には、枕元にぬいぐるみや柔らかいクッションなどを置くのも窒息の可能性があるので避けたほうがよいでしょう。